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moon

万華鏡を覗いてみれば

「宵山万華鏡」 森見登美彦

暑くて、うるさくて、静かで、厳か。
宵山の日におこる不思議な出来事。

宵山に関わらず、日本の昔からあるお祭りには
こういうことありそうな気がしてきた。
なにせ、大きなお祭りのない町で育った私。
お祭りに行ったら、人酔いして、
頭痛に悩まされる自分が容易に想像できる。
私にとって、お祭りとはちょっと憧れるけど、
なかなか楽しめないものかもしれない。

さて、お話はどれも、とてもよかった。
「金魚」と「劇場」は面白いし
「回廊」と「迷宮」は怖いけれど、優しい。
「姉妹」と「万華鏡」は可愛らしい。
森見ワールドっていうかんじかしら。
「馬鹿を騙しに出かけよう」という台詞、好き。
私はこれで、お祭り堪能。

テレイドスコープ を覗いてみれば・・・
こんな感じ





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宵山万華鏡 (集英社文庫 も 29-1)
森見 登美彦
集英社

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コメント一覧

u-mi
確かに
まだマシな感じですね。

ホント、日曜日は蒸し暑かったですねぇ。
家の中でも、新聞が湿気でしっとりしてました。
根無し草
今年は
暑い事は暑いでしょうがどうなるか。
去年まではGW前から暑くなって今頃は凄かった
と思いますが、今年は今のところはマシだと
思います。

昨日の大阪は湿度が凄かった!!
なんばWALKから出て少し歩いただけでジメっと・・・・・
u-mi
あ、あっさり
認められた(笑)

やっぱり暑いんですかね。
そのつもりで行くからか
あんまり感じない気もしますが。
たまに行くくらいだと
わかんないもんですかね。
お祭りは暑いのがいいのかも。

実家の近くは
実家のある道に入った途端に
気温が下がるのが、自転車やバイクだと
よくわかるんですけれど。

都会は暑いですよね。
車とエアコンの室外機とアスファルトで。
この夏はどうなるでしょう。
根無し草
その方がいいです
四条通りのホコ天なんて歩けませんよ。
それに京都の夏は独特の無風状態に
なるので、とても蒸し暑いです。

まだ大阪や神戸は海が近いので風がある分
マシだと思います。
u-mi
では、
デビューせずに引退ですね(笑)

ホントにあるお店や建物、
知ってる人にはたまりませんね。
たまたま、入った、
そのお店だった。。というのが
あったら素敵だなぁ。
根無し草
宵山とかは
20代前半まで行くもんですよ。
人いっぱい、歩き難い、暑い、店入っても
特別料金で高い、かなりエネルギー使いますし
疲れます。
山鉾巡行もあの暑い中でよく見てるなといつも
感心します(笑)

と言いつつ、大阪の天神祭の屋形船に乗るのは
川面なのか涼しげでいいです。

あのバレエ教室とか産業会館地下の喫茶店、
新町三条のコンビニは実際に存在します。

u-mi
カバーは
きっとよくできてるので
そのままなんですね。
とても綺麗だし。

森見ワールド、とても素敵です。
ホントにおこりそうだし。

では、『ぼくと、ぼくらの夏』も準備を。
根無し草
この文庫
カバーイラストが同じだったのでガッカリ
(笑)
それぞれの話が独立してるものの同時進行で
面白いですね。
当時、森見氏はこの辺に住んでたので街の
描写がすごいリアルなんです。

こういうダークファンタジー系は『きつねのはなし』もそうなんですが、未だ出ない『夜会』
もそうだそうです。

あの京大の劇団がこの作品に出ると雰囲気が
変わるのが面白いです。

もうそろそろ『ぼくと、ぼくらの夏』の
季節ですね。
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