その時は、相変わらずのご機嫌モードであったが
その後、部活に行って
帰ってきたら、元気がない。
なんだ、なんだ、どうしたんだ。
いろいろ苦労して聞いてみると
といっても、
尋ねたことに首を縦にふるか横にふるかで
確かめたのだけど、
どうも、部活友達と喧嘩をしたらしい。
そして、友達を傷つけてしまったという。
そうなのか。
私はてっきり、傷つけられたんだと思っていた。
いやぁ、私の思いこみ、よくないね。
自分の子どもは、
傷つけられても傷つけたりしないと思ってる。
そういう前提で聞いてるもんなぁ。
ポロポロと涙を流しながら
後悔する彼女をみながら
そうかぁ、そうかぁ、と思った。
事情も、内容もよくわからないけれど
彼女が非常に悔いているということだけがわかった。
許してもらえるといいねぇ。
で、今日、
あくまでもさりげなく
「部活どう?」と聞いてみる。
「大丈夫、もう大丈夫」
と、テカッと笑った。
よかった。
