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moon

「おいしくて泣くとき」森沢明夫 2020-47

「おいしくて泣くとき」森沢明夫

父親が経営する食堂で子ども食堂を開く。
同級生が食べにくる。
やっぱりいろいろと考えてしまうのかなぁ。
そんなこと思いもしなかったけれど。

自分がどうやっても世界が変えられそうにない
あまりにも無力な中学生が主人公。

でも、愛をもって接してくれる人はいるし、
それがわかっていれば 道は開ける。

2人以外の子どもたちがどうなったのか知りたくなった。
貧困家庭の問題はとても根が深いのだなぁと気付かされた。

ラストにとても救われた。
森沢さんらしい辛いけど優しい作品でした。
私的にはここ2,3年の森沢作品の中ではダントツ一番。

おすすめです。#NetGalleyJP

 

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