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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

巻きつけない冬

2009-12-16 22:27:36 | 日々随想
もしかしたら
白い街になってるかも知れない
そんな仕事が いくつかやってくる


そう思ったから 
仕事帰りに
スタッドレスタイヤに交換した


昨シーズンまでは
冬季はチェーンを積んでいて
白い日や街には 軍手でエンヤコラ 巻きつけていた


でも もう これで大丈夫
冬の高速の チェーン規制にも
ビクビクすることもなくなった


次の問題は
いつ 普通のタイヤに
戻すか だ


250年前の 江戸では
3月24日にも 大雪が降ってるし
ちょうど その頃は 大分の山の中だし


めんどうだから
いっそ 夏もスタッドレスにしておこうか


いや 


きっと春になれば
自分の車のタイヤの記憶なんか
すっかり なくなっていそうだな うん


さよなら

2009-12-15 23:42:42 | 日々随想
20年くらい前
勤労青少年寮という施設で
2年間 棲息していた


暖房も冷房もなく
十時になれば 部屋の照明が落ち
零時には 電源の全てが 失われた


だから 冷蔵庫なんか 意味がないし
ただ ただ 仕事に夢中だった


浜松の 手作りピアノ
大橋ピアノでの2年間
月8万円の 研究生費で生きていた


今日 名古屋から浜松へ移動
早目に到着したので
かつての 寮や工場を見てきた


もう どちらも 終わっていた
建物が残っているのだけれど
生命は 終わっていた


大正生まれだった 
当時の職人のほとんどは
もう 生きてない


22歳の僕は
師匠から たくさんのことを 教わった


僕が東京に戻って 半年後に亡くなった
最後の 手作りピアノメーカーの研究生
ギリギリ あの時代 浜松に行けてよかった


大切なのは 師匠じゃないんだ
どの方向へ どうやって生きていくのか


学べることなんか 僅かなんだ
自分で 自分を 育めるかどうか
学校も師匠もいない あの末っ子のバッハは
あれだけの作品を 遺したんだよ


そんな ふたつめの 故郷

むねつぐ

2009-12-14 23:50:49 | 日々随想
打ち上げは 断って
コンビニで 晩飯ゲット
名古屋まで来て いなり寿司


ふうん


このホール 2回目なんだけど
響きも スタッフも とても素晴らしい!
また 来れるかな


でも 名古屋の位置は
全く分からない
最寄のインターから ホールまでの位置だけしか…


果たして 名古屋駅から
どれくらい 離れてるのかな
帰宅したら 調べてみるか


明日は 第二の故郷 浜松へ


我孫子と 浜松と
今年は ふたつの凱旋だ!
不思議な09年



だぎゃあ

2009-12-13 21:51:56 | 日々随想
出張
ホテルだから テレビも見れるし
地方のCMは 面白い


音を消して テレビを見ていると
なんだか とても面白い
ラジヲとは 全く逆さまの想像力


音声によって
様々なものが 
曖昧になってる気がする


僕は CDとか聞く時
そのマイクの位置なんかを
ふんわりと想像しながら 音像を追う


映像だと カメラの位置を
しんなりと想像しながら
画面を見る


音声を消したテレビは
そのカメラワークへ
いつもより重心が大きくなっている


ふうん


その映像が 
どのような内容なのかを 当てっこするより
自分だったら もっと このアングルから映すだろうな とか


やたらリアルな 地上デジタルなテレビ
あらゆる技術が進歩していっても
人間のセンスまで 進歩するとはかぎらない


さ 明日もがんばろう

ダンケッシェン! 

2009-12-12 23:54:47 | 日々随想
たぶん 「誰が作ったの?」って 聞いたと思ったから
僕は 『アイ メイクド イット』 って答えたら
「オー! ユー メイド?」


そっか 
メイクの過去形は 
メイクドじゃなくて メイドなんだ


ふうん


僕は ほめられるたり
持ち上げられたりすると
すっごく 面白くなくて 反発したくなるんだ


自分がやったことは
相対的にも 絶対的にも
いろいろ 分かってるつもりだから


でも 今日 ドイツ人のチェンバリストに
この楽器を 良く評価してもらって
なんとなく 素直に嬉しかった


チェンバリストの ワイフは アルトのソリストで
本番が終わったら チェンバリストのダンナが
舞台裏で握手してくれて アルトのカミサンに紹介してくれた


カミサンも きっとドイツ人なんだろうけど
がんばって 英語で 褒め称えてくれて
フタの暗号とか いろいろ聞いてきたんだけどさ


英語 ダメだし…


でもね 
賞賛されて 有頂天になるなんて
僕には ありえないのに


とても 嬉しく 素直に受け止められたのは
コンサートの おかげなんだと思うんだ


細かいとこは いろいろあるさ
200人規模のステージだからね


でもね 感動してたからさ
なんだか 全てが嬉しかった
きっと 僕に向かって 「足が長いね」 なんて言われても
『ダンケッシェン』とか 言えたかも知れないぐらい!


あ 僕は 凄く短足なんだけどね


楽器が 褒めてもらえたことより
この空間に 立ち会えたことが 嬉しいな
みかんより おいしいコンサートだったよ