東京 青春エレキ野郎 2.
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うん
千・・書房「弾語り募集」
場所:六本木
「城」
時給 1,000円
オーディションを行うので、ご連絡を・・
と云うのが、目に入った。
「行こう」
当然,これを待っていたのだ。
◇
ヤマハのフォークギターを持って行ったが・・応募者一人一人の歌を聞いてくれた。
自分は
「心模様」と自作の曲等3曲歌った・・。
世の中一生を決める出会いがあるものだ,それは
書籍会社の社員であるK氏・飲食部の部長として六本木の広い駐車場の大きいレストランの
マネージャーをしていた方との出会いだった。
昔・六本木が酪農を行っていた駐車場近くのサイロを一部残し
リフォームを行い会員制のような一階,二階の生演奏を入れた店を造っていた。
この「城」はユニバーシティである成城大学から「城」の字を用いたものだった。
当然,その関連の有名人が、どんどん来店する。
今・お見えば恐ろしい環境でオールディーズを歌って彼らを躍らせていたのである。
そう,自分だけオーディション合格でした。
何でも,大東文化大学の空手部の副主将だったK氏の奥さんも北見市の出身で、
俺「ホッカイドウ」はこの世界に染まっていなく素朴な印象が良かったようだ
普通・店のオーディションではムード歌謡とか演歌などを選曲するが、
自作や心もようをキーを下げずに引きつって真剣に夢を追うように歌うところが
受けたようだった。特段ギターがうまかった訳ではない。
所がこのバイトは昼・配送の仕事とのダブルワークなので、うとうとしながら
弾語りで伴奏していて,途中眠ってしまい文化放送の部長に
「お前,伴奏していて眠る奴があるかっ!」と怒られたことがある。
ここは2年近くいた・・
◇
色々なエピソードがあった。
・・