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老後の資産運用 11 年配者の公務員・専業主婦のケース

2018年12月20日 | リタイヤメント プランニング
税制上最も優れた資産形成商品である確定拠出年金は主婦・公務員も加入できるようになりました。
これを利用しない手はないでしょう。もったいない

内容
掛金 →小規模企業共済等の対象で全額所得控除
運用期間中 →運用益が非課税その分、複利運用できる
受取時 →一時金受取は退職所得控除
年金受取は公的年金等控除

公務員のケース
例: 年収500万円の公務員が年間124,000円をかけた場合
所得税・住民税 各々10%として節税額は28,800円
実質 利回り 年利20%に
25年間で、総額360万出して控えめに3%の運用率として

「14,400円×37.5530=5,407,632円」となり拠出額との差は180万円となる

専業主婦
加入限度額 →23,000円(年額276,000円)
税制優遇 →運用期間中 非課税
分配益・配当・利子等に通常20%課税されるが、これらの運用益も非課税、それらは運用期間複利
で増えて行く
受取時 →一時金(退職所得控除) 年金(公的年金等控除)が適用
主婦等無職の場合は、勤続年数は加入年数に置き換えて計算される

*これからの長寿社会においては相方の死亡や離婚により、女性の老後への備えは必要です。

*確定拠出年金をするファンドは金融庁がホームページに手数の少ない、これまでの結果の優秀なファンドばかりがラインナップされていますので、ご自分でアセット・アロケーションを組みますと掛金が徐々に膨れ上がって行きます。


コンプライアンス
(資産運用は個人の責任となります。元本割れを起こすこともあります)




老後の資産運用 ⑩年配者の国民年金・厚生年金加入者は

2018年12月19日 | リタイヤメント プランニング
もし、貴方が40代~60代前後の方でしたらもう時間がありません。

1️⃣ 国民年金加入でしたら、40代の方は時間を味方に付けてリスクの高い投資も可能です。
ハイリスク・ファンドの割合を多めに5:5 か4: 6 でアセットアロケーションを組んで良いと思います。A: B

A. 株式ファンド中心のグロース運用やバリュー投資のファンド

B. 安定もの、インディックスファンド・ETF・安定債券等 の割合で

40代でしたら延長制度も想定されているイデコ・個人型確定拠出年金を、余裕がありましたら限度額に近い額で資産運用するべきです。

50代→60代へと徐々に安定資産へ比率を多くして行きます。

イデコは現在、60歳以上は掛けられませんので、それ以降はNISAへポータビリティするのです。
(現金化して使ってしまわない事 !)

個人型のイデコは受給権は加入後直ぐ出来ますので、貯金ではありませんが、イメージ的には元本保証無しのリターン多めの貯金のようなものとして進めましたら宜しいのです。

2️⃣ 厚生年金加入者は財形年金のある勤務先でしたら、積立も支払も非課税ですから、そちらを活用し、50代では債券型投信・確定拠出年金のリスク中程度のものを、じっくり育てて行くのも良いでしょう。

60歳以降は安定的な運用を中心に、遊べる資金があるのでしたら無くても元々の精神で、仮想通貨もアリなのかもしれません。
但し、別枠にして、アセットアロケーションには入れないこと。

あくまでも基本は全収入の25%前後の範囲の平均月額で運用を続行させるべきです。

「忘れず、引き落とし式で・忘れる」ことも必要です。

人生は早いものです。その間 着々と「彼は」大きく育って行っております。


気が付けば「何千万になった・億円を達成できた ! 」となるわけです。

(資産運用はあくまでも個人の責任となります)


老後の資産運用 ⑨ 年配者の財産管理・相続

2018年12月18日 | リタイヤメント プランニング
おかしなことに「俺に死ねってか ! 」と言いたくもなる・己の遺言を書くことによって気持ちは楽になり、では後20年世か・・・

今、どうしなくてはならないのかが、ハッキリとして来るものです。

1️⃣ お子さん達(兄弟姉妹)は、遺言を残すことによって被相続人の方向性が分かり、いがみ合う原因は無くなるか小さなものになる。

不動産の名義変更一つをとって見ましても遺言が無ければ司法書士他・士業を雇い、相続移転登記の手続きを依頼しなくてはならない。

2️⃣ 遺言でしたら名義変更の必要がありません。(少なく見ても5~12万円助かる)子は楽なのです。
何もかもスムーズに行く俺(私の)の財産をこうしてくれと本心の案内があるのです。

ただ、自筆証書遺言の場合、誰かが先に読んでしまったり、見当たらなく紛失もあり得ることなのです。
その為に公正証書遺言・秘密証書遺言があります。

3️⃣ 公証人手数料は相続財産に対するパーセンテージが必要です。(検認作業は不要)

4️⃣ 遺言書は勝手に開封できず、検認の作業を家庭裁判所にて行います。

5️⃣ 遺言の効力は→遺贈・寄付・子供の認知・各相続人への相続分・遺産分割方法の指定(0の方に対し遺留分がある)

*ほとんどの御家庭で現預金は一千万円以内、不動産はあるが、分けることが出来ず揉めます。
先人が指示しておいてくれましたら、悪意を持った者も従うしかないのです。

6️⃣ 財産目録を、登記証・固定資産税等請求書・金融資産・不動産・骨董品・知的財産・権利その他に分け書き方を真似その通り記入して作ります。分からなければ、専門家に聞く。

7️⃣ 遺言は何回でも書き直しができ、新しいものが採用されます。

8️⃣ 法的効力はありませんが自筆でエンデイングノートに財産目録等を載せ、自分としては「こういう風にケンカしないで分けて欲しい」等と実筆で書いておけば兄弟間では相当効力のあるものになります。

全員が合意しましたら部外者は必要ありません。法的にしっかりさせるのでしたらお勉強をして、知るのです。

老後の資産運用 ⑧年配者プランの見直し

2018年12月17日 | リタイヤメント プランニング
会社員・国民年金基金自営業者と小規模企業共済自営業者の場合は
(収入・医療・相続で退職前と大きく異なる)

1️⃣会社員の場合
通常→二階建ての公的年金プラス3分の2の方は何かしらの企業年金を乗せています。
このタイプの方は公務員・大中企業等リタイヤの方で海外旅行・キャンピングカーをお持ちで日本旅日記が出来る方でしょう。

2️⃣自営業者の場合:
特徴は65歳でも定年が無いので、国民年金のみであってもヒューマンインカムゲインがありますので、身体が動けるうちは何とか回せるのだろう。

理髪店・建築・塗装・漁業・農業等からよく聞きますのは「これっぽっちの年金でどうやって暮らせと云うんだ!」とボヤきます。→

どちらかと云いますと親に大学入れてもらったのに、そのレールを歩かず筆者もそういったタイプでした。
40歳頃から考え方が180度変わったのです。

このままでは「ヤバイ」と!

→このタイプの方は孤独死の危険がありますので、自助努力で経営者でしたら小規模企業共済・国民年金基金・60歳前でしたらまだ間に合いますので、NISAや個人型確定拠出年金で資産運用をするべきなのです。
公的年金はドンドン減っていっております。

3️⃣国民年金基金を上乗せしている自営業者
地域型、掛金をA終身型かB型で進めます。→NISAの方が良い

4️⃣小規模企業共済を上乗せしている自営業者
事業主の為の退職金制度(配偶者・中小企業経営者 可) →年金式のファンドもあります。

掛金・給付額に税制上のメリットがある。
千円からOKで、その後も凄く融通がきく国民に優しい年金上乗せ制度


平成23年1月より後継者等も共同経営者として加入できるようになっています。

老後の資産運用 ⑦年配者の私的年金選び

2018年12月14日 | リタイヤメント プランニング
これから老後を迎える人にとって私的年金は無視できない。
「終身年金」「夫婦年金」「変額年金保険」「確定年金」「有期年金」等を見て行こう。なぜ?

公的年金だけで全てはカバーできない
支給開始年齢の引き上げ
部分年金の段階的廃止
高齢化による相対的な受給水準の低下

企業年金が大きな柱だが、他を選ばざるを得ない人にとってどんなものがあるのだろうか。

私的年金に回す金額は40代から60代前後にやってくるライフイベント(中支出)を考慮した上で考えるべきです。



「終身年金」父がこれに入っていてくれたおかげで死後のバタバタした中、銀行等凍結で遺産があるのにおろせず困った時、この何百万円は、凄く助かった。

定額型→受け取り金額が一定
逓増型→毎年定率・定額で増加する、保険料は高い
死ぬまで現金が受け取れる理想的な保険だが他の商品より高め
女性の方が男性より長生きのため保険料が高い

「夫婦年金」これに入っている老夫婦の旦那さんが最近亡くなった。
被保険者(通常旦那)に年金が支払われ、死亡後は配偶者がつまり、いずれかが生きている限り受け取れる年金。

個人年金からスライドで変更できる場合もある

「変額年金保険」運用成果により受け取り年金額が決まる。
積立金は運用、株中心のアクティブ運用。ちょっと怖くありませんか、それでしたら、ご自分で納得できるファンドを見つけてNISAやiDeCoを組んだ方が宜しいです。

うとい方が、局員に勧められるがまま退職金をこれに入れてコケるのでしょう。


続きます。

老後の資産運用⑥年配者の収支

2018年12月13日 | リタイヤメント プランニング
「リバースモーゲージ」「退職後の収支」
退職後の生活費平均は27.6万円が必要、でしたら国民年金のみでは無理。

厚生年金10万円台がほとんどのはず、ではどうしますと宜しいのでしょうか。

(支出)
生活水準は人それぞれ
かかる費用も個人差がある
現役時代無理だった旅行にも行きたい
ボランティア活動に尽くしたい
田舎で農業を始める
都会で趣味や習い事で充実した生活を送りたい

95歳まで生きるとし、ご夫婦で考え65歳からの必要な生活費総額は
7千万円から1億円位でしょう。ゆとりある老後にするにはもっと必要。

(収入)
公的年金: 50歳以上からは年金定期便や年金事務所でシュミレーションしてくれます。
熟年離婚も意識しておいた方が宜しい。制度が改定されています。

(リバースモーゲージ)
担保不動産の査定額の妥当性を確認しておき、金融機関から終身に渡り生活資金を借り入れ死亡時の担保不動産の処分を行い、借入金を一括返済する方法。

ただ安易に進める事は危険で子無し以外では推定相続人の了承が何口も必要になり面倒。

住んでいる不動産以外の対象で審査が緩いリースバック方式もあります。

業者に対し「そんなん聞いてないなぁ面白くないから判をさない」と言う相続人もあり得ます。

(退職金・企業年金)
年功序列賃金体系の見直しや雇用の流動化により以前のように予測が難しくなってきている。
老後資金を検討する際それぞれの会社の制度を調べないと予想退職金の公式は当てはまらない可能性が高いです。

(自助努力)
ヒューマンインカムゲイン(人的資本)は無視できない。
寿命が伸びておりますので65歳までは常識に働くでしょうし体が効く人は70歳までと予定に入れる必要があるのではないでしょうか。

農家等はほぼ死ぬまでで働いているのです。お体にも宜しいですし・・・・ボケ対策にもなります。

老後の資産運用・年配者の確定拠出年金⑤

2018年12月12日 | リタイヤメント プランニング
《 ライフデザインの見直し 》 家族の資金繰り計画

(定期な見直し )

人生には様々なことがあり、5年前にはこれで良いと感じた内容は、家族構成・職業・収入増減・作成当時の希望や要望の変化等によりライフスタイルが変化して行くもので、それらに対応し見直し、修正を図らなくてはなりません。

四半期ごとが一番良い

加入者の人生の目標を達するには何が、必要なのか、何が不足しているかについて確認して行くこと。

出産・死亡などで家族構成が変わる場合、収入が特に厳しくなった場合、予定よりも早く住宅の購入をすること
となった場合はライフプランを修正することになります。


(不定期な見直し)

予想できない大きな支出や不慮の事故等、加入者のキャッシュフローや貯蓄残高に大きな影響を与えることが、起こった場合は、見直し中に意見・要望を取り入れ可能な限りそれに添う形で修正してして行くべきです。


見直しの留意点:

修正する・しないに係わらず見直しを定期的に行うべきであり、家族会議の機会を持ち、大きい子の意見も聞き本当に修正しなければならない事を冷静に判断して行きます。

運用内容等の修正にはコストも発生しますし、途中頓挫の危険性もありますので慎重に当たらなくてはならない。

つい資産運用を貯金のように考えてしまい、下ろせば大金が入るように思いがちです。

それは厚生年金を解約するようなとても危険な考え


あとあと老後に、終身年金のように利益を出し続ける大元なのですから、大切に育てましょう。

老後の資産運用・年配者の確定拠出年金④

2018年12月11日 | リタイヤメント プランニング
人生の検証、修正:
年配者の人生観、目標、80歳以降のご夫婦の予想生活は?
この辺がはっきりしていませんと運用する内容が全然違ってきます。

《 投資計画 》
1️⃣分譲マンションも含む持ち家
分割払いの繰り上げ返済費用

2️⃣不安の残るご子息への準備金
・ご結婚をしていない
・離転職が激しく不安定な状態
・離婚しお孫さんを1人で育てている予想援助金など

3️⃣介護施設へ入居する時の預け金と凡その月額費用
これらを踏まえて資産運用に二面性を持たせて途中頓挫を避けるために25%の運用費用を考察

長期アセットアロケーション: 何があっても絶対売却換金しない→
比率はインデックス(パッシブ)運用ファンド: アクティブ運用ファンドの対比を6対4から8:2とする

短期アセットアロケーション: 5年から15年までと考え、株式ファンドや債券もポートフォリオに入れ対比は上記に習い5:5から4:6にするグループ

短期ファンドグループは1️⃣と2️⃣に対応するために育てておく戦略的アセットアロケーション。

この二面性のアセットアロケーションの出資者が後期高齢者になられる辺りには大幅なリバランスを行い、短期アセットアロケーションを長期に統合させます。

ここまで何もなければ、ここからは子供として責任を取ってもらい積極的関与援助はもうしない。

*経験上3️⃣に関してサービス付き高齢者住宅には反対であります。方策

①要介護1からヘルパープラスアルファ
②様態を見て要介護2~訪問看護士を加えて行く
③在宅介護。老々介護は無理です。要介護2からはご家族が参加となっておりません
と①のみでは40分位ですぐ帰ってしまいその後一人で無理です。

以上により自宅介護でお子さんに手を握ってもらい看取ってもらうことが、1番望ましいと思います。


老後の資産運用・年配者の確定拠出年金③

2018年12月10日 | リタイヤメント プランニング
老後の生活プランと投資計画:

誰もが、リスクは少なくリターンは多くと考えるものでありますが、現実にはそうはいきません。

その人それぞれ、資産状況、リスクレベル等は違いますので、ここで同じパターンの結論は出せないのです。

その為にも、運用希望者の家計簿、資産状況、預金はいくらか等を把握できない事には教えられないのです。

本当の意味ではマンツーマンでついて差し上げなければ資産運用の成功はかなり難しいでしょう。

トレーナー無しで、一流に運動を上手くなる・それは無理です。

《 投資計画 》

1️⃣キャッシュフローの分析: 年間収支が赤字か黒字か
退職後のどの時点で、マイナスになるのか、では退職後どうするかの方向性がでます。

2️⃣自分の家庭を法人と、捉え家庭バランスシート(貸借対照表)を作成してみる。

3️⃣大きなお金が、出る事になっているイベント=車購入・お子さんのご結婚・香典等予定金・学費等を予測し金融積立に食い込まないように用意しておく必要があります。

ですから資産運用は月の全収入の23%~26%迄の範囲で抑えるべきです。

4️⃣ある意味忘れる・引き落としを気にしないことも大事
やがて、ご家庭を大助けする金の延べ棒のようなものですから、決して途中換金はしない。

5️⃣貯金のように思ってはいけない。公共料金の気持ちでいる。

6️⃣かといって「ほったらかし」ではいけません。




次回は定期的な「リバランス≠見直し」と退職後について考えてみましょう。

老後の資産運用・年配者の確定拠出年金②

2018年12月07日 | リタイヤメント プランニング
老後の生活プラン:

人生イベント: 2人の子のあるご夫婦のケース

1️⃣60歳前後に結婚が2回やって来ます。
ここで子供保険・学資保険がよく出てきます。

ですが両方とも運用商品です。よく「死ねば入るから」と言いますが、ほとんどの場合死にませんので、それは横に置いておき得か損かで考えるべきです。

なぜ非課税のジュニアNISAや短期でのアセットアロケーションを組まないのかと思います。
(非課税・自由・5年もの、延長で10年、魅力的なリターン)が用意されている。
*非課税の魅力は非課税ではない場合20%税が引かれるところ、引かれないのでしたら、20%リターンがあるようなものです。
それプラス最低でもリターンは3%は付くでしょうから23%のリターン効果があるのです。
これは凄い魅力です。

2️⃣車の購入イベントが、3台位60歳前後にあると思いますが、これからの10年間。
電気自動車全盛時代が来ますと車税が必ず上がるでしょう。

みんなが、あたりまえに乗りますと、現在の優遇策も終えるでしょう。

そんなに車にお金をかけられませんね。車は金食い虫なのです。
1台減らしましょう。

3️⃣海外、国内旅行: 旅行は70歳代・80歳代で行くものではありません。

50歳代・60歳代、遅れても70歳前後で行くべきです。

その楽しみのため頑張るのでしたら良いことです。

でも夫婦で3度は多いですよ。 車中泊でしたら出来ますけど、夢は持ちましょう。

4️⃣収入予想としまして:(現役時)

a.世帯主・配偶者のヒューマンインカムゲイン(人的資本)
b.保有金融商品からの運用益収入
c.不動産の賃貸収入

(退職後)
a.公的年金
b.退職一時金
c.企業年金
d.貯蓄からの運用収益
e.その他、相続財産取得や不動産譲渡駅等

が、キャッシュフローに載ります。

専門的になりますが、本来はインフレ予想、貯蓄額の予想
こういったものをパソコンの表計算が、できるもので、常に見れるようにしておき、ご夫婦で老後とご家庭の未来を計画しながら進めて行くのです。


これらのことを「ライフプラン」といいます。

老後の資産運用・年配者の確定拠出年金①

2018年12月06日 | リタイヤメント プランニング
老後の生活プラン:

退職後の資産設計を会社に頼る事なく行う場合
金融資産が少なく、退職後の収入が年金中心の方もおられるので、慎重に運用を進めなければばらないです。

その場合に、自分のライフ・プランを取り込んだ上で運用を進めて行かなければ必ず途中で頓挫してしまうものです。



ご家族をお持ちの資産運用を意識して考えて行きましょう。

ライフ・プランに合わせた投資計画:

1️⃣安定的なファンドを中心にアセットアロケーションを組むべき

2️⃣リスク許容度は進め具合により、アクテイブ運用等のリスクを多く取るものを増やす時期、パッシブ運用をさらに進めて行く等、その人のご家族のマネー事情に対応させ1年毎に、有意義な方法に向かうように臨機応変に進めて行く事

3️⃣それには細かくする必要はないが、大まかなライフプランを、家計簿のように付けておいたほうが良いのです。

4️⃣長期資産運用は、絶対に途中で中止すべきものではありません。なぜなら

5️⃣複利効果・運用成果等やドルコスト平均法も買い付けに行けなくなり、大変に損な内容で終えてしまうからです。



生活家計内容を把握して置きませんと支出が、運用資金に食い込んで来る事があります。

・車の好きな方は何年毎に買い替え予定か、旅行は海外か国内か、そういったビックイベントの計画を想定しておきます。

・不意の出費に備え運用資金とは別に定額・定期等は長すぎない期日に設定しておくか、3年もの5年ものの債券は長期運用ではないので、社債・米国債で預ける事も宜しいのではないでしょうか。


次回はもう少し、ライフプランを意識して行きましょう。

老後の資産運用・20・投資効果の検証方法

2018年12月05日 | リタイヤメント プランニング
信頼できる投資信託を選ぶには、銘柄選択能力、投資タイミングが優れているファンドマネージャー在籍の会社で、コストを考えてくれるファンドを探すことです。

投資スタイルは自分で考え優秀ファンドに30%から35%を割り当て非課税を採用しアセットアロケーションを組んで行く。

ただ、アセットアロケーションをセットは90%・100%信ずるのではなく、その他の要因も全体の成績に影響を及ぼことがあり得るとの考えを、持っておくべきです。

次に
評価の問題点:
元本と考えても100万円~1000万円を託している個人投資家が多いと思いますが、細かくその「実際」も知らなくてはならない。

1️⃣投資評価の問題点: 定量分析では評価ポリシーに欠けるところが無いか

2️⃣定量評価では標本数が少な過ぎて最低でも3年分の月次データーは欲しい

3️⃣スター・ファンド・マネージャーの、転籍や異常に多いファンド数

4️⃣最終評価基準は様々であり、異なる評価会社の結果を比べてもほとんど意味がない・など

コスト管理:

運用そのものが良くなかったのか、それとも手数料が多くとられているからなのかは、こちらの方では分からないようになっている。

運用報告書で銘柄や商品の売買コストを分析しておき、年に1度はコストのモニタリングをしておきましょう。



投資格付け:

A格とした評価機関の責任者が「リスク調整後でファンドを見るとき、それは必ずしも最も利益を生み出すファンドを意味するものでは無い」と言い訳しB+格に格下げすることもあるので、格付けを100%信用してもいけないのである。


次回からはリタイアメント・プランニングを始めます。(略してリタイヤメントP)

老後の資産運用 19・バイ&ホールド

2018年12月04日 | リタイヤメント プランニング
リロケーション: 加齢等によりリスク許容度の変化を必要とする時に対処する為に見直しを行ったり、また期待リターンとリスクが変化した時にも行う。

リバランス: 最初に想定したポートフォリオが大きく外れたときに本来の設定に戻す。

単に投資信託の時価を調べるのではなく資産配分に置き換えて検討することが大事である。
1年に1回ペースで商品構成を変更=スイッチングする。

更に要求を目指す投資家は「戦略的アセットアロケーション」を実行すればよい。

それに対して

バイ&ホールド: 考え方は「あ~だ、こうだ」考えずに、買い付けたからにはその配分を修正せずに持ち切る事も一理あり、個人投資家の場合

基本は持ち切りにして、アセットアロケーションの剥離が、目立つ時に限りリバランスを検討する方が手間もコストもかからず「老後の資産運用」して適しているといえます。


◇ 「動かさないが勝ち」= バイ&ホールド


例えば2018年12月時点としてトランプ、中国が貿易戦争をしているが、これが良くない事態となり、世界経済の情勢が金融も含め本当に大きく動き始めれば、リバランスをするべき

でありますが、中国が寸での所で、「降りる」動きを見せるのでしたら

バイ&ホールドで良いわけです。

といいますのは仕方なく心配だから買い付けを新たに起こす事は、買い付けが手数料が発生します。

手間もかかります。

間に入って業者へ手数料・手数料・手数料とコストが嵩みます。

リターンが魅力で行ったが、それらのいくつかの手数料を差し引くとそれで本当によかったのか?

となることもある。

このように見ているのです。

老後の資産運用 18・番外編・企業年金小話

2018年12月03日 | リタイヤメント プランニング
ある人に繰下げ受給をしますと、かなり増えると説明しておりましたが、その方3年間、厚生年金基金(企業年金)をしていた時期があり、現役時代の時に、5,000円から7,000円位天引きをされていたと「ブーブー」いっておりました。

しかし、本年金を繰下げ受給に1年半したところ増額となり、今は増えた分を受け取っています。

これをしますと厚生年金基金の方も一緒に繰下げすることになっており、同じく繰下げにしましたが、当時基金の運用期間は3年しかなく毎年12月に1年分として28,000円の受け取り、だったものが、こちらも増額となり31,200円になり、嬉しく満足だと言っておりました。





1️⃣よく死ねば、損をする、掛け捨てだから。

2️⃣厚生年金基金は破綻した。とか言っております。





しかし、このように、キチンと受け取っており、これらが「ガセネタ」で、受け狙いのTVコメンテーターのオーバートークだということが証明されました。

年金制度が破綻する事はありえないことで、平均寿命もドンドン男性90歳代へと伸びているところであり、むしろそれに惑わされ繰上げ受給をしてしまった方の少ない年金への不満(自業自得)が目立ってきているようです。

何も言っていませんが、心の奥底で失敗した ~と思っているはずです。

一旦繰上げ受給にしてしまったら元に戻せませんので。


支払う側は内心ほくそ笑んでいるでしょう。

老後の資産運用 17②戦略的アセットアロケーション

2018年11月30日 | リタイヤメント プランニング
誰しもが金は欲しいのである。

問題は出来るだけ損をしないで得は一杯取りたいのである。

それをかなりの確率で可能にするため、投資委託会社のポイントゲッターは世界情勢等を常に気にしながら頑張ってくれているのだ。

次の項目をできるだけ理解し、意識しながら運用を進めてみる。

1️⃣バイ&ホールドで30年間投資家は長期のリターンとリスクを推定し平均分散アプローチをすると良と考える。

2️⃣短期的ですとリスクを受ける確率は大きくなるが、長期保有をすることにより互いにボラティリティの上がり下がりが、とどのつまり打ち消し合うことになるので、ポートフォリオにおける平均回帰資産の保有率は増えてくると考えられます。

3️⃣リバランスは必要であるが、平均分散アプローチを繰り返し実行すれば長期の最適戦略とは一致しないことが理論上確認されている。(内容をいじることは必要だが、あまりにもいじりすぎないようにすること)

4️⃣一時的リターンを上げる資産にタイミングよく投資することが戦略的アセットアロケーションである。(TAA)

5️⃣さらに投資機会の変化との関係を考慮しポートフォリオを構築する先見性のある対応を(SAA)
戦略的アセットアロケーションと言います。

6️⃣結論的には、長期投資では平均分散アプローチである最適ポートフォリオを戦略的アセットアロケーションの含意に従い修正することが、現実的に求められます。

脚注
*バイ&ホールド:長期的にみますと金融市場は良い利率のリターンを与えるもので証券購入後、長期に渡り保有し続ける投資戦略のこと。
*平均分散アプローチ: 最適なポートフォリオの構成を分析すること。
*二つの戦略的アセットアロケーション: TAAとSAAの違いは

Tacticail → 駆け引き・抜け目のない・戦術的な
Strategic → 戦略上必要な