バナナはおやつではありません

映画感想。
個人的感想なので
あなたの鑑賞の目安にはなりません

今度は愛妻家

2010年10月06日 | 邦画
出演: 豊川悦司, 薬師丸ひろ子, 水川あさみ,
濱田岳、石橋蓮司

結婚して10年。
かつては売れっ子カメラマンだったが
今ではプータロー同然の夫と、健康オタクの妻。
ついに愛想を尽かした妻が離婚届を突きつけるが
1枚の写真を機に夫がある行動に出る。
ダメな夫婦が織りなす笑いと涙の感動作。
前半は笑いが随所にあって
トヨエツのダメ亭主的ないい加減なところや
薬師丸ひろ子の奥さん振りが可愛らしい
衝撃的なオカマの石橋蓮司
草食系男子を演じたらNo1な濱田岳
セリフのやりとりやら動きやらコミカルで
この雰囲気からどうやって感動的になるんだ?
トヨエツが改心していい夫になるのか?
真相がわかったら
ほほぉ・・・
そういうことかと
確かに奥さんはトヨエツ意外の人間とは絡んでないし
いつも同じ服で唐突に現れるし
飲んだにんじん茶は減ってないし
最後に離婚記念だからと撮った写真には
1枚も奥さんは写ってないし
「俺の想像もつかないような事を言ってくれ」
泣きの演技ですよ
オッチョが泣きの演技ですよ
予告やらCMやらで使われた
「今度は大事にするから」
これでおそらく全国のお茶の間を涙にしますよ
きっと、たぶん
なかなかに良い映画でした

ボーダー

2010年10月05日 | 映画感想 は行
ハリウッド屈指の大スター、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが
『ヒート』以来12年ぶりに本格共演を果たしたクライム・サスペンス

俺の大好きな俳優2人が共演
完全に2人が一緒に映ってる姿に感激
脳汁垂れ流し
ストーリー:
20年以上コンビを組み
固いきずなで結ばれたニューヨーク市警のベテラン刑事ターク(ロバート・デ・ニーロ)と
ルースター(アル・パチーノ)
あるとき、犯罪者ばかりをねらった連続殺人事件が発生し捜査を進めていくと
状況証拠などがタークの犯行を示していた。
二人は汚名を晴らすべく捜査にのめり込むが
彼らの人生を変える衝撃の真実が待ち受けていた……。

犯罪者ばかりを狙った連続殺人事件が起きてるわけだけど
デ・ニーロの独白とも取れる取調べの映像を
間に挟みながらストーリーは進行
やがて同僚の刑事役のジョン・レグイザモが
犯人は刑事だと疑い
さらにデ・ニーロが犯人だと決め付けて
捜査を開始
確かにアル・パチーノと比べたら
どこか怪しく犯罪者を平気で殺しそうな雰囲気で
アル・パチーノに関しては
ここ最近の正義感漂うイメージで渋い
が、最後の最後でどんでん返しが!
まさかの相棒のほうのアル・パチーノが犯人だったなんて!
構成的にずっとデ・ニーロの犯罪と見せていたのに
久し振りにストーリー展開に騙されちゃったよ

ゴールデンスランバー

2010年10月03日 | 邦画
オズワルドにされるぞ!
と、告げられた主人公の青年が
首相暗殺の犯人に仕立てあげられ
ただ、ひたすら逃げる逃走劇と
主人公の背景の青春映画

出演は 堺雅人、竹内結子
吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之etc

映画はあらすじから
完全なサスペンスかと思ったら
会話の節々、場面場面で笑えるとこもあって
特に主人公が2年前に宅配の仕事中
襲われそうになったアイドルを助け
一躍有名に。
関連人物が皆
助けたアイドルと
やったのかどうか
何回も聞くのがおもろかった
気になるのはそこかよ!
本当に重大な事件な巻き込まれてるのか?!
的な雰囲気は漂ってたね
展開も最初からどんどん飛ばし
映画開始そうそうもう暗殺か!

本当の犯人は誰で一体なんのために?
首相を暗殺、犯人でっちあげで
黒幕は誰なのか?!
キャスト的には香川か!
なんて予想も無駄で
事件の結末は特に明かされる事なく
決してハッピーエンドとも言えないラストも
あれはあれでハッピーエンドか?

ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

2010年10月02日 | アニメ映画
図工の時間に「わたしの好きな歌」というテーマで
絵を描くことになった。
まる子は音楽の時間で習った『めんこい仔馬』にて
飼い主の少年と仔馬とののどかな日常を描こうと決める。
そして、静岡の駅で絵描きのお姉さんと知り合い
交流を深めていく

唐突に今夜は映画日記です
しかもアニメ放送20周年を迎えた
「ちびまる子ちゃん」です
長編劇場用映画第2作
映画の特徴としては
”わたしの好きな歌”とあるように
映画全編に渡り色んな歌が流れる
主な曲は
・ めんこい仔馬(クラスのみんな)
・ 1969年のドラッグレース(大滝詠一)
・ ダンドゥット・レゲエ(チャンプルー・DKI)
・ ヒロシの入浴(父ヒロシ)
・ はらいそ(細野晴臣)
・ 買物ブギー(笠置シヅ子)
・ 星を食べる(たま)
・ B級ダンシング(はまじ・関口君・ブー太郎)
うまく融合しているかどうかは分らんけれど
歌パートがなかったら
絵描きのお姉さんとの出会い
お姉さんが結婚してお別れするまでの
出会い・別れの切ないスト-リー展開やけど
ちょくちょく歌が邪魔する場面も
特にはまじが書いた絵のテーマで
・買い物ブギなんて爆笑ものの
アニメーションがながれる
わて、ほんまによういわんわ
それと、出来事は前作の1年間(大野君と杉山君)
と同時期に進行している事が
作中で分る
なお、この映画は数多くの楽曲を使用している関係(著作権法)
からか、やっぱりDVDが発売されておらず
2010年現在(アニマックス以外)では
廃盤となったVHSでしか公式に
視聴する手段はないらしい

ウルトラミラクルラブストーリー

2010年10月02日 | 邦画
青森を舞台に、農業で暮らしている子どもみたいな純粋青年が
初めての恋に向かって駆け引きもためらいも一切見せることなく
文字通りの体当たりで暴走していく姿を
全編津軽弁のセリフと破壊的なパワーで描ききった
衝撃のラブ・ストーリー

まさにウルトラミラクルなラブストーリーでした
いや・・・ラブストーリーなのか?
途中からめちゃくちゃになってくるんですよ
そもそも、最初から陽人(松山ケンイチ)が
ハチャメチャなんやけども
畑にすっぽり入りキャベツみたいに頭だけ出して
子供に農薬かけられてからは
とんでもない方向性に向かっていくぞ!
なんでも恋焦がれる町子先生が農薬かぶる前よりも
農薬かぶってまともになったほうのがいい
そういったから、シャワーを浴びるかのごとく
農薬シャワー
町子先生はこの時点ではまさか農薬浴びてるとは
知りもせず
行動はエスカレーして浴び続けた農薬のせいで
陽人は倒れてしまうんyけども
すでに心臓は動いてないのに生きてるという不思議
もう、こっからはどんどんわけわからんぞ!
ばったり陽人とであい事故で死んだ
町子先生の元カレが登場
スーツ姿の首なし男
「首がどっかの屋根に飛んでわかんね~んだよな」
なんかそんな会話してたな
これはすでに死んでからの世界なのか
農薬で倒れて意識不明の状態で見てる世界なのか?
このあと元」カレと別れたあと
ばったり倒れて死んだ・・・
と、思ったらすぐに生き返ってきた
なんでやねん!
そのあと、町子先生と山を散歩中
熊と間違われて漁師に撃たれて死亡
ラストくらいすっきりさせるだろう?
後半からまったく意味がわからんのやから!
保育園の子供たちとピクニックに行く町子先生
鞄から取り出した陽人のホルマリン漬けの脳みそ
それを使ってハンカチ落としさながらの
遊びに講じるんやから全くもって意味不明
草むらの物音に気付きあろうかとか
脳みそを投げる
現れた熊がその脳みそをがつがつ食べて
最後は町子先生の笑顔で終わり
余韻すらなく歌が流れてくる
きっと、この映画を読み解くキーワードは
・時計(なぜだか町子先生はたくさんの目覚し時計を持っていた)
・ヘリコプター(農薬散布か?)
・農薬
・首なし元カレ
そして、結局
俺が導き出した答えは!!