Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

蒲生Ⅲ:野口健蔵記念館

2015-05-17 22:30:00 | 美術・絵画





左:和服を着てキャンバスに向かう顔もリアルな健蔵マネキン。




美術館の3年間の間に、興味を持った滋賀出身の洋画家がいます。
それが、 野口健蔵 


蒲生の遠足、次は 『野口健蔵記念館』です。



目を疑うりっぱさ!
裕福な生家と知ってはいたけど。



ここは、『記念館』として建設されたものではなく、
実家の傍ににたてられた、彼のアトリエの為の離れ。



この恵まれた、広いアトリエの一面のから、
今でも野口健蔵の描いた蒲生の風景がひろがり
その間に、彼の描いた板塀が見えます。



彼は、東京美術学校を卒業し、一時機は日本画に転向。
その後再開した洋画で帝展に連続入選・特選を受賞する力を持ちながら
故郷に戻ると、その頃の若手用画家たちのように洋行することもなく
郷里の蒲生の自然を描きつづけ、43歳で病死しました。



当時の他の画家とは、全く違う独走態勢で
描き続けた彼の作品は、美しい色でうねり
そのまま描いていたら、
自身の抽象画を描きはじめていたでしょう。



今回、はじめてここを訪れ彼の視線で
この窓から外を見られたことに、感激。
そして趣味のいい内装にも、感動。







その後、濡れた草のあぜ道を通って、健蔵の描いた川辺へ。




□  □  □




洋画の次は、日本画
東近江市川合寺町西蓮寺を訪ね、
生涯、桜だけを描き続けた織田瑟々の作品を
数点見せていただく。







ランチも、リサーチのうえ予約の





近江 日野牛『岡崎』。

お肉がおいしいと、ハンバーグも美味しい。



色々骨を折ってくれた幹事さん、地元の観光ボランティアさん
お寺の人たちのおかげで、本当に有意義な遠足でした。



ホントにメンバーにもめぐまれてたなー。と感じた一日。



あー。みんなと(こんどこそ)これが多分最後。。。
と、この時は思っていたんだけれど、翌月次のお誘いが。。。
次回は、先約があっておことわりしたけど、
社交辞令でなく、美術館外の活動は今後も誘っていただけそう!?



怠けたいだけで、やめるのに。。。

nose3

うれじいいぃwwwずるっ。




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4 コメント

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Unknown (pin)
2015-05-21 21:16:29
また、遠足のお話が聞ける~じゅるるる(≧∇≦)
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Unknown (Hermit)
2015-05-22 14:09:06
>pinさん

ん?よろこんでくれている?
退屈じゃないかなぁって、少し心配。^^;
返信する
Unknown (pin)
2015-05-22 17:10:53
はーい*\(^o^)/*
喜んでおりまーす!!
楽しみでーす(^_-)-☆
返信する
Unknown (Hermit)
2015-05-22 23:38:46
>pinさん

ありがとう。。
はげまされますーぅ。
返信する

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