ずぼらな毎日。・・・これでいいのか?

我が子の振り見て我が振り直せ。ああ、私って一体何を目指してるんだろう?と疑問を持ちつつ、とりあえず今日も頑張る。

一気に親近感

2009-05-05 00:00:00 | Weblog
実家に帰り、テーブルの上に「作家 万城目学」のメモ書きが・・・。

そう、あの「鹿男あをによし」やら「鴨川ホルモー」の作者の名前。

母親に「何で、ワザワザこの人の名前をメモ書きしておいてあるの?」
と聞いてみると
「え?この作家さん、知ってるの?」と驚いた様子。
「うん、かなり有名やん。ドラマにもなったし、映画にもなってるで」と教えると
「へ~、すごいなぁ」と感心した様子・・・。

何故。全然知らないのにメモ書きにしてるのか、「?」が頭を支配した。


聞いてみると、私の今は亡き、弟の同級生だったことが判明。
GW中にお墓参りに来てくれた元同級生が教えてくれたのだという。


元々、本は呼んだことなかったけれど、『鹿男~』のドラマは結構、楽しみに見ていた私。
もう、一気に親近感が沸いてしまった。

早速、親がくれた図書券と足りない分は姉にお金を出してもらって
『鴨川ホルモー』と『プリンセス トヨトミ』
エッセイの『ザ・万歩計』を購入。


いやぁ、かなり面白かった。
関西が舞台と言うこともあり、読む前からかなりの期待感はあったけれど。
裏切ることなく。

エッセイは母親が先に読んでたけれど。
読みながら、何度も吹き出し、大笑いしながら読んでいたので、子供たちが
「ばあば、何が面白いの?」としつこく聞いていた。
特に母のお気に入りは、やはり中学高校での場面。
「技術」の時間の野菜作りの件(くだり)は
「そういえば、なんか学校で作ってたわね~。もう、何か忘れたけれど、なんか持って帰ってきたわ・・・」と懐かしそうだった。


その後、私がエッセイを読み、大笑いしていたら
子供たちが「大根?大根のところが面白いの?」としつこく聞いてきたけれど・・・。
(母親がエッセイの技術の内容の所を子供たちに説明したようで・・・)

マキメ氏の記憶力の良さ、感受性、行動力にすごく感心してしまった。
今でも思い出しては笑いそうになる。


で、買った本はこちらに持ち帰り、周りの友達におすすめしている今日この頃。

ちなみに私は「鴨川ホルモー」にはまった。
これを映像化で見たいなぁと素直に思った。
映画も見に行きたい。

「プリンセス トヨトミ」は最初は「ふーん」って感じだったけれど
終わりのほうは思わず泣きそうになってしまった。


親近感が沸いたので、密かに(?)応援しようと思う。