ゆめの、12歳離れた姉弟の観察日記とバスケット(JBL・bj・車椅子バスケ)応援ブログ
銀の夢



 会社で
 「几帳面だねぇ」と言われました。

 私、
 家では全く几帳面ではありません。

 性格もどちらかというと
 「ど~でもいいんじゃない?」といった感じなのですが

 確かに
 仕事に関してはそこそこ几帳面に処理しているかも。
 (その反動が家で表れちゃうんだな、きっと)




 「几帳面」といって思い出すのは
 ズバリ私の父です。

 えっちょまえに
 オサレな車にのってブイブイ言ってる『ひげおやじ』です。

 
         
      (バンデンプラプリンセス)



 確かに
 めちゃめちゃ几帳面な性格ではありますが、
 どこかお茶目な几帳面エピソードを二つほど。



 私が一人暮らしを始めた頃
 実家からあれこれ荷物を持ってきてくれた父と母。

 その中に
 新しいアイロン台がありました。

 ふっと裏を見ると
 何やら数字が羅列してあります。


 几帳面な父は
 買ったものには何でも名前やら日付を書くんですね。

 アイロン台の裏の数字は9桁の数字で
 いつものような年月日でもなさそう・・・

 「これ、何の数字?」と聞くと

 「わからないしょ」とそれはそれは得意気な顔をして
 「反対から読むんだよ」と。

 確かその数字はこうでした。↓

 『076○○○○○○』(後半の○は後ろから年月日)

 ラストの3桁は?



 値段だそうです。

 ・・・670円
 
 しかも、なんで逆さまに?

  

 もひとつ、
 私の高校の修学旅行でのこと。
 ホテルの部屋で荷物の整理をしていたら、
 友人が私の旅行カバンに書かれた文字を見つけました。

 父は私の買ったばかりのカバンにも
 また住所と名前を書いたわけです。(勿論日付も)

 しかも全部アルファベットで。


 実は父は大学時代、
 アメリカに留学する夢を突然絶たれた変わりに、
 米軍基地で数年仕事をしたそうで

 何気に英語が話せたのです。(当時は相当)

 
 で、
 得意げにカバンに書かかれた文章がこちら↓

 『○○○○ASAHIKAWA HOKAIDO JAPAN』


 カッコつけたどころか
 「ホカイドウになってるよ~」と
 
 みんなの笑いの種になってしまった可愛そうな父なのでした。



 そんな父のもう1台の愛車

       
      (メッサーシュミット)










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