すでにチームの向かう先は
週末のパナ2連戦なのでしょうが、
昨日のあの試合をこの眼で見て
残しておくべきだと思い書きます。(かなり長いです)
私がこれまで見た中でも過去1番に重いゲームでした。
はっきり書きますが
最悪。
でもそれはね、
プレイ以前の『ココロ』の部分だったんです。
「みんな一体どこを向いて戦っているの?」
「なんで下向いてるの?」
「いつもみたいに、集まらなくっちゃ!」
「ストレスばかりが空回りしてるよ・・・」
「どうしたの?どうしちゃったの?」
いくら私が素人でも、
明らかにおかしなレラが目の前に居ました。
途中、野口が気持ちのいいスリーを放ったり
自分より圧倒的に大きな外国人のシュートブロックを見せたり、
4ピリ残り5分、
オールプレスからのゾーンに変えてから
べべちゃんの連続スティールで流れが一度変わるなど
何となく
『俺を出してくれよぅ!』と、
とにかくウズウズしているような二人のプレイにしか
昨日は目をひくものはありませんでした。
良太は
とにかく迷っているように感じました。
ゴール裏から、良太の走り出す背中をいっぱい見てきたけど
あんなに自信なげに走っている良太は
初めてかな。
折茂さんも
とにかくストレスと戦っているように見えました。
多分、だからゆえに
審判に対してのストレスをも倍増させてたし・・・
タイラーも
ジェイも
全く別人だったなぁ。
レラを初めてみた友人に
「外国人、だめだね」って言われて
「今日がひどいだけで、ホントはもっといいんだよ」って言うのが
すごく悔しかったです。
朝山さんも、
やっぱりどこか別のところをみていました。
多分
自分でもよくわからないところを。
自分に待ってるパスが来ないとき、
大事な場面でのチームの連続ミスのとき、
自分がシュートを決められないとき、
何度首を振って
どこかを見ていたことか。
前のように
チームのみんなを集めて鼓舞することなんて
とっても出来るような状態ではなかったですね。
そして
東野HC。
比べるのはオカシイけど、
今、
彼が一番苦しいのではないかと。
ただ
試合が終わって、
何故か見知らぬ土地をとぼとぼ歩きながら
凹んでいたと同時に
どこかふっきれた感が沸いてきたのも事実でした。
人間だもん、上手くいかないことがあって当たり前だし。
あんなに、もがき苦しんでるメンバーを目の前にしたら
むしろ愛おしくさえ感じてしまいます。
いくら生粋のアスリート達だって
生身の人間なんだなぁ。
もうこれは、
ただただ応援するしかないじゃん。みたいな?
だから
『昨日の試合、見れて良かった』なんです。
実は、
昨日の帰りの飛行機、レラメンと一緒だったんです。
人数も少なく、
とっても小さな飛行機だったので
待合ロビーではすぐソバに居たのに
声なんてかけられるような状態じゃなかったです(私が)
乗り込み放送と同時に
さっさと乗ってしまおうと思ったらば
なんと一番前のしかも通路側の席。
目の前を乗り込んでくるであろう選手達に、
下向いて知らんぷりするのも変だよなぁ、と
勇気を絞って(ホントです)
「おつかれさまでした」と声をかけさせてもらいました。
(みんな、ちょっと『ギョッ』としてました・・・)
千歳到着後は
それこそ一番で降りてとっとと飛び乗ったJRの中で、
『う~ん、
あの狭い機内の中で、選手達と一緒だったんだぁ。
もし飛行機が墜落でもして海に落ちたら、
救助ボートとかに一緒に乗って運命共同体だったのかもなぁ。』
と
つまないコトをふと考え、
『もしも勝っていたら、
どうどうとハイタッチ独占してもらってたのになぁ。
つくづく私ってついてないなぁ。
・・・ん?
もしかして、負けたのは私のせい?』
と
かなりな確率でのこの不吉な予感が
どうぞマチガイでありますように☆と願ってきたのでありました。
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