ゆめの、12歳離れた姉弟の観察日記とバスケット(JBL・bj・車椅子バスケ)応援ブログ
銀の夢



(カメラのケーブルを忘れてしまったので、
写真は家に戻ってからアップします。)




『OSGフェニックス東三河』
脅威のJBL戦9連勝です。


でも
試合後体育館を後にする朝山さんに
「おめでとう!」とは言えませんでした。


『今日はレラカムイの方が強い』
最終ピリオドまでそう感じてしまったし、

得意のアウトサイドシュートは
誰も爆発しなかったし。


ディフェンスは悪くなかったとは思うけど、

良太くんの早い戻りに何度翻弄されたことか。
レラの厳しいスクリーンにも苦戦していたし。



(そう簡単には勝ち続けられるわけないよなぁ)

そう思った矢先に
鈴木鉄夫さんのドライブで逆転!

そうして
同点でむかえた残り7秒でのOSGスローイン
ホークの外れてしまったシュートを
レラの外国人に交じりながらもぎ取った鉄夫さんのリバウンド・シュート

ファウルをもらって残り0.8秒でのフリースロー


深い深呼吸をしてゴールを見据えた鉄夫さんの横顔は
とても強い目をしていました。


2本とも決めた鉄夫さんの
試合終了後のあんな笑顔、見たことありません!

これでもか!っちゅうくらい
みんなにボコボコ叩かれてました(笑)

前半戦の悔しい時間は
もしかして今日のためだったの?と思ってしまうような

ドラマのようなそんな結末が
ちゃあんと用意されてたんです。


それから
向人マネージャーの泣き顔も
忘れられません。

そしてそんな彼を支えてあげてた勝又くんも。




今日も
川村くんは試合終了後シュート練習。

まずは確立の悪かったフリースローから始まって
鹿毛コーチにアシストしてもらいながらの3P練習。

なかなか思うように決まらず
何度も頭を抱える卓也。

時にボールを大きくバウンドさせ、
何度も何度もゴールに向かう。

選手もスタッフも、とっくに控え室に戻ってるのに
今日のそれは本当にいつまでも続きました。


やっと終わってコートを後にする時に
(こういう時に声をかけるのはどうかと迷ったのだけど)

でもただひたすらにゴールにむかってた彼に
やっぱり声をかけずにはいられなくて

「卓也、がんばれ!」って叫んだら

こっちを向いてしっかりとうなずいてくれました。




勝ったのに
「おめでとう」とは言えなかった朝山さんには
「明日!明日頑張ってください!」と伝えました。

しっかりとこちらに向き直ってくれた朝山さんは
「はい!」って大きく言ってくれました。


「明日!」



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