エトワール・ガラ2008 Bプログラム
2008年8月8日 19:00~ Bunkamura オーチャードホール
1)「眠りの森の美女」より“青い鳥”(振付:M.プティパ 音楽:P.I.チャイコフスキー)
メラニー・ユレル、アレクサンドル・リアブコ
青い鳥といえば、若手の役・・・というイメージを持っていて、なぜにリアブコが??と思いましたが、数年前のハンブルグ・バレエ来日公演の眠りの中でも踊っていたのですね。脚さばきは本当に鳥の羽ばたきを見ているようでした。さすが。熟練の技も良いです。ユレルはなんとも・・・オーラがなさすぎると言うか・・・リアブコとは格が違いすぎると言おうか・・・。
2)「モーメンツ・シェアード」(振付:R.V.ダンツィヒ 音楽:F.ショパン)
エレオノラ・アバニャート、マニュエル・ルグリ/ピアノ:上田晴子
パープルのシンプルな衣装で、ピアノのメロディに乗って流れるように踊る二人がとても美しかった。椿姫もそうですが、これもピアノ伴奏だけなせいか?アバニャートの荒い息遣いがかなり気になりました。
3)「白鳥の湖」 第2幕より(振付:M.プティパ/L.イワーノフ 音楽:P.I.チャイコフスキー)
スヴェトラーナ・ルンキナ、マチュー・ガニオ
期待通りの白鳥でした。ロパートキナの次ぐらいに好みの白鳥かも。12月の全幕が楽しみです。マチュー王子と並ぶとまぁなんて美しい二人なのでしょう・・・惚れ惚れ。
4)「ロミオとジュリエット」第3幕より 寝室のパ・ド・ドゥ(振付:J.ノイマイヤー 音楽:S.プロコフィエフ)
シルヴィア・アッツォーニ、バンジャマン・ペッシュ
何度目か観るノイマイヤー版の寝室のパ・ド・ドゥ。短い逢瀬がとてもドラマチックに描かれていて感動的。2人の演技もとても気持ちが入っていて、愛の高まりが伝わってきて良かった。そして、あらためて、ノイマイヤーのリフトは素晴らしく美しく複雑~!!そこまでリフトしまくらなくても・・・ぐらいな。
とにかく、来年のデンマーク・ロイヤルの公演でようやく全幕が観られそう♪期待大。
5)「カノン Canon in D major」(振付:J.ブベニチェク 音楽:J.パッヘルベル)
マチュー・ガニオ、アレクサンドル・リアブコ、イリ・ブベニチェク
男性3人だけの踊り。かっこいい!上半身は裸で下は裾がやや幅広なパンツ。真ん中のマチューが白で両サイドのイリとリアブコが黒。3人がユニゾンで踊りを繰り広げるのに目がくぎ付けになってしまいました。イリとリアブコの踊りのキレの良さと言ったら・・・!体が大きいせいもあり?マチューがちょっと2人から遅れ気味なのが目立っちゃいました。しかも、上半身裸のおかげでマチューは私の好みじゃないことが発覚・・・あ、でも、コンテンポラリーを踊ってももちろんかっこいい!
6)「瀕死の白鳥」(振付:M.フォーキン 音楽:C.サン=サーンス)
マリ=アニエス・ジロ/ピアノ:上田晴子
羽根のついたチュチュがとても似合っていました。腕の動きも細やか。降板で来日公演の白鳥が観られなかったのが惜しまれますが、その分をちょっと返してもらった感じ。
7)「マーラー 交響曲第5番 アダージェット」(振付:J.ノイマイヤー 音楽:G.マーラー)
シルヴィア・アッツォーニ、バンジャマン・ペッシュ
8)「ドリーブ組曲」(振付:J.マルティネス 音楽:L.ドリーブ)
エレオノラ・アバニャート、マチアス・エイマン
ちょっと飽き気味なこの演目。今まで見た中で一番いまいちな出来。アバニャートがとても不安定に見えました。エイマンは文句なしでした。逆回転マネージュはすばらしい。
9)「トリオ」(振付:S.L.シェルカウイ 歌:C.ブランコ)
マリ=アニエス・ジロ、イリ・ブベニチェク、アレクサンドル・リアブコ
プログラムではマリ=アニエス・ジロとイリ・ブベニチェクの「デュオ」でしたが、「トリオ」に変更となっていました。元々こういったバージョンもあるのでしょうか?? マリ=アニエスが上半身がレオタードで下が裾の長いスカートのドレスを着ていたのですが、このスカートが伸縮性のある薄い生地で、これがかなり小道具となるのですが、ちょっと苦しそう?作品の意味がわからなくて、ちょっと戸惑いました。
10)「マノン」第1幕第2場より パ・ド・ドゥ(振付:K.マクミラン 音楽:J.マスネ)
スヴェトラーナ・ルンキナ、マニュエル・ルグリ
これはかなり期待以上に良かった!ルンキナは素晴らしいっ!マノンとしては清純過ぎる気もしますが、ルンキナの違った一面を観られて大満足。もちろん、ルグリ様のサポートは素晴らしく、最後の演目にふさわしいものでした。
2008年8月8日 19:00~ Bunkamura オーチャードホール
1)「眠りの森の美女」より“青い鳥”(振付:M.プティパ 音楽:P.I.チャイコフスキー)
メラニー・ユレル、アレクサンドル・リアブコ
青い鳥といえば、若手の役・・・というイメージを持っていて、なぜにリアブコが??と思いましたが、数年前のハンブルグ・バレエ来日公演の眠りの中でも踊っていたのですね。脚さばきは本当に鳥の羽ばたきを見ているようでした。さすが。熟練の技も良いです。ユレルはなんとも・・・オーラがなさすぎると言うか・・・リアブコとは格が違いすぎると言おうか・・・。
2)「モーメンツ・シェアード」(振付:R.V.ダンツィヒ 音楽:F.ショパン)
エレオノラ・アバニャート、マニュエル・ルグリ/ピアノ:上田晴子
パープルのシンプルな衣装で、ピアノのメロディに乗って流れるように踊る二人がとても美しかった。椿姫もそうですが、これもピアノ伴奏だけなせいか?アバニャートの荒い息遣いがかなり気になりました。
3)「白鳥の湖」 第2幕より(振付:M.プティパ/L.イワーノフ 音楽:P.I.チャイコフスキー)
スヴェトラーナ・ルンキナ、マチュー・ガニオ
期待通りの白鳥でした。ロパートキナの次ぐらいに好みの白鳥かも。12月の全幕が楽しみです。マチュー王子と並ぶとまぁなんて美しい二人なのでしょう・・・惚れ惚れ。
4)「ロミオとジュリエット」第3幕より 寝室のパ・ド・ドゥ(振付:J.ノイマイヤー 音楽:S.プロコフィエフ)
シルヴィア・アッツォーニ、バンジャマン・ペッシュ
何度目か観るノイマイヤー版の寝室のパ・ド・ドゥ。短い逢瀬がとてもドラマチックに描かれていて感動的。2人の演技もとても気持ちが入っていて、愛の高まりが伝わってきて良かった。そして、あらためて、ノイマイヤーのリフトは素晴らしく美しく複雑~!!そこまでリフトしまくらなくても・・・ぐらいな。
とにかく、来年のデンマーク・ロイヤルの公演でようやく全幕が観られそう♪期待大。
5)「カノン Canon in D major」(振付:J.ブベニチェク 音楽:J.パッヘルベル)
マチュー・ガニオ、アレクサンドル・リアブコ、イリ・ブベニチェク
男性3人だけの踊り。かっこいい!上半身は裸で下は裾がやや幅広なパンツ。真ん中のマチューが白で両サイドのイリとリアブコが黒。3人がユニゾンで踊りを繰り広げるのに目がくぎ付けになってしまいました。イリとリアブコの踊りのキレの良さと言ったら・・・!体が大きいせいもあり?マチューがちょっと2人から遅れ気味なのが目立っちゃいました。しかも、上半身裸のおかげでマチューは私の好みじゃないことが発覚・・・あ、でも、コンテンポラリーを踊ってももちろんかっこいい!
6)「瀕死の白鳥」(振付:M.フォーキン 音楽:C.サン=サーンス)
マリ=アニエス・ジロ/ピアノ:上田晴子
羽根のついたチュチュがとても似合っていました。腕の動きも細やか。降板で来日公演の白鳥が観られなかったのが惜しまれますが、その分をちょっと返してもらった感じ。
7)「マーラー 交響曲第5番 アダージェット」(振付:J.ノイマイヤー 音楽:G.マーラー)
シルヴィア・アッツォーニ、バンジャマン・ペッシュ
8)「ドリーブ組曲」(振付:J.マルティネス 音楽:L.ドリーブ)
エレオノラ・アバニャート、マチアス・エイマン
ちょっと飽き気味なこの演目。今まで見た中で一番いまいちな出来。アバニャートがとても不安定に見えました。エイマンは文句なしでした。逆回転マネージュはすばらしい。
9)「トリオ」(振付:S.L.シェルカウイ 歌:C.ブランコ)
マリ=アニエス・ジロ、イリ・ブベニチェク、アレクサンドル・リアブコ
プログラムではマリ=アニエス・ジロとイリ・ブベニチェクの「デュオ」でしたが、「トリオ」に変更となっていました。元々こういったバージョンもあるのでしょうか?? マリ=アニエスが上半身がレオタードで下が裾の長いスカートのドレスを着ていたのですが、このスカートが伸縮性のある薄い生地で、これがかなり小道具となるのですが、ちょっと苦しそう?作品の意味がわからなくて、ちょっと戸惑いました。
10)「マノン」第1幕第2場より パ・ド・ドゥ(振付:K.マクミラン 音楽:J.マスネ)
スヴェトラーナ・ルンキナ、マニュエル・ルグリ
これはかなり期待以上に良かった!ルンキナは素晴らしいっ!マノンとしては清純過ぎる気もしますが、ルンキナの違った一面を観られて大満足。もちろん、ルグリ様のサポートは素晴らしく、最後の演目にふさわしいものでした。