ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

俺たちニュースキャスター

2007-07-20 | 映画 あ行
劇場未公開のアメリカン・コメディ。日本ではあまり売れていないがアメリカではウィル・フェレルは人気者。B級風味のオバカなコメディは、好みの分かれるところだろうが私は好き。

2004年(劇場未公開) アメリカ コメディ
2007年7月20日 録画 
監督 アダム・マッケイ(奥様は魔女)
脚本 アダム・マッケイ、ウィル・フェレル
出演 ウィル・フェレル(奥様は魔女、メリンダとメリンダ)、クリスティナ・アップルゲイト、ジャック・ブラック(ホリデイ、キングコングほか)
(出演作品などは、私が観た物にかぎる)

時はケーブルテレビ以前のアメリカ。地方局のニュースキャスターが重んじられていた時代だ。サンディエゴではロイ(ウィル・フェレル)のニュース番組が視聴率1位だった。スポーツキャスター、お天気キャスター、リポーターと合わせて4人組が番組を仕切っていたが、全員男性。まさに男社会だった。そこへ女性キャスター(クリスティナ・アップルゲイト)が登用されると・・・。

画面を見ていて、もっと古い作品なのかと思っていた。確かにケーブルテレビ以前だから、携帯電話が無いだけではなく、電話もダイヤル式、録画するのはビデオ。テレビ局の機器もそれなりにごっつい感じだし、髪型や服などのファッションも80年代初頭くらいの雰囲気か?
軽いコメディかと思ったが、徐々にボルテージが上がり、各局のニュースキャスターの面々が対決する決闘場面に至ってはハチャメチャなB級ぶりを発揮する。懐から入っていたはずも無い大きな凶器が出てきて、4人VS4人VS4人VS4人そして、スペイン語放送の6人組まで現れて乱闘騒ぎ。悪魔の持っている三叉の大きなフォークで胸をぐっさり、こちらも悪魔が持っているような大きな鎌で腕をざくっと・・・。しかし、「逃げなくっちゃいけない」などと口にするが誰も捕まらない。それだけでなく、腕をざくっとやられた人がまた動物園でヒグマに襲われ「まただよ」とぼやくなど、オバカそのものだ。
いやはや、私はそんなオバカぶり、B級風味が結構お気に入り。アメリカのコメディ俳優たちは知らないのだが、仲間をたくさん集めて楽しんで作っている現場の雰囲気も伝わってくるような映画なのだ。お疲れ気味の心身に癒し効果ありと思う。お勧めできる。


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