1997年 アメリカ コメディ ラブロマンス
2005年12月4日 VTR
監督 ジェームス・L・ブルックス
出演 ジャック・ニコルソン(アバウト・シュミット、恋愛適齢期) ヘレン・ハント(スコルピオンの恋まじない)グレッグ・キニア
メルヴィン・ユドール(ジャック・ニコルソン)は女性心を描く売れっ子恋愛小説家だが、実際の彼は極度の潔癖症で誰かれかまわず毒舌を撒き散らすので、家族も友達もいない変人である。彼は隣人のゲイの画家サイモン(グレッグ・キニア)が泥棒に襲われて怪我をしたため、心ならずも愛犬を預かることになる。メルヴィンは、なぜかその犬に懐かれてしまう。そして、それをきっかけに行きつけの店でウエイトレス・キャロル(ヘレン・ハント)と話をするようになる。彼女は喘息の息子を女手ひとつで育てている。彼女が息子の病気のために仕事を辞めないで済むように手を尽くすメルヴィン。しかし、キャロルの感謝の意にも毒舌を返してしまう彼だった。サイモンは退院できるが、展覧会の失敗などのために破産。借金をするために両親を訪ねるための旅にでる事になるが、その運転手を無理に頼まれたメルヴィンは、ゲイとの旅行だと言うことを理由にキャロルを誘う。キャロルとサイモンは意気投合するが、メルヴィンはロマンチックな場面でまたもや毒舌が口をついて出てしまう。仲たがいしたままで帰宅したことを後悔したキャロルはメルヴィンに電話をかけ、彼も本当の気持ちを打ち明けに彼女の元へ行く。
以前は、私にはちっともセクシーに見えなかったジャック・ニコルソンである。潔癖症で奇人変人という設定はぴったりと思う。しかし、その60歳の彼をみごとにセクシーに見せてしまうのがこの映画。というか、ジャック・ニコルソンが名優と言うことか?
なにとかいうと、毒舌を吐く人を身近に知らないではないが、私はできるだけ接触しないでいる。知人の場合、毒舌で失言が多いので敵も多いが、案外味方もいる。毒舌ってつい口を付いて出てしまうだけであって、本音は案外違うのだろうかと、ついつい知人と重ね合わせて見てしまった。こんな変人がそばにいるととても大変だが、薬の治療で本当に軽減されたうえ、美人のパートナーに恵まれて精神的に安定してきたらもっと「良い人」になれるんだろう。
ヘレン・ハントが、とてもチャーミング。ボーイフレンドができても、子どもの現実の中で振られたり、子どもの世話でやつれたりするが、それでも良い女に見える。びしょぬれのTシャツでメルヴィンを夜中にたずねるシーンも印象的。もちろん、旅行先でのデートシーン、浴室でのモデルシーンは美しい。白人特有のとんがった鼻も、全体的なバランスの中では魅力的である。
2005年12月4日 VTR
監督 ジェームス・L・ブルックス
出演 ジャック・ニコルソン(アバウト・シュミット、恋愛適齢期) ヘレン・ハント(スコルピオンの恋まじない)グレッグ・キニア
メルヴィン・ユドール(ジャック・ニコルソン)は女性心を描く売れっ子恋愛小説家だが、実際の彼は極度の潔癖症で誰かれかまわず毒舌を撒き散らすので、家族も友達もいない変人である。彼は隣人のゲイの画家サイモン(グレッグ・キニア)が泥棒に襲われて怪我をしたため、心ならずも愛犬を預かることになる。メルヴィンは、なぜかその犬に懐かれてしまう。そして、それをきっかけに行きつけの店でウエイトレス・キャロル(ヘレン・ハント)と話をするようになる。彼女は喘息の息子を女手ひとつで育てている。彼女が息子の病気のために仕事を辞めないで済むように手を尽くすメルヴィン。しかし、キャロルの感謝の意にも毒舌を返してしまう彼だった。サイモンは退院できるが、展覧会の失敗などのために破産。借金をするために両親を訪ねるための旅にでる事になるが、その運転手を無理に頼まれたメルヴィンは、ゲイとの旅行だと言うことを理由にキャロルを誘う。キャロルとサイモンは意気投合するが、メルヴィンはロマンチックな場面でまたもや毒舌が口をついて出てしまう。仲たがいしたままで帰宅したことを後悔したキャロルはメルヴィンに電話をかけ、彼も本当の気持ちを打ち明けに彼女の元へ行く。
以前は、私にはちっともセクシーに見えなかったジャック・ニコルソンである。潔癖症で奇人変人という設定はぴったりと思う。しかし、その60歳の彼をみごとにセクシーに見せてしまうのがこの映画。というか、ジャック・ニコルソンが名優と言うことか?
なにとかいうと、毒舌を吐く人を身近に知らないではないが、私はできるだけ接触しないでいる。知人の場合、毒舌で失言が多いので敵も多いが、案外味方もいる。毒舌ってつい口を付いて出てしまうだけであって、本音は案外違うのだろうかと、ついつい知人と重ね合わせて見てしまった。こんな変人がそばにいるととても大変だが、薬の治療で本当に軽減されたうえ、美人のパートナーに恵まれて精神的に安定してきたらもっと「良い人」になれるんだろう。
ヘレン・ハントが、とてもチャーミング。ボーイフレンドができても、子どもの現実の中で振られたり、子どもの世話でやつれたりするが、それでも良い女に見える。びしょぬれのTシャツでメルヴィンを夜中にたずねるシーンも印象的。もちろん、旅行先でのデートシーン、浴室でのモデルシーンは美しい。白人特有のとんがった鼻も、全体的なバランスの中では魅力的である。
可愛いですよね、あのシーン。
バスタブに腰掛けて、ちょっとお尻を見せるところも、
愛らしかったです…。
カゴメもどちらかというと、天邪鬼で毒舌な方なので、
メルヴィンは他人のような気がしませんでした(笑)
私のレビュー、TBエコーさせてくらさい。
あ~、毒舌さん、そんなところにも居たんですか?(笑)
意外と他人事とは思えずに見ていた人もいるのかと、後から思いました。私は毒舌でも天邪鬼でもないほうですが、素直とはなかなか言えません。誰にでも、ちょっとはある気持ちなのかな?