ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

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炎のメモリアル

2005-12-05 | 映画 は行
人を救うために命をかける消防士のドラマ。迫力ある火事のシーンも臨場感たっぷりに描かれる。

2004年 アメリカ ヒューマンドラマ、アクション
2005年12月5日 VTR
監督 ジェイ・ラッセル
出演 ホアキン・フェニックス(戦争のはじめかた、グラディエーター)、ジョン・トラヴォルタ(フェイス/オフ、ベイビー・トーク、サタデー・ナイト・フィーバー)、シャシンダ・バレット(白いカラス)

ジャック(ホアキン・フェニックス)は梯子隊への移動を希望して勤務し始めた優秀な消防士である。自宅には一目ぼれした妻(シャシンダ・バレット)と、二人の子どもたちという大事な家族がいる。消防士達は硬い絆で結ばれ、上司のマイク(ジョン・トラヴォルタ)に見守られて消防士として成長して来たのである。その間、彼には親しい同僚の死や事故などをつらい経験をしなければならなかったが・・・。
ある日、燃え盛る火事現場から一人の市民を助け出した後、足元が崩れ落ちて建物の中に閉じ込められたジャックは・・・

9・11で多くの犠牲者を出した消防士はアメリカではもともと、市民のヒーローとしてその勇気をたたえられて来たという。アイルランド系が多いと言われている消防士に、プエルトリコ出身のホアキンが配役されている。アイルランド系には見えないんだけど、大丈夫か?しかし、ずんぐりと筋肉と脂肪両方を付けた彼は、実際に消防アカデミーの訓練を半年間も受け、一ヶ月間レスキューの活動に関わったというのだから、文句のつけようがない。兄のリバーとは違う(アイドルとは程遠いって意味でもあるが)、演技派路線まっしぐら。高感度高し!
ジョン・トラヴォルタは、イタリア系だと思っていたがそれは父親だけで、実は母親がアイルランド系。抑制した演技で安定感のある良い上司を演じた。特に最後の方では、感情を押し殺してジャックと無線交信し、部下に撤退命令を出す場面は出色である。
聖パトリックの祝日に緑色の服を着たり、髪を緑に染めてまで祝うアイルランド系が多い消防士たちの強い絆も、良く描けている。奇麗事が多いような気もするし、ひねりのない展開だが、素直なストーリーで分かりやすい。CGなどを使わず、本物の炎を多用した迫力あるスクリーンが心を揺さぶる。いわば、名もない英雄を正攻法で描いたと言うところか。
尊い人命にかかわる職業である。真摯な気持ちで作られた映画と思って観たい。
ただし、邦題はいただけない。結末が想像できてしまうし、ダサい。困ったものである。

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5 コメント

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TBさせていただきました (can-a)
2005-12-05 22:57:43
私もこの映画でホアキンに対する高感度がUPしました

それにしても、この邦題・・・

なんとかして欲しいですよね~
邦題が・・・ (ももママ)
2005-12-06 20:54:48
この邦題で気に入る人は皆無と思われます。そろそろ配給会社も本格的に頭を切り替えて欲しい。若い人に任せたら、こんな事もなくなると思うのですが・・・
同じく (けろにあ)
2005-12-07 22:40:24
はじめまして。TBありがとうございました。

こちらからも送らせていただきました。



すごく直球勝負な作品でしたよね。

こういう作品には素直に感動したいものです。

が、私も同じく邦題が…

「LADDER49」のままでよかったのになぁと思いました。



とてもすばらしいレビューをお書きになっていらっしゃいますね。勉強になります。

お気に入り登録させていただきます。

またお邪魔させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

コメントありがとうです (ももママ)
2005-12-07 22:57:02
けろにあさん

後から知ったのですが、9・11で亡くなった消防士さんたちを追悼して作られた映画との情報もあります。ジャックが良い人すぎて、人物設定が甘い気もしますが、そこはそんな事情もあるのでしょう。実際、消防士さんって、身近なヒーローだと思いますしね!

しかし、一昔前ではないのだから、こんな陳腐な邦題が今でもつけられるなんて、信じられません!意見があってうれしいです。
TBありがとうございます♪ (パステル)
2005-12-08 01:37:24
映画のレビューが上手ですね!

客観的に正確に要点の箇所を評価して

文章として表現するのってなかなか難しいですよね。



このブログは読みやすくて、他の映画レビューも読みたいと思いました

「LADDER49」は邦題のセンスの悪さに同感です。

結末も読めますし、劇場で観に行く気が失せる事

間違いないです

消防士採用試験の参考として借りてみたので

期待していなかった分 楽しめました



こちらの日記の暇でしたら、見てください。

http://diarynote.jp/d/43390/

それでは失礼いたします。

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