上半期に26本、下半期に20本見ました。上半期は体調が良くないにも関わらず、見たい映画が続出だったため必死でしたね。それでもまだ、見損なったものがあり残念でした。下半期は仕事を辞めてある程度時間が自由になったのですが、そんな時に限って見たい映画が少ないのです。映画界としては、上半期の方が全体的にデキが良かったのではないでしょうか?
1. ダークナイト
満足度10点、お勧め度10点
名優ヒース・レジャーの遺作になってしまったということで、上映前から評判が高かったです。長いのに退屈する暇もなく、最初からテンションの高い作品。ジョーカーのクレイジー振りが普通じゃない!クリスチャン・ベイル、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマンの演技・役作りもすごいです。しばらくは、どんな映画を見ても、見劣りしてしまいました。刺激が強く、苦手な人もいるでしょうが、私的には文句なしの1位決定ですね。
2. 最高の人生の見つけ方
満足度10点 お勧め度10点
何しろジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのすばらしいこと。特にジャックファンの私は、ますます彼の演技に引き込まれてしまいました。題材はとても深刻なのに湿っぽくならず、それでいて人生の示唆にあふれています。からりと笑わせてくれるけれど最後にはほろりと来る・・・。映画らしい醍醐味も世界旅行やスカイダイビングのシーンで楽しませてもらえたし、言うことなしです。(上半期ベスト5同じ感想です)
3. 潜水服は蝶の夢を見る
満足度10点 お勧め度9点
これも題材はとても深刻な問題を扱っています。しかし、やはり湿っぽくない現実主義で魅力的なジャン=ドゥーがリアルに描かれています。原作を読むと少し違うニュアンスもあるのですが、生きる意味を教えてくれるすばらしい作品です。音楽もすばらしく、出てくる女性たちも魅力的でした。社会福祉の仕事・特に介護にかかわっているので特に心に響きました。(上半期ベスト5同じ感想です)
4. レッドクリフPart1
満足度10点、お勧め度9点
三国志についてほとんど知識も興味もなかったのに、直前にNHKで泥縄式に予習をしていったためもあり、とても興味深く鑑賞できました。本物の三国志ファンには物足りないかもしれませんが、私には十分。もっと丁寧にエピソードをつなぎ、LOTR並みの3部作で撮ってもらいたかったですね。トニー・レオンと金城武が非常に魅力的。ただし、ラブシーンは要らなかったかも~。巨額の資金を背景に、CGを駆使したアクションシーンが見所で、ぜひ大画面で堪能したい作品です。そういう意味で、とても映画的な映画ですね。
5. おくりびと
満足度10点、お勧め度9点
ただ一本、邦画がベストテン入りです。邦画が苦手な私ですが、これは絶対にお勧めです。俳優さんの顔ぶれが良いこと、音楽の使い方が良いこともありますが、テーマの扱い方がとにかく良いのです。誰もに平等におとずれる死。しかし、タブーとされていて、なかなか正面から描かれることが少なかったと思います。もっくんの良い男、良い俳優ぶり、美しい所作に惚れ惚れしました。
6. つぐない
満足度9点 お勧め度8点
またまた重い映画が好きな私ですね。文芸ものがいやに似合うキーナの魅力を目的に観に行ったのですが、シアーシャ・ローナンの演技に釘付けでした。これは、大物ですよ!ジェイムス・マカヴォイも良かったです。繊細で複雑な心理を描いて心に残る映画です。イギリスの美しい自然と両家の子女の衣装も美しかった女性向作品ですね。(上半期ベスト5同じ感想です)
7. マリア・カラス 最後の恋
満足度9点 お勧め度8点
音楽ものにとっても弱い私。マリア・カラスという人物がそもそも魅力的なのですが・・・。ちょっと綺麗にまとめすぎとの意見もあるでしょうが、没後30年記念ですもん、これでよし。美貌のディーバは普通の結婚や母親になることが出来ず、愛する人と引き裂かれ、最後は大事な歌も失ってしまうのです。悲劇的ですが、美しいです。(上半期ベスト5同じ感想です)
8. ブーリン家の姉妹
満足度8点、お勧め度8点
スカちゃん目当てに行ったのですが、これはやはり主演であるナタリー・ポートマンに釘付けです。あまりにドロドロと愛憎が乱れる王宮にゴージャスな衣装をまとう二人の若い女優が、お互いの個性を際立たせています。歴史上にほとんど注目されてこなかったメアリー・ブーリンをひっぱりしだした原作が素晴らしい。そして、実力派の二人の女優が見ごたえあり!歴史物が好きな人には必見です。
9. 君のためなら千回でも
満足度8点 お勧め度8点
アフガニスタンを舞台にしたアメリカ映画。複雑で微妙な国際情勢の中で翻弄される友情の物語ですが、子役たちがとてもかわいく、陰のある役も魅力的に演じていました。普段縁のないイスラム世界の物語ですが、生活様式も興味深く、親子の葛藤などもきちんと描かれていたと思います。地味ですが、秀作です。(上半期ベスト5同じ感想です)
10.マイ・ブルーベリー・ナイツ
満足度9点 お勧め度7点
ジュード・ロウファンには見逃せない一作。とにかく、ジュードの魅力爆発です。独特の色彩感覚、映像感覚なので誰にでも受け入れられやすいものにはなっていませんでしたが、ポスターになった最後のシーンを見せたかった映画だと思います。もう一度書きますが、ジュードはとっても魅力的でした。とろけそうです~。(上半期ベスト5同じ感想です)
次点 私は貝になりたい
満足度7点、お勧め度7点
中居君の演技に不安がありましたが、相当役に入りきっていましたね。救いのないエンディングが分かっていたので、彼のあの天性の明るさがなかったら、見るに耐えない暗さになっていたでしょう。結婚を反対され、周囲に拒絶されて死に場所を求めて南へ南へと下って行ったはずの二人なのですが、山がちの土地柄なのに、冬は過酷な寒さがあるのだと見せ付けられます。幸せって何なのか、考えさせられるしんみりとした一作でした。
1. ダークナイト
満足度10点、お勧め度10点
名優ヒース・レジャーの遺作になってしまったということで、上映前から評判が高かったです。長いのに退屈する暇もなく、最初からテンションの高い作品。ジョーカーのクレイジー振りが普通じゃない!クリスチャン・ベイル、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマンの演技・役作りもすごいです。しばらくは、どんな映画を見ても、見劣りしてしまいました。刺激が強く、苦手な人もいるでしょうが、私的には文句なしの1位決定ですね。
2. 最高の人生の見つけ方
満足度10点 お勧め度10点
何しろジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのすばらしいこと。特にジャックファンの私は、ますます彼の演技に引き込まれてしまいました。題材はとても深刻なのに湿っぽくならず、それでいて人生の示唆にあふれています。からりと笑わせてくれるけれど最後にはほろりと来る・・・。映画らしい醍醐味も世界旅行やスカイダイビングのシーンで楽しませてもらえたし、言うことなしです。(上半期ベスト5同じ感想です)
3. 潜水服は蝶の夢を見る
満足度10点 お勧め度9点
これも題材はとても深刻な問題を扱っています。しかし、やはり湿っぽくない現実主義で魅力的なジャン=ドゥーがリアルに描かれています。原作を読むと少し違うニュアンスもあるのですが、生きる意味を教えてくれるすばらしい作品です。音楽もすばらしく、出てくる女性たちも魅力的でした。社会福祉の仕事・特に介護にかかわっているので特に心に響きました。(上半期ベスト5同じ感想です)
4. レッドクリフPart1
満足度10点、お勧め度9点
三国志についてほとんど知識も興味もなかったのに、直前にNHKで泥縄式に予習をしていったためもあり、とても興味深く鑑賞できました。本物の三国志ファンには物足りないかもしれませんが、私には十分。もっと丁寧にエピソードをつなぎ、LOTR並みの3部作で撮ってもらいたかったですね。トニー・レオンと金城武が非常に魅力的。ただし、ラブシーンは要らなかったかも~。巨額の資金を背景に、CGを駆使したアクションシーンが見所で、ぜひ大画面で堪能したい作品です。そういう意味で、とても映画的な映画ですね。
5. おくりびと
満足度10点、お勧め度9点
ただ一本、邦画がベストテン入りです。邦画が苦手な私ですが、これは絶対にお勧めです。俳優さんの顔ぶれが良いこと、音楽の使い方が良いこともありますが、テーマの扱い方がとにかく良いのです。誰もに平等におとずれる死。しかし、タブーとされていて、なかなか正面から描かれることが少なかったと思います。もっくんの良い男、良い俳優ぶり、美しい所作に惚れ惚れしました。
6. つぐない
満足度9点 お勧め度8点
またまた重い映画が好きな私ですね。文芸ものがいやに似合うキーナの魅力を目的に観に行ったのですが、シアーシャ・ローナンの演技に釘付けでした。これは、大物ですよ!ジェイムス・マカヴォイも良かったです。繊細で複雑な心理を描いて心に残る映画です。イギリスの美しい自然と両家の子女の衣装も美しかった女性向作品ですね。(上半期ベスト5同じ感想です)
7. マリア・カラス 最後の恋
満足度9点 お勧め度8点
音楽ものにとっても弱い私。マリア・カラスという人物がそもそも魅力的なのですが・・・。ちょっと綺麗にまとめすぎとの意見もあるでしょうが、没後30年記念ですもん、これでよし。美貌のディーバは普通の結婚や母親になることが出来ず、愛する人と引き裂かれ、最後は大事な歌も失ってしまうのです。悲劇的ですが、美しいです。(上半期ベスト5同じ感想です)
8. ブーリン家の姉妹
満足度8点、お勧め度8点
スカちゃん目当てに行ったのですが、これはやはり主演であるナタリー・ポートマンに釘付けです。あまりにドロドロと愛憎が乱れる王宮にゴージャスな衣装をまとう二人の若い女優が、お互いの個性を際立たせています。歴史上にほとんど注目されてこなかったメアリー・ブーリンをひっぱりしだした原作が素晴らしい。そして、実力派の二人の女優が見ごたえあり!歴史物が好きな人には必見です。
9. 君のためなら千回でも
満足度8点 お勧め度8点
アフガニスタンを舞台にしたアメリカ映画。複雑で微妙な国際情勢の中で翻弄される友情の物語ですが、子役たちがとてもかわいく、陰のある役も魅力的に演じていました。普段縁のないイスラム世界の物語ですが、生活様式も興味深く、親子の葛藤などもきちんと描かれていたと思います。地味ですが、秀作です。(上半期ベスト5同じ感想です)
10.マイ・ブルーベリー・ナイツ
満足度9点 お勧め度7点
ジュード・ロウファンには見逃せない一作。とにかく、ジュードの魅力爆発です。独特の色彩感覚、映像感覚なので誰にでも受け入れられやすいものにはなっていませんでしたが、ポスターになった最後のシーンを見せたかった映画だと思います。もう一度書きますが、ジュードはとっても魅力的でした。とろけそうです~。(上半期ベスト5同じ感想です)
次点 私は貝になりたい
満足度7点、お勧め度7点
中居君の演技に不安がありましたが、相当役に入りきっていましたね。救いのないエンディングが分かっていたので、彼のあの天性の明るさがなかったら、見るに耐えない暗さになっていたでしょう。結婚を反対され、周囲に拒絶されて死に場所を求めて南へ南へと下って行ったはずの二人なのですが、山がちの土地柄なのに、冬は過酷な寒さがあるのだと見せ付けられます。幸せって何なのか、考えさせられるしんみりとした一作でした。
そのうち2回が「ダークナイト」
てことは、私の場合劇場鑑賞が今年のベスト10かも。
ベスト1は同じく「ダークナイト」です。
ももママさんのベスト10のうち、5作品を見ています。
やっぱり、「ダークナイト」は優れた映画です。しばらくは、どんな映画を見ても物足りなかったことで、さらに確認してしまいました。
今年も大変お世話になりました。
いくつか私のランキングと重なってますね~♪
あとは未見の作品が結構あるので、機会があれば
見てみたいと思います★
来年も素敵な作品に出会えると良いですね。
どうぞ宜しくお願いします♪
そういえば、アレも良かったなあなど、後からベストテンを変更したくなっちゃうんですよね。
たった46本しか見ていないのにすごく迷っちゃいます。
私も未見がたくさんあるので、DVDなどで見たいと思っています。その際に参考にさせてくださいね。
TBありがとうございました。
作品,いくつも被ってますね~
ところで私もクリスチャンです。
かなり俗化されてますが
毎週教会に通ってます。(叔父が牧師)
よろしくお願いします。
TB、コメントありがとうございます。
私は、相当~に俗化されたクリスチャンです。恥ずかしくて隠れキリシタンになりそうです。
またお邪魔しますので、よろしくお願いします。
「君のためなら~」はこちらでは未公開だったので、DVDで鑑賞予定なんです。
ベストテンに入っているなんて期待しちゃうわ!
今年も仲良くしていただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を~
今後ともよろしくお願いします。
貴ベスト10の中で、「つぐない」は昨年公開された映画の中で最も感銘・衝撃を受けました。
それでは、本年もよろしくお願い致します。
本数は限られていますが、映画のベストテンをつけるのは楽しくも苦しいです。
どれも甲乙つけがたく、「つぐない」も見た直後にはベストワンかも・・・と思うほどの秀作です。
美しくも切ない物語と、女優さんたちの好演が光っていました。