M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

四国ツーリング 総集編

2008-05-01 00:31:05 | Motorcycle/Touring

入庫時74,982km、走行距離2,641km
給油レシート山盛り、燃費は15km~17km/lとキャンプ道具一式諸々約40kgの荷物を考慮しても芳しくは無い。

今回のお役立ち小物。昔は大きな洗濯バサミなんぞを使っていた。高速道路では有効だが微調整が効かないので一般道では外す。



【080426】679km

自宅-千葉北IC-首都高-東名・名神-西宮IC-神戸-明石-たこフェリー-岩戸(淡路)-津名ハイツ泊

今日は千葉から神戸、淡路まで一気に走るので、昨日になって淡路に宿を予約,取り敢えず寝場所確保。本当は徳島のビジホにするつもりだったが何故か26日だけ何処も満室。

豊田~四日市辺りは水しぶきが上がる程の雨だったが、合羽を着るのが面倒で其のまま120km/h前後で走り抜ける。リアタイヤがそろそろ交換時期なんだけどなぁ~

myibaさんからメールが入り、吹田PAで待っていてくれるとの事。養老PAからだと近いというのでその気で走ったら1時間掛った、どうも他のPAと間違えたらしい。シェルパ2号を拝見。



東名神を東京ICから西宮ICまで536km、R43~R2を明石に向うが神戸の走りはマナーが良くて拍子抜けw
その気になればガンガン行けるのだが、あまりにgentleなので何か有るかと疑い暫くは流れに合わせて様子見をし、他のバイクの走りを見て徐々に本領?発揮。Vさん、地元ではどんな走りをしてるんでしょ?

「たこフェリー」で明石海峡を渡る。思っていたより大きな船。20分なら何とか我慢が出来るが、長距離フェリーは船酔いで駄目なので…帰りも自走だなぁ~





淡路の宿は島の中ほどに位置する国民宿舎「津名ハイツ」、荷物が多くて台車を貸してもらい上げ下ろし。

何時に着くか分からなかったので、素泊まりにして夕飯は近所のうどん屋。限定20食?辛味うどんなるものを注文したが、出て来たのは唐辛子の効いたうどん。これ「キムチうどんじゃん」と言ったら店員が苦笑していた。



【080427】418km

津名-淡路島南IC-鳴門北IC-徳島-室戸-高知-中土佐-大野見(四万十川)-窪方-中土佐-ライダーズイン中土佐泊

素泊まりなので気楽に早出。大鳴門橋記念館に寄ってから鳴門海峡を渡る。藤の花は四国でも良く見かけた。夕日の様な日の出。





今日は風が強く吹き飛ばされそうで走行写真を撮る余裕なし。強風注意報が出されたのを知ったのは徳島に渡った後だった。早々に鳴門北ICで降り、鳴門スカイラインを回ってから徳島市へ。



徳島市に入るといきなり室戸方面の標識が!徳島の運転は上品であるというのが第一印象、ちとトロイけどね。

途中道の駅「公方の郷なかがわ」の”とれとれ市公方”に寄り、鯵寿し食べて薬を飲む。



その後は途中休憩を入れて淡々とR55を走り、室戸岬着。





BMW乗りさん(R1200C)に後ろに縛ってある魚籠の事で話しかけられる。魚籠は話のきっかけ作りに良くされた。
このビーマーさん70歳だが2年間で75千キロ走っているそうで…体力、気力、資金力、理想的ですね~

天気が良いので途中で仕入れた弁当を海を見ながら食す。食後に反対側の岩山の洞窟に半分掛かったコーヒー館岩屋でアイスコーヒーを飲みながらルートを検討。





素直に土佐、桂浜に向かいバイク駐車料50円也を払って、坂本龍馬像に会いに行く。
像の正面は逆光になり、補正しても暗め。桂浜は清掃が行き届き(過ぎて)人工的な感じw





土佐の運転は荒いと聞いていたが、四県の内、一番走りやすかった。山道で鍛えているせいかコーナーリングもスムース。ウインカーもキッチリ出すし、カーブでセンターラインをはみ出してくる事も殆どいない。何処かの千葉や長野のアホ運転とは大違い。走行も大体制限速度+20km/hでKカーでもそこそこ走り気持ちが良い。
たまにチンタラしているのは大体他府県、そんなのとは一刻も早くお別れしたいので左右から容赦なくぶち抜く。

道も標識が整っており判り易い。毎年の台風被害で更新されるからか?
但、四国の国道の多くは中央に一度切ってから埋め戻した跡が段差になっていてバイクには走り難い。その代わりマンホールは少ない。

道の駅「かわうその里すさき」で休憩。かつおのたたき(わら焼き)を実演販売しており、好物のにんにくのスライスもたっぷり付いていて非常に美味かった。







K41で四万十川源流を見に行くが、K41って二つ有るのよね~、手前を曲がったら四国は総て山の中~林道の洗礼を受けてしまった。
沈下橋、まあこんなもんでしょう。一つ見れば十分です。四国は緑が多いせいか、四万十川に限らず川の水が蒼く見える。



ライダーズイン初体験、何だかかまぼこ兵舎みたいだなぁ~簡易ベットが入っているかと思ったが何も無い。床は板張り、コットを持って来ればよかったか?快速旅団で買ったけど、とんと出番が無いなぁ~
シャワーとトイレが付いて3,150円也。一泊で十分でしたというのが感想。これならむしろキャンプにするか、もう少し払ってもビジホを好む。旅の雑記帳をめくっていたら見たようなHNを発見。

ちなみにauは圏外。桂浜で一緒になったトランザルプ乗りさんも泊まっていたが聞いたらdocomoはOKだがauは駄目とネットに出ていたそうだ。仕方なく固定電話を借りて定時連絡。

板の間は冷えそうなので、フートプリント(グランドシート)、サーマレストマット、シュラフ、シュラフカバーで寝たが夜明けは一枚着込んだ。







【080408】374km

中土佐-中村-足摺岬-宿毛-宇和島-梼原-久万高原-古岩屋荘泊

段々カレンダーが分からなくなってきた(苦笑)

寒くて寝てられず、早々に起き出し持参のストーブでコーヒーを入れ、海岸を散歩しながら飲む。
地元のおばさん二人と少し会話。昔は砂浜が今の倍位いあったとの事。テトラを入れるとどうしても砂浜が縮小するようだ。

朝晩はかなり冷え込み10℃を切る。初日からずっと同じで上はTシャツ、タートル、フリース、防寒インナージャケット、革ジャン、下はボディフィット、防寒タイツ、革パン。昼間でも風は涼しいので防寒インナージャケットを脱いで丁度良い。






四万十町の第一町人?は…猿だった。鯉のぼりを見ぃの、馬を見ぃのしなが足摺岬へ。灯台に行っても仕方が無いので、灯台の見える天狗の鼻へ。





今日は多少バイクが出ているが、それでも余り多くない。昨日のビーマーさんの話だと、四国はこんなもんだそうで、お遍路さんの方が圧倒的に見かける。

昼食はネットで推薦されていた道の駅「大月」でかつおのたたき定食、確かに厚切り、ボリュームたっぷりではあったが昨日の方が美味かった。





宇和島からR321に入り、追越禁止のセンターラインが白に変わった先でネズミ捕り
レーダー探知機が煩く鳴り、周囲の車もスピードを落としていたので流れに乗りセーフ。以降光電管方式の取り締まりは稀であろうと勝手に解釈、レーダーアラームに注意するが出逢わなかった。

四国カルストの端を通り久万高原まで来た。今日も狭い山の道を走ったせいか疲れた。道の駅「ゆすはら」に温泉とキャンプ場があるので行ってみたが、受付とキャンプ場の場所が良く分からず止め。隣接の「雲の上ホテル」は一泊11千円超え、お高いですなぁ~、手前にはライハがあったが昨日で懲りたのでパス。

R33に出て道の駅「みかわ」で再度検討。すると近くに国民宿舎「古岩屋荘」発見
電話すると1700を過ぎていたがOKとの事で食事も可能。お遍路さんが沢山泊まっていたので、多分そう言う遅めに到着する人のは慣れているのかも。ここも携帯は圏外と圏内表示を繰り返す微妙な場所だった。







気になっていたのだが、お遍路さんが宿までたどり着けない場合はどうするのか?
宿の人に聞いたら野宿だそうで、そういう為にも道のあちこちに東屋風の小屋が作られているそうな。しかしこの時期はまだ寒いよなぁ~
八十八箇所の寺の多くが海岸沿い、特に瀬戸内海川に存在しているのも或いは寒さのせいか?中央の山にはスキー場があったのは驚き。四国は雪なんか降らないと思っていた。
いずれにせよもし次回また四国に来るなら、南半分の海岸沿いだけで十分な気がする。

【080429】342km

久万高原-内子-大州-伊予-松山-道後温泉-西条-新浜-観音寺-琴平(金刀比羅)-池田-山城-西祖谷山-池田泊

高原の朝は寒い。内子の白壁の町並みを見に行くが、見えない内に通り過ぎてしまう、まあ良いか。
大州から海に出て夕焼けこやけラインを北上し松山、道後温泉に向う。途中赤い看板のナチュラルローソン発見。後でネットを見たら最近は黒いローソンもあるそうで…知らなかった。

松山市内は流石に混んでいて、信号も多く道後温泉までは案外時間が掛かった。

本館は立派な建物。風呂に入りたかったが、疲れるのと厚着を脱ぐのが面倒で外から写真を撮ってパス。次回は2階席を利用したい。







愛媛の字面からソフトな感じがあったが、こと走りについてはここが一番馴染めなかった。馴染めないと言えば、総じて四国では対向車が右折の時に直角では無く、斜めに突っ込んで来る。これは慣れていないので怖いぜ!

道後温泉も見たので次は金刀比羅さんへ向う。R11から裏道K13で土居まで。その後も県道をつないで走る。
頭の中には例の「金毘羅船々追風に帆かけてシュラシュシュシュまわれば四国は讃州那珂の郡象頭山金毘羅大権現、一度まわれば…」という歌がグルグルと…止らん(爆)もっと歌詞を見たいならコチラ

金刀比羅さんの参道で聞いたら上まで1時間掛かるとの事。参道トバ口でゴメンナサイ





あちらもこちらも通っただけと言うのは昔から。まあそれがオレ流か
次は小歩危・大歩危(走る順序だとこうなる)大歩危からK45で祖谷、かずら橋方面へ。確かに入口にはかやぶきの門があった。




小腹が空き、見た目良さそうな蕎麦屋「祖谷美人」に入る。さてどんな美人が蕎麦を出してくれるのかと思ったら、一寸電柱で顔をぶつけたようなほっぺたの赤い娘さんだった(笑)
おろし蕎麦を頼んだが出て来たら大きなどんぶりにおろしとねぎとつゆを全部入れて食べるんだそうで、カツオダシが効いていたが生臭かった。蕎麦湯を期待したが無かった。

タヌキは小便小僧との対比なんだろう。どちらにしても私は縮んで放尿なんかできないわ(汗)小僧さんの先っちょ、何と無く剥けていたようで。
そういえば、最近は学校の指導もあり、小学生になるとお母さんが息子のを剥いてやるそうで…その方が良いですが







マップルお勧めのK32は狭く結構対向車があり疲れる上に時間も掛るのでお勧めしない。やっとR33に戻り池田で給油して隣をみたらビジホがあるので飛び込みでOK実際この時期まだキャンプは寒いし、明日は帰る積りなので体力温存(と自分に言い訳)



【080430】823km

池田-徳島-鳴門IC-淡路島南IC-淡路IC-三木JCT-山陽-中国-名神-新名神-伊勢湾-東名-環八-蒲田-湾岸-東関-四街道IC-自宅

今日はひた走りの日。0540に出発。先ずはR192を四国三朗(吉野川)に沿って徳島まで71km。ウチの近くには「坂東太郎」(利根川)が流れているが…R192は土手道ですな。

鳴門ICから淡路島南ICに渡り、K25を淡路市に向う。明日からガソリン暫定税率復活のニュースのせいか、来る時はガソリン価格を表示していたのに今日は表示無し。既に値上げの様相。

それが面白くないので途中で給油せずに走っていたらあわじICに着いてしまった。今日はこのまま山陽道、中国道と走る予定だがどの辺りに給油可能なSAが有るか分からないので仕方なくGSを探しに淡路市を走る。

バイクが満腹になったので、ライダーもエネルギー補充、明石焼はダシが美味く全部飲んでしまった。







往きは東名、名神を使ったが、帰りは新名神、伊勢湾岸道路経由にした。新名神は40分、名神は60分と表示があれば選ぶはなァ~、実際空いており走り易いし、何と言っても高台、山の中なので涼しいw
伊勢湾岸道路はひつこい位にこっちを通れと案内板が…トラックが多く、工業地帯を抜けて余り好きではない。途中刈谷SAで昼食。みそかつ丼、結局毎日の様に肉食、メタボは脱却出来ない。
幸い渋滞には全然遭わずに東京着1700、予想より案外早めに着いた。蒲田の実家に顔を出してから湾岸線で帰宅。

明石大橋ビデオ

『良くメット焼けしてるね。サラリーマンの顔じゃないね』というカミさんのコメントが総て。
一日で津軽海峡まで行く予行演習だったりして


2 コメント

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お帰り~ (noryi)
2008-05-01 07:45:27
お疲れ様、レポ楽しく拝見しました。
MOMOさんも走り出したら止まらないライダーw
名所旧跡の見学より走りを楽しんでが一番、私と似てるわ。

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ただいまぁ~ (MOMO)
2008-05-01 09:50:51
そうなんです
どこそこ見た?と聞かれると、通ったけど見てないというのが殆ど(笑)

目的地に着くとそれで満足、さて次行ってみようと心が急かすんです。そのくせ何も無い海岸なんかで時間を潰したり…

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