
GB350の標準ドリブンスプロケットは35T、先日の前後タイヤ、チェーン等交換時にドリブンスプロケットも交換、歯数を36Tに1丁上げてみた。
ちなみにドライブスプロケットは14Tだが、概ねドライブ側を1丁替えるとドリブン側の3丁に当たると言われている。ドライブ側の方が一般的に安価だし、チェーンのコマ数を替えなくても装着可能な事が多いのでドライブ側の変更を選ぶ事もあるが、参考まで。
交換後約1200km程走行したが、言うまでも無いが各ギアの守備範囲が低速域方向にシフト、近くに制限速度70km/hのBPもあるが、そういうところでは60km/h+から5速に入れて、エコランプが点灯する様な走りをする機会が増えている。一寸極端かもしれないが、感覚的には4速と5速の使い分けが8:2位だったのが、7:3位になり、登り坂でも5速のままで車速を落さずに登り切れてしまう事が増えた。
この記事を書いている時点でOdoは約16千kmだが、その内、高速利用は精々数百キロで、大半は過積載での一般道下道キャンプツーリングなので、最高速が数キロ落ちたとしても、下道での走りが快適になる方がメリットは多い。
乗り出しからの全給油記録を採っていて、直近の一部を抜粋するとこんな感じ。2024年10月20日にスプロケ交換を実施したので、11月22日の給油迄で線引きした。
そのデータからスプロケ交換前後の数値を比較して見ると、こんな感じ。まあ35Tと36Tでは2.9%の差だからそんなものか。37Tに変更したインプレ動画も観たが、それだと5.7%の差になり全体の走行フィールへの影響がかなり出てしまう気がする。
前) 14703.8km/395.92L/37.14km/l
後) 1289.5km/33.36L/38.65km/l
合計) 15993.3km/429.28L/37.26km/l
他にも目安の一つとしている40km/l越えの回数だと、前)は26回/64回給油で40.6%、後)では4回/10回で40.0%となっている。
スプロケを交換したのが10月20日で季節は秋から冬へと移行し、気温もそれなりに下がって来ていて、基本的には冬場の方がいくつかの理由で燃費は落ちる傾向とされている中での数値なので、まあこんなところかと思う。
勿論使用状況にもよるのでApple to appleの比較にはなっていない、またチェーンも同時交換したことも含め、スパシーボ効果の要素もあるかもしれないし、加えてGBのタンクはエア抜けが悪く満タンのばらつきが大きいので、暫く様子を見る事は必要だと思う。