今年の夏に木更津のアウトレットでたまたま半額のプライスタグを見つけ、勢いで買ってしまったザックは45L/自重1.3kg/最大積載18.0kg
暇で外出が出来ない時にはあれこれと道具の取捨選択とパッキング方法等を試して楽しんではいるのだがこれが中々奥が深い。この週末も台風21号の影響で外出できないのでYoutubeのL.W.P関係のビデオ等も観ながらキャンプ道具のパッキングを試していた。
普段バイクキャンプには大型パニア(47Lx2)とツールバッグ(40L)で合計140L/30kg位で出掛けているから、これをいきなり1/3に圧縮する試みの理由は・・・
・歳と共にパッキングや荷物の移動、積み込みが面倒になってきたのでアイテム数を減らし軽量化を図りたい。またバイク自体の取り回しも軽くしたい。
・将来バイクをダウンサイズした時にも積載が楽。
・ザックに収める事でキャンプ場での荷物の運搬が楽になるから今までは何かと敬遠していた乗り入れ不可のキャンプ場も積極的に利用出来て、キャンプ地候補が広がる。また荷物運びの関係で敬遠されているサイトも使える。(セキュリティ面からも出来るだけバイクは手元に置きたいが。)
・「断捨離」・・・といえば聞こえはいいが、長年の道具沼で澱の様に溜まったキャンプ道具を整理し、軽量コンパクトを理由に次の買い物をしたい・・・等々
雨で洗濯物なども散らばっているので写真は撮らなかったが、取りあえずは5月の気候で1泊を想定。結果としては何とか45Lに収納し、計測したらベース重量は13kg、世の中的にはまだまだ不十分だが以前試した時よりは軽かった。
テント、シュラフ、マットの3点セットは必要、タープやハンモックに入れ替えても私のやり方だとボリューム的にはテントと余り変わらない。
某ブッシュクラフト系ビデオを観ていたらシュラフもテントも収納袋から出して一緒にザックに直詰めした方が圧縮できると説明していて、「そうか」とも思ったが、濡れたテントをどうするか説明が無かったから却下。濡れたテントと羽毛シュラフを一緒にしたら最悪だと思うけどね。キャンプ用の小分けバッグの材質が薄手ですべすべしているのは勿論軽量化もあるが(こういう袋物のtear weightも集まるとバカに出来ない)、すべすべだとパッキングの時に摩擦が少なくて詰め込み(押し込み)易いというメリットもある。
減量、コンパクトにしたいというのにそれは逆行といわれるかもしれないが、イス、テープルはキャンプ場での快適性を考えると持っていきたいのだ。
常々焚火は虫除け、暖房、照明、調理、癒しとその効果は大であると言い続けてきたが、最近は3時間位焚火をしていると飽きて来る、具体的には調理に1時間、癒しで2時間というところ。キャンプ場ベースだと直火は制約が多いから考慮外とした。
水関係は万が一穴が開いた場合を想定してずっとエバニューの折り畳み水コンテナ1.5Lを2つ持っていっているが次は2Lを1つにして、代わりにいろはすのクラッシャブルボトルを追加。飲料水の確保できないキャンプ場ではSAWYERのミニ浄水器を利用。
此処までは前哨戦でこれからが山場、重複や予備品は外す、例えばライターとマッチとファイアースターターはライターのみ残す、洗濯バサミ、予備ロープ、洗濯洗剤も無し。原点に戻り包丁はやめてナイフ。キッチンペーパーもトイレットPに戻す。
キャンプでは何を食っても美味い。たとえカップヌードルでもおにぎりでも美味い。だから惣菜を買って飯だけ炊くとか、弁当にしちゃうとかでも良いかもしれない。精々ベーコンやソーセージを炒める位で料理を作らなくても良いし、実際1泊2日だと泊まりの夕飯だけ、後はコーヒーが飲めれば良い。来年は朝飯にTKGとかNKG(Natto Kake Gohan)なんかもやってみたいし、お餅もいいね。
国内のキャンプツーリングやブッシュクラフト系ビデオを観ていると豪華で何種類もの料理を作って酒を飲んでいるものが結構多くて、見せる(魅せる)ビデオとしてはそれでも良いかとは思うが、一方海外のそれは精々ステーキ1枚と豆かパン、或いはキャンティーンカップでフリーズドライ系のスープパスタを食べたたら、後はお休みなさいみたいなのが多い気がする。
飲酒のシーンは自主規制なのか或いはビールなどは水替わりだからそんなもので乾杯するシーンは水を飲んでいるところを映すようなもので撮ろうとは思わないのか、或いは自然の中で過ごす時は酒などは要らないのかもしれない。いずれにせよ海外系の様に割り切ればカップ一つで足りるとは思うがそこまでは割り切れない。
で、基本的にガスで調理ならアルミが良いな、焚火なら鉄かステン、チタンは興味なし。ということで焼き物、炒め物系メインを予定して焚火でガンガン使える鉄グリルパン18cm、炊飯や湯沸し、食器としてロッキーカップ(2個)。
未だ多いとは思っている反面ロッキーカップとマグカップ、コーヒーセットは外したく無い。 ロッキーカップは吊り下げて外出しも良いかな?後は鉈と鋸、五徳とか収納。サンダルも微妙なところで最終的に余裕があれば外ポケットに収納。
着替えは1泊だから靴下とシャツ位、洗面道具は固形石鹸とハンドタオルと歯ブラシ、歯磨粉だけ。バイクで出掛けるならバイク用の合羽、車ならヤッケで対応、エマージェンシーキット等も空きスペースに入れての13kgを背負った感じでは駐車場から100mの範囲ならなんとか息切れせずに歩ける・・・かな?食料はクーラーバッグに入れて手提げ、薪は現地調達。
来年のシーズンインまで時間はたっぷりあるから更にブラッシュアップできればとは思う。セキュリティの面では心配が残るが、来年はこのザックをバイクのキャリアに縛り付けて出掛けてみたいと思っている。或いは同じ内容でトップケースに収納、調理道具はツールバッグにまとめた方が使い勝手が良いのでそれをリアシートに固定すると、渋滞、混雑時にもパニアの出っ張りを気にせずに走れると思う。
ポチッと宜しくです!!
あと、TKG,NKGが良いなぁ〜
外で食べたら、格別だね!
こんばんは、
うん、露骨に書かなかったけどすり抜け楽にw
TKG、NKGは昔はやったんだけど朝から米炊くのが
面倒なのと食べると動けないからやらなくなっちゃった。
2泊3日とか時間に余裕がある時はやりたいね
キャンプツーリング初期は装備が足りなくて後悔する、以降増えてくる。減らす、後悔するのループです(笑)
自分の現在の装備は、道中買い物出来なくても一晩過ごせる食料。予想外に気温が下がった時の対応。電波の無い所でのバイク自力修理。そんな所を重点的に積載しています。
もっと若い時はタイシタ装備もなく、どこでも寝れたんですが、今はどんなフィールドでも快適に眠るって所に重きを置いています。
もっと絞れるとは思いますが、それなりの投資が必要かもしれません。
キャンプで必要な衣食住、加えてキャンプ自体の楽しみ。何か削れば何かが犠牲になる。
そんな所がバイクでキャンプツーリングに出る楽しさかもしれません。
装備していく道具の選定は尽きる事無いですねえ。
こんばんは、
最近の日本は四季じゃ無くて三季、冬と夏と雨季w
22号どうなんでしょうね、今の所は余り勢力は強く
無いようですが、これから発達するのかな?
私もストリクトなULパッキングを狙う意志も
資金も無いので中途半端なLight Weight Packing
と書いておきました。
余り絞っちゃうと修行になっちゃいますもんね。
九州ツーの計画を進めておられる様ですが、記事
に掛れている通り、台風の残滓が嫌ですね。
安房峠、原付はどうやって越えるんでしょうか
迂回となると木曽町からR361位しか思い浮か
ばないし。