雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

黒子からW杯観戦

2006-06-12 08:10:12 | スポーツ観戦
いよいよ始まりました。
盛り上がってますか?
我が家も盛り上がってます。
毎回恒例”全試合録画”を今回もやろうとしていたつれあいですが
昨日 私がテレビの裏に掃除機をかけたときに
うっかり線を一本抜いてしまったようで
それに気づいたときには 1試合は終わってました。(チャンチャン
いきなり 盛り上がりに水をさしてしまいました。


ところで 今日は黒子に注目です。

ポーランドエクアドル 戦 日本人の主審と線審が笛を吹きました。

それに先立って 上川主審のインタビューを 数日前にテレビで見かけました。

どんなことを話していたかを簡単にまとめると
(聞いた時点で 私の言葉に変換して記憶しているので言葉自体はちょっと違ったかも?)

・最初の10分が大事なので 大切にいきたい。 

・最初の10分で もし取れる機会があればきちっと反則をとり
 「今日の審判は侮れない」と選手たちに印象づける。
 (選手たちになめられてはいけない)

・締まった良いゲームを作りたい。


抱負は他にもあったかもしれませんが 私の印象に残ったのは以上3点。

「最初の10分でゲームが決まる」って まるで選手が監督から言われるような・・・・。
審判も同じ思いで試合に臨んでいたんですね。
自分がプレイしていると 選手だけでゲームができているように
勘違いしがちですが 本当は違うんですよね。

確かに 審判の反則の取り方がヘンで納得いかなかったり
なんだか毅然としてなかったりすると信頼できず
それでゲームがあれたり ダレたりしてきます。
(って 私はサッカーじゃないけど・・・)

たとえ 負けても「あぁ 今日のゲームは締まった良いゲームだった」って
思えるときって これまで意識したことなんてなかったのですが
実は 審判にも恵まれていたってことなんですね。
あらためて これまでお世話になった審判に感謝、ですね。

そういう意味で 今回は 審判にもちょっと注目してゲームを
楽しみたいな、と思いました。
とはいえ 良い審判は目立たないこと、だそうです。
審判が注目されるってことは 「判定に問題がある」ってことですからね。


もう1つ、黒子で思い出したのはボールボーイ。
ボールがラインを割った際 次にゲームが始まるところに
ボールをさっと出す あれですよ。

あれ 簡単そうに見えますが 意外とそうでもないんですよ。
サイドは ラインを割ったところにボールを出せばよいので
あまり難しくはないのですが エンドライン際はもう少し複雑です。
エンドをきったのが 防御側ならコーナーキック、 
攻撃側ならゴールキック。
始まる位置が全然違います。


サッカーではありませんが 私もボールボーイをやったことがあります。
いけないことだし 情けないことなんですが 長いゲーム時間中
集中力が続かず ついついぼんやり・・・。
で、ハッと気づいたときには ボールがエンドをきっている!!!
「誰だボールを出したのは!?・・・わからん!!(見てないからね)
 えぇぇい、こっちに出しとけ~。」
と 出した方は間違い・・・。
早いリスタートをしたかったところ
ボケボケボールボーイの私が 妙な場所にボールをだしたため
その間にすっかり相手はセットしてしまい・・・・作戦台無し・・・
えぇ、もちろん えらい怒鳴られました 選手に・・・(当たり前ですね

しょぼい大会でも そうなんですから
W杯なんて大きな大会で それはあってはならないことですよね!
(ま、そんな大舞台に 私のようにボケたボールボーイは採用されないと思いますが) 

そう、ボールボーイも合わせ 何事もなく 目立たず ゲームが終わってこそ
の 黒子さんたちがあってのゲームなんです。


今回はぜひ そういう目で 審判やボールボーイや担架を運ぶ人(もたぶん・・・)を 見てくださいねー。(楽しみ1つ増えた!?


審判に採用されるためには 体力テストの他に 心理テスト、英語のテストまでも
あるそうです。
審判もあそこのピッチに立てるというのは 日々の精進のたまものなんですね。(じーん 

予選でのジャッジが評価されると 決勝トーナメントでもお声がかかるらしいです。
決勝トでも 上川主審の笛が聞けるといいですね。 


 
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