水仙の奥に見える緑葉は茶の木です。大きく成り過ぎた茶を切り戻して日当たり良好。 今年は、たくさんの花を付けました。20年前に10センチに1個の割合で植えたまま掘り返していませんが増えました。 シンプルな姿と甘く強い香りの日本水仙(ニホンスイセン)。 福井県備前町の備前岬には、70ヘクタールに何億本も群生してる様です(読売新聞)。日本の名前が付いてるくらいですから日本の風土に合っているのでしょうね。
12月の終わりから、3月の始めまで次から次と咲き道行く人を楽しませます。
タゼッタ系の日本水仙(ニホンズイセン)です。彼岸花(ヒガンバナ)科。水仙属。多年草(耐寒性球根)。原産地、地中海沿岸。学名、 Narcissus tazetta var. chinensis 。英名、 Narcissus (ナルシサス、ナルキッサス)。 Narcissus は、ギリシャ語の「麻酔させる」という意味のナルケが語源という説がありますが、ギリシャ神話に出てくる美少年の名前(ナルシス)からと言うのは有名な話ですね。泉に移った自分の姿に恋をして一本の花(すいせん)になってしまった処から名付けられたと言う説です。tazetta (タゼッタ)は、イタリア語で、小さいコーヒー茶碗 の事。chinensis は中国の、と言う意味です。日本には平安時代末に中国から伝わって来ました。漢名の水仙を音読みして、スイセンになりました。
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