毒まんじゅうはいかが?

CDのレビューとかなんとか

The Big Lad in the Windmill/It Bites

2015-02-09 21:25:46 | レビュー

<List>
1. I Got You Eating Out of My Hand
2. All in Red
3. Whole New World
4. Screaming on the Beaches
5. Wanna Shout
6. Turn Me Loose
7. Cold, Tired and Hungry
8. Calling All the Heroes
9. You'll Never Go to Heaven
10. The Big Lad in the Windmill

<Member>
・Francis Dunnery(Vocal,Guitar)
・John Beck(Keyboard, Vocal)
・Dick Nolan(Bass)
・Bob Dalton(Drums)

1986年リリースの1st。It Bitesというバンドが結成されて1986年に1stがリリースされていた事は全く知りませんでした。ここ5、6年くらいずっと聴いていても全然飽きないで繰り返し聴いています。

Francis Dunneryの在籍していた間に3枚のフルレンスアルバムをリリースしました。「1stはポップ、2ndは最もプログレ、3rdはハードロックのエッセンスが強い」という論評をどこかで見た事がありますが、なんかいい加減だなぁと思いました。

Francis が在籍していた間にリリースされたライブアルバムは"Thank You and Goodnight"と"Live in Montreux"がありますが、1stの曲がとても多く取り上げられているからです。演奏されていない曲の方が少なくて、10曲中6曲。両ライブアルバ ムに収録されている曲は"All in Red"、"Screaming on the Beaches"、"Calling All the Heroes"、"You'll Never Go to Heaven"の4曲。3つのアルバム中で最も良く耳にし、馴染みが深い曲が多いです。

そんな訳でアルバムの立ち位置が理解出来ると思います。それだけ重要なアルバムです。Francis Dunnery在籍時のフルレンス3枚とライブアルバム2枚は全部手に入れた方が良いですよ!

しかし、この当時からキーボードはホーンセクションの音を見事に再生しますね。