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CDのレビューとかなんとか

A Show of Hands/Rush

2015-11-29 00:18:45 | レビュー

<List>
1. Intro
2. The Big Money
3. Subdivisions
4. Marathon
5. Turn the Page
6. Manhattan Project
7. Mission
8. Distant Early Warning
9. Mystic Rhythms
10. Witch Hunt
11. The Rhythm Method
12. Force Ten
13. Time Stand Still
14. Red Sector A
15. Closer to the Heart

<Member>
・Geddy Lee(Bass, Vocal, Keybord)
・Alex Lifeson(Guitar)
・Neil Peart(Drums)
 
1989年リリースの3枚目のライブアルバム。9th"Signals"から12th"Hold Your Fire"までの楽曲を中心に収録されています。
 
ところがある有名な速弾きギターリストがネガティブな意味で発言したのではないのは解るのですが、Rushのライブアルバムは各曲のベストテイクを繋ぎあわせているとのこと。そうかもしれませんね。GeddyによるMCはわずかしかなく、淡々と演奏されていきます。
 
でもこのアルバムは凄いですよ。ボーっと聴いていると、フルレンスアルバムに収録されているテイクと思ってしまう程オリジナルに忠実なのです。特にNeilのタイム感はそれが顕著です。音も粒がそろって最高です。GeddyのWalのベースもとても整った良い音がします。

Geddyがベースからキーボードへ、キーボードからベースへ頻繁に移るのも聴き所です。

このライブアルバムで聴く事が出来るNeilのドラムソロは本当に素晴らしい。"Exit...Stage Left"でのドラムソロを発展させたものですが、音が良いし、もちろん上手いし、長さが丁度いいです。私も尊敬するNeil Peartですが、これ以降のライブでのドラムソロは正直言って長すぎます。
 
それと過去の曲は15曲中2曲だけ。彼らが如何に前向きな姿勢で音楽に取り組んでいるかが解ります。
不自然な終わり方をしますが、彼らのライブアルバムの中では一番完成度が高いと思います。

 


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