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CDのレビューとかなんとか

Youthanasia/Megadeth

2015-11-07 21:32:50 | レビュー

<List>
1. Reckoning Day
2. Train of Consequences
3. Addicted to Chaos
4. A Tout le Monde
5. Elysian Fields
6. The Killing Road
7. Blood of Heroes
8. Family Tree
9. Youthanasia
10. I Thought I Knew It All
11. Black Curtains
12. Victory
 
<Member>
・Dave Mustaine(Guitar, Vocal)
・David Ellefson(Bass)
・Marty Friedman(Guitar)
・Nick Menza(Drums)
 
1994年リリースの6th。あのジャケットが買おうという気を萎えさせます。

前作"Countdown to Extinction"リリース頃からMegadethの動向については別の音楽に興味が移っていた事もあってリアルタイムで追うのを止めました。もうかなり経ってから(発売当初はまだ20世紀だったんですね)"Countdown to Extinction"と同時期にこの作品を聴きました。その後リリースされた3作品も聴きました。
 
この作品は"Countdown to Extinction"の延長線上の作品ですね。違う部分と言えば、さらにミドルテンポの曲が増えて、Daveのボーカルを前面に出した作りになっています。プロダクションも前作同様とても良いです。

曲も良いです。"Train of "Consequences"はとても良いし、"A Tout le Monde"は名バラードです。Martyも自由に弾きまくっています。
最後の"Victory"は何を言ってるんだ?という感じですが。

でも、1stから4thまでの無機質なリフは無いです、標榜していたIntellectual Thrashの看板は下ろしてしまったのでしょうか?
"A Tout le Monde"は良いバラードですが、3rdの"In My Darkest Hour"の方が何倍も良い曲です。こちらの方向性を追求して欲しかった。
 
とはいえ、良いアルバムには変わりありません。で、この後が困ったものです。正直この後の3作はリリースする度に状況は悪化。
"The World Needs a Hero"に至ってはひどすぎてもう2度と聴く事は無いでしょう。

またメンバーチェンジを繰り返すMegadeth。歳相応の円熟味のある作品となるような気がしますが、ボーカルも含めてとても心配です。


 

 


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