<List>
1. Death on Two Legs
2. Lazing on a Sunday Afternoon
3. I'm in Love with My Car
4. You're My Best Friend
5. '39
6. Sweet Lady
7. Seaside Rendezvous
8. The Prophet's Song
9. Love of My Life
10. Good Company
11. Bohemian Rhapsody
12. God Save the Queen
<Member>
Freddie Mercury(Vocal, Piano)
Brian May(Guitar, Vocal)
John Deacon(Bass)
Roger Taylor(Drums, Vocal)
1975 年リリースのリリースの4th。Queenの最高傑作は?と聞かれると初期の"QueenⅡ"とか、"Sheer Heart Attack"とか挙がるかもしれませんが、個人的には"Innuendo"が好きなんですけど、本作が最高傑作ではないかと思います。というのも全作品 聴いていないので。
昔で言う所のA面はバラエティー豊かですね。リードボーカルも3人で分け合って。でもあらためて聴くとキラーチューン がありませんね。どれもまぁまぁの出来です。硬質な"Death on Two Legs"とピアノの導入とボーカルがFreddieらしいお洒落な"Seaside Rendezvous"が良いですね。
B面は充実しています。"The Prophet's Song"では歌詞で何を言っているのかはさっぱり解りませんが呪われている曲みたいです。幻想的でもあります。収録時間が8分を越えます。
"Love of My Life"はスローバラードの名曲ですね。いろんなアーティストにカバーされているんじゃないですか?誰だか覚えていませんけど。高低差が激しいので歌のは難しいと思います。
そ して最大の山場が"Bohemian Rhapsody"でしょう。ボーカルハーモニーで始まり、♪Mama~と静かに流れて行き、だんだん盛り上がっていってリズムチェンジ。ガリレオ、フィ ガロォッ。エスメルダアッ!。その後のギターリフのリズムの取り方って難しいですよね。パワフルなFreddieが圧倒。短いギターソロ、そしてピアノと 共に静かに収束。
締めはマルチトラックで録音されたギターハーモニーで終わります。
"The Prophet's Song"や"Bohemian Rhapsody"等の展開を聴くとQueenはプログレッシブ・ロックの影響を強く受けていると思わせます。へヴィーな曲からポップな曲、そして複雑な 展開を見せる曲。Queenというバンドは懐の深いバンドだなと思わせるのでした。