<List>
1. Let Me Drown
2. My Wave
3. Fell on Black Days
4. Mailman
5. Superunknown
6. Head Down
7. Black Hole Sun
8. Spoonman
9. Limo Wreck
10. The Day I Tried to Live
11. Kickstand
12. Fresh Tendrils
13. 4th of July
14. Half
15. Like Suicide
<Member>
Chris Cornell(Vocal, Guitar)
Kim Thayil(Guitar)
Ben Shepherd(Bass)
Matt Cameron(Drums)
1994年リリースの4th。Soundgardenと聞いて眉をひそめる方もいると思いますが、このバンドの事をどれだけ御存じですか?
グ ランジ、オルタナティヴ・ロックとカテゴライズするだけでは収まらないポテンシャルを秘めていると思います。Chris Cornellのボーカルは非常にレンジが高く、非常に上手い人です。ギターソロを中心に据える事はありませんが、時折見せるKim Thayilのギターソロは効果的です。そしてリズム隊は技術に裏付けられた迫力とタイトさで曲を支えます。つまり「グランジ、オルタナティヴ・ロックは 下手な奴等が演奏する音楽」ではないのです。どちらかと言えば新しい形のハードロックと言えます。
CD時代のアルバムなので、曲数と結構 収録時間が長いです。そしてそのほとんどがミドルテンポで重いです。捨て曲無しで良い曲ばかりなのですが、メロトロンを使った"Mailman"、ファス トなタイトル曲"Superunknown"、中東のメロディーの様な"Head Down"、このアルバムのハイライト"Black Hole Sun"、軽やかな"Spoonman"、そして、絶望的な暗いイントロから始まる重くてうねる"4th of July"。そうですね、"Mailman"と"4th of July"以外はわりとグランジ色は少ないかもしれません。
傑作なのです。どうでもいいけど、ビルボード1位獲得。