以前感想を書いた『非(ナル)Aの世界』の続編です。
『非(ナル)Aの世界』では偽の記憶を植え付けられた主人公ギルバート・ゴッセンが『自分はいったい何者なのか?』を探求するストーリーでした。
その続編って!?『前作でギルバート・ゴッセンの主体が明らかになって一応の解決をみたのに、この後どうやって続けるんだ?』という疑問が湧くのは当然でしょう。
今回はまったく趣を変えて自分に備わった『予備脳』の力を引き出せるようになった主人公が活躍する波乱万丈のストーリーになりました。何といっても『予備脳』の力を解放したゴッセンは瞬間移動できるようになってしまったので(人間の肉体という限界はあるものの)ほぼ無敵です。落下するエレベーターから瞬間移動で脱出(!)したり、毒が入っている(かもしれない)グラスを相手と入れ替えたり、できちゃうンです。
しかし油断大敵火がボウボウ・・・『影』の工作員の仕掛けた罠に陥ったゴッセンは別の惑星の牢獄へと転送されてしまうのですが、その途中で(なぜか)ゴッセンの意識だけが、敵の傀儡アシャージン殿下の肉体に移されてしまう。『影』はゴッセンを捕らえたつもりだったが、牢に送られたのは意識のない抜殻の肉体だけだったという訳です。
アシャージン殿下の躰を通して大帝国の内幕と戦争の背景を理解するゴッセンだが、時間の経過とともに、これが『何者かに仕組まれた出来事』だと確信する。『自分はクイーンのような強力な駒には違いないが、どこかにこれを操るチェスの指し手がいるはずだ』と。
それで今回の題名は『非(ナル)Aの傀儡(かいらい)』となった訳です。
だいたいの相関図を作ってみました。
前作でも地獄巡りの案内役だったパトリシア・ハーディーとその夫エルドレッド・クラングが登場して重要なカギを握ってます。
前作ではパトリシア・ハーディーは連盟大統領の娘だったはずですが・・・細かいことは気にしない(いいのか?)。
前作とは一転して、肩の力を抜いて楽しく読める娯楽大作になっちゃいました。
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今回は私もちょっと未消化だったかな?と思いますね~。こちらの方が映像化には向いてるかな?スタートレックみたいな感じに仕上がりそうです👍。
周りがギーグ?っていうんですっけ、
私の周りが、旦那も猫友も作品に熱すぎて、
オイラは故郷の葡萄園にカーク船長がいる風景と、
ウーピー・ゴールド―バーグ、
(ウーフラに憧れて女優に、カイアン役に)
が非常に好きなだけですが、
あと、あの白塗り有能ロボット、
アンドロイドのデータがいれば、
他はリストラでいいやーんとか、
殆ど熱き人の聞き役ですな、
未来の何年に何があった、
それがどーしたっ、
といいながらダラダラ観ていますよん。
どこからでも観れるので、
脳内はしっちゃかめっちゃか。
製作数が多すぎて、それもめちゃくちゃな理由ですが。
(あと、前髪を失敗すると、
自称スポック船長、もしくはコシノジュンコのふりをして、
伸びるのを待ちます。)
やはり、管理人様もお好きなのですねっ。
皆でついて行けなくてもいいのです、
管理人様の独特の世界を、
楽しまさせていただいております。
ハヤカワ良く読んでました。
それから ミステリーに移動し もっぱら
ミステリー一辺倒。
殺人がないと 気が済みません。
映画はSF大好きです。
この辺で また書籍SF戻ってみるか〜と
このblogの書評が面白いので
そう思った次第です。
いつも 感動しています。
なのに、分かりやすく書いてあるのは、凄い~!!
『 予備脳 』と『 転送 』の ワードに、わくわくです~♪
『 蠅男の恐怖 』の 転送も 好きだけど、こちらの 転送も 面白いです (^^)d
本は、読まないんですが、読んでみたいなと思いました~♪
実はピカード艦長になってからは見ていませんのですよ。
映画版では、やっぱり第一作‼惑星探査のため打ち上げた衛星が異星人に改造されて帰って来るというストーリーが秀逸でした。
しかし、シリーズそのものはウダイ・フセインが指摘した通り『アメリカ帝国主義の現れ』だと思います。クリンゴンに代表される『東洋人への偏見』が凄いですよね。
頭を使うようなお話です~~:;(∩´﹏`∩);:
それにしても
夜中の1時7分45秒に秒速で打ったと
思われるコメントがメチャ面白いっ!
皆さんの知らない作品なので、スタートレックとの比較で書いた方が良かったか?と、思ってます。
ところで、私の知る限り蠅男は三人います。
一人めは海野十三の『蠅男』→http://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/1254_18628.html
『縮小人間』にされた自称蠅男が、奇怪な犯罪を次々と犯します。
二人めは、ご存知『ハエ男の恐怖』です。頭が人間になったハエが『助けて!助けて!』と叫ぶラストが秀逸でした。
三人めは、リメイクの『ザ・フライ』。変身途中の主人公のグロさに比べると、出現したクリーチャーは案外カワイかったのが意外でした。
『ザ・フライ』を撮ったクローネンバーグ監督は、他にも『ビデオドローム』,『スキャナーズ』,『裸のランチ』,『クラッシュ』等、興味深い映画をたくさん撮ってます。オススメです。
今後ともよろしくお願いいたします🙇。
難しく考えず、またおいでください(^^)。
『 蠅男の恐怖 』は、昔の映画の作りが、不気味、でも ちょっと滑稽で、よかったです♪
グチャ~、ありましたねー (^^;
『 ザ・フライ 』になると、SFXで、怖さよりグロさがあって、面白かった♪
『 蠅男の恐怖 』の時より、現実にありそうかなと、思ったもんですー
監督関連の作品、聞いた題名もありますが、観たことはないと思うので、今度 観てみます~
海野十三『 蠅男 』が、あるんですねー 知らなかったです!
張り付け、ありがとうございまーす♪ さっそく、読んでみます (*´ェ`*)
感謝~♪