吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

私の愛車遍歴④スズキ ソリオ バンディット

2024-04-15 08:00:00 | 愚行を固執すれば賢者となる

 さあ困った「走り重視のハイトワゴン」なんてクルマ、あるはずないだろっ❗
 私はガンガンに走り重視だからねっ❗
 ディーラーに尋ねても「それはナイですね~」と冷たいお返事⤵️💦。

 しかーし、カタログをしらみつぶしに捜して見つけましたよ~🎵「5AGS」。
 5AGSってのはナニか❔というとMT車のミッションを使ったAT車です(通称ガシャコン)。MT車のギヤミッションを使いシフトチェンジをコンピューター制御にしたものです。発展途上国に輸出する場合は従来技術で修理ができる(コンピューターだけをブラックボックス化している)点が有利に働くので採用された、とのことです。

 「これならCVT(プーリーによる無段変速)のようなフニャフニャした加速にはならないはず」と試乗を申し込んでみました。

 試乗してみると「非力なのは隠しようもない」レベルでした・・・何と言ってもエンジンは1200ccしかないのです。いくらモーターでアシストしても加速性能は「物足りない」の一言でした(モーターがアシストしてくれるので変速は極めてスムーズでしたが・・・)。

 特に気になったのは信号待ちからの発進時です。ハイブリッド車のため停車中はアイドリングストップが働きエンジンが停止します。ここからの発進時はスターターとして働くモーターのみの駆動となるため、発進スピードを実に遅く感じます。さーらーにー、加速すると2速へのチェンジが入り速度が落ちるのです。この現象は1速から2速へのチェンジについて顕著に現れるので、発進加速にモタつきを感じてしまいます。

 しかーし‼️これはあくまでもコンピューターにシフトを委ねたATモードでのハナシ。自分でシフトをコントロールできるMTモードが設定されているのがこのクルマの強みです。低めのギヤで引っ張れる限界まで引っ張ってチェンジすればエンジンのパワーバンドをフルに使ってMT車同様の加速が可能になるはずです。もちろんMTモードでもクラッチ操作はコンピューターがやってくれるので、ドライバーは最適なギヤ選択だけに注力できるというワケです。

 5AGSはMT車の操縦感を味わえるAT車という稀少なクルマなのです。納車されたらイロイロ試してみましょう。

 ガンダムだって基本動作はコンピューター制御だ。コンピューターに頼る部分があってもイイじゃないか❗日常運転してたら峠を攻めたりする割合はせいぜい5%、あとの95%は買い物やら近場のお出掛けなんだから、そこを重視すべきじゃないか❔立体駐車場で坂道発進に神経を使うよりも他に注力するべきことがあるだろっ❗そう考えるのが真っ当なハナシではないのだろうか❔


※「ガンダム大地に立つ」のワンシーンから

 MT車に拘るのは偏狭な考え方ではないだろうか❔人間はAIを排除するのではなく、AIと共存する未来を考えるべきではないのか❔


※AIと共存する未来を選択する主人公カナタ(SYNDUALITY NOIRのワンシーン)

 などとイロイロ考えた結果、次に乗るクルマはスズキ ソリオ バンディットに決定しました❗

 ああ、契約してしまった。

 一般的な評価では「ハンドリングが軽い」という指摘があって、その点はワタシ好みではないみたいですが、試乗ではそこまで気にはなりませんでした。KYB製ショックは柔らかいがコシのあるプログレッシブな特性らしい(スイスポのモンロー製ショックには及ぶべくもありませんが)峠道をガンガン攻め込むのでなければ充分なレベルだと判断しました。

 つづきは納車後にねっ❗
 
 


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