はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

欲しい本

2011-05-06 | Weblog
 
5月6日(金)はれくもり
 
GWも残りわずか。
今日はお休みだったので、ヒー様とお出かけ。
豊洲まで行ってきました(までという言い方は不適切なくらい近い)
 
陽射しが強いなぁと思っていたけど、
それは午前中だけで、午後からはどちらかというと、どんにょり。
もっとスッキリ、カリッと晴れてくれたら良かったのになぁ。
そこが、ちょっと残念でしたが、
歩き回って、いい散歩が出来た休日になりました。
 
 
我がケモノ書店のライバル店(勝手にライバル視している、相手はライバルがケモノ書店だなんて思ってもいない)
紀伊国屋書店の偵察にも行ってきました。
ららぽーと豊洲内にある紀伊国屋書店は規模が大きい。
新宿の紀伊国屋には規模では負けるが、ららぽーとにある紀伊国屋は別の意味で劣らない。
 
大型書店といえば、棚がずら~り並んでいるのが特徴だが、
どの店も、比較的高さのある棚が目立つ。
だが、ららぽーと内の紀伊国屋は低めの棚が多く、高い棚はすべて壁側のものだけとなっている。
おそらく防犯面からみての内装なんだろうが、区分けもしっかりしてあって
見やすさ、探しやすさというより、とても快適な空間になっているのだ。
見やすさや探しやすさが気にならない空間といっても良い。
探すのが楽しくなる書店が、見事に出来上がっているという印象。
そこがケモノ書店のオーナーであるケモノがライバル視するところなのであります。
 
ライバル店でじっくり本を物色、店内物色。
ちなみに、この店舗で購入した本は現在1冊のみ。
しかも本屋大賞の雑誌、525円だ。
ライバル店に銭は落とせぬのだ!
 
ということで、じっくり物色していたら
以前欲していて忘れていた本を見つけた。
3、4年前に発売されたものだった記憶。
 

諸国物語
 
海外作家さんの作品を集めた、分厚い一冊。
たしか20人近い作家さんの作品をまとめたものだ。
10cm近い厚みがあり、20人近い作家となれば値が張るだろうと思いきや
約7000円と意外に良心的価格。
本を読まない人にとってみれば、本に7000円は高いと思う価格だが、
最近では文庫でも600円はするので、10人の作家さんの作品を買えば6000円。
20人の作家さんになると、12000円になるのだ。
ハードカバーだと、1800円が最近の相場なので、計算するとゾッとする。
翻訳費用のかかる海外作家さんの本を単独で一冊ずつ買うよりは断然お得と思えるのである。
それに、もうひとつ嬉しいのが、
【●●●全集】にしか納められていないモノが集録されている点。
個人的にワイルドの作品に興味深々なのであります(オスカー・ワイルド好きなのです)

お得感たっぷりのこの本、実は日本人バーションもアリ。

同じく20人近い文豪といわれる作家さんの作品をまとめたもの。
こちらも7000円程。
 
どちらもお得感たっぷりで、
読むときだけちょっと不便そうなだけ。
そして絶対に持ち運びなんて出来ないものだけど
自宅でゆっくり読むには、重みも心地よさに変わりそうな魅力の一冊。 
 

すっかり忘れていた大モノを発見し、近々に入手しようと決めたケモノ。
こうやって、貴重な休日を終えたのでした。 
明日からまたがんばるのだ!