「弁護士を処刑」日弁連に脅迫状 光市母子殺害めぐり(朝日新聞) - goo ニュース
山口県光市で主婦と長女が殺害された事件をめぐり、日本弁護士連合会あてに脅迫状が送られていたことがわかった。被告の元少年の主任弁護人・安田好弘弁護士の名をあげ、模造の銃弾のようなものも同封されていたという。日弁連は封書が届いた先月29日、警視庁丸の内署に相談し、封書を任意で提出した。同署で鑑定するなどして調べている。
関係者によると、脅迫状は「元少年を死刑に出来ぬのなら、元少年を助けようとする弁護士たちから処刑する」「裁判で裁けないなら、武力で裁く」「最悪の場合は最高裁判所長官並びに裁判官を射殺する」などとワープロで打たれていた。
この裁判はワイドショーやニュースショーでクローズアップされ、(裁判と言うルールの上で取れる方法を示しただけなのだが…。)弁護団の争点を全て否定する様なVTRを流し、MCやコメンテータと言う「頭の良いフリをしたおバカさん」達の批判が集中していた。この脅迫状もそれらに感化された人間が送りつけたのだろう。
若干状況が違うが、尼崎での脱線事故後の騒動を思い出した。メディアの過熱し過ぎた取材合戦が、JR西日本への過剰なバッシング報道になり、それに感化された人々によるJR職員への暴行事件だ。
この犯人が逮捕された時に犯行動機を何と言うのだろう?