海江田氏が出馬表明＝民主、２５日に代表選(時事通信) - goo ニュース
民主党は２２日午後、都内のホテルで両院議員総会を開き、野田佳彦代表（首相）の後任を選ぶ代表選を特別国会召集に先立つ２５日に行うことを決めた。この後、同党の海江田万里元経済産業相は記者会見し、代表選に立候補する意向を明らかにした。代表選への出馬表明は海江田氏が初めて。
海江田氏は「あえて火中のクリを拾う覚悟で代表選に臨む決意をした」と述べるとともに、「民主党創始者の一人として、党を立て直す責任があると思っている」と、党再生に意欲を示した。 また、党内融和に努力する考えを示し、「参院選で１議席でも多く獲得することが最大の任務だ」と強調した。
両院議員総会では、２５日に代表選を告示し、同日午前９～１０時に立候補受け付け、午後２時から党大会に代わる両院議員総会を開いて新代表を選出することを決めた。党所属国会議員１４５人の投票で選ぶが、海江田氏の他に候補者が出なければ、無投票で同氏の当選が決まる。
「ビンボークジはイヤだ！！」と元祖：路チュー（細野）やエハラ（前原）が逃げた民主党代表選にバ・カイエダ（海江田）が立候補するらしい。
バ・カイエダと言えば、福島原発事故で東京消防庁の消防隊員に対して「速やかにやらないと処分する」と越権した恫喝をした。その一方で原発再稼動を巡って、保身を目的に全原発を停止させようとするスッカラ菅と対立し、国会の委員会で答弁中にビィビィ泣く醜態を晒した。その姿は中高生によって「海江田る」の名言を生ませた。民主党のマヌケぶりを象徴する人間だ。
党内融和を掲げているが、目的は衆院選で民主党以上に惨敗したマイン・フューラーの受け皿作りだ。TPPや消費増税を推進しようとする主流派は選挙前にガンヤマ（鳩山）の追放には成功したものの、他の残党狩りをできていない。さらに行きがかり上推進派となった輿石やポストをチラつかせて恭順させた元祖：路チューもいつ寝返るかわからない。
現執行部を惨敗の責任として抑え込み、野ダメの三党合意を反古にしてTPP・消費増税・原発反対派に回り、野党の主導権を掌握するつもりだろう。その上で政策合意が出来たとしてマイン・フューラーの未来と合併すれば良い。問題は現執行部の推進派を抑え過ぎると反発して離党されるから粛清もできないだろうから、立場が逆転しただけで火種は燻り続ける。
しかし有権者は民主党に付けた「最低、最悪、嘘吐き」のレッテルはそう簡単には剥がれない。
民主党の選挙互助会体質は解体しない限り付きまとう。
