MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

民主党版UWF旗揚げ?!

2011-12-27 21:59:16 | マイン・フューラーをお守りせよ!

民主3氏、反増税で離党へ=「10人規模」で新党目指す(時事通信) - goo ニュース

UWFとは新日本プロレスを離脱した前田日明、藤原喜明、高田延彦、佐山悟らが参加した格闘技団体で、後にプロレスが不振の中で「U系」としてブームとなったが、元々はアントニオ猪木の受け皿となる団体として結成された。

84年の新日本プロレスはハルク・ホーガン、アンドレザ・ジャイアントなどの人気外人レスラーに加えて、長州力、アニマル浜口らの維新軍団と猪木、藤波らの正規軍との軍団抗争。さらにタイガーマスク人気もあり、試合を中継したテレビ朝日の「ワールド・プロレスリング」の視聴率は高かった。実況を担当した古館も人気となった。

その一方で新日本プロレスでは内部抗争が勃発していた。猪木が立ち上げた「アントン・ハイセル社」の巨額負債に新日の収益を補填していたと言うウワサが発端だった。親猪木、反猪木の対立は選手も巻き込み激化し、親猪木派のリーダーで新日の実質的な経営責任者だった新間氏は猪木をエースとした新会社設立を画策。それがUWFだ。当時は売り出しはじめた前田日明、軍団抗争の発端だったが維新軍人気で閑職となっていた元国際エースのラッシャー木村、中堅だったが人気が今一つだった剛竜馬らが旗揚げに参加。猪木らエース級は興行が軌道に乗った段階で合流すると言われていた。ところが内部抗争を問題視したテレビ朝日が「猪木が抜けた時点でテレビ中継は打ち切る」と介入し、反猪木派が粛清され(タイガーマスクの引退など)内部抗争は終わった。

1年生議員の離党が相次ぐ民主党も同じ様に見える。「小沢の受け皿政党」を作るつもりだろうが、果たして小沢は動くのだろうか?

民主党の支援団体がテレ朝と同じく「小沢が離党した時点で支援を打ち切る」と介入して来ないだろうか?(その時に粛清されるのは親小沢か?反小沢か??)何よりも小沢が恐れるのは国会での証人喚問だろう。民主党まで賛成に回られては捨て駒がたった10枚では防戦できない。せいぜい鳩山が責任を全部おっ被せられて放り出されるのが関の山の気がする。

そうなるとUWFと同じで政党としての魅力は無い。またUWFは格闘技路線に転向して成功したが、民主党には論客が居ない。民放のバラエティレベルの論戦はできるが、NHKの政治討論番組などでは一般市民に簡単に論破されて黙っている。それどころか最近では執行部の前原(エハラ)らが出演して政権公約や消費税問題を語っているが、政府批判をしているだけ。(政権公約では党と政府は一体となり云々…とあったから、この時点で国民にウソを吐いている)プロレスで言えばSWS(メガネスーパーが参入したプロレス団体。選手間の軋轢とバブル崩壊もあり2年余りで空中分解)後に雨後の筍のように生まれた弱小団体の多くがエースが居ないまま潰れていったように簡単に潰れる。

ところで消費税増税について野田首相は「今年中に結論を出せ」と党に迫っている。どうせなら消費税、TPP、小沢など民主党に燻っている様々な問題を全部解決するために大晦日にバトル・ロワイヤルでもやって欲しい。当然、最後の1人まで殺しあってだ

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。