MiddleDayTripperの徒然記

気ままな中年オヤジの独り言

子供以下の言い訳と悪徳商人以下の往生際の悪さとアリバイに利用される被災地

2012-12-19 08:46:40 | 民主党、総身の知恵はたかが知れ

衆院選後初閣議 「逆風はね返せなかった」 閣僚、敗戦の弁 首相は陳謝(産経新聞) - goo ニュース

文科相「自爆テロ解散」
民主党が惨敗した衆院選後初めてとなる閣議が18日午前、首相官邸で開かれた。落選した樽床伸二総務相や藤村修官房長官ら8閣僚は敗戦の弁を改めて語った。田中真紀子文部科学相は「解散時期が適切ではなかった。独り善がりで周りの意見を聞かなかった」と述べ、野田佳彦首相を批判した。
8閣僚の落選は現行憲法下で最多。首相は閣議後の閣僚懇談会で「ご迷惑をお掛けした」と陳謝した。閣議後の会見では敗因などについての発言が相次いだ。
樽床氏は、民主党政権への自己採点を求められ「優・良・可・不可でいえば良の下くらい。こういう状況の中でよく乗り越えてきた」と語った。一方で、自身を含む民主党の敗因については「政権運営に(批判的な)意見があり、その逆風をはね返すことができなかった」と分析した。
藤村氏は「選挙結果を厳粛に受け止める」と答え、城島光力財務相は「民主党への信頼をどう取り戻すか考える必要がある」と強調。小平忠正国家公安委員長は「再起を目指し一丸となって選ばれた議員を中心に頑張ってほしい」と党再生にエールを送った。
一方、田中文科相は、解散直後の会見で「閣僚だから言わない」としていた解散の命名について、「自爆テロ解散」だったと明かした上で、「惨敗するだろうと思っていたが、その通りになった」と述べた。
民主党は、党代表選を22日に予定しているが、当選した玄葉光一郎外相は、自身の出馬について「今後は(地元の)福島の(被災)現場に出かけたい」と述べ、消極的な姿勢を示した。

「この桜吹雪がしかとお見通しなんでぇ!おう!木っ端ぁ~!!」

証人の事件関係者は「金さん…」と驚き、悪態を吐き騒いでいた悪人や悪徳商人が奉行遠山の刺青を見て絶句する。遊び人の金さんは北町奉行所の遠山だったのだ。時々悪徳商人に加担していた役人が遠山を襲撃しようとしるが、蹴り飛ばされるパターンが加わる場合もある。悪人達は観念してがっくりと肩を落とし、遠山は「打ち首獄門」や「終生遠島」の裁きを申し渡し、悪人は引っ立てられていく。

金曜日の未明にやっていた時代劇「遠山の金さん」のクライマックスシーンだ。

葵の御門の入った印籠を見て平伏す悪代官や悪徳商人だが、「お言葉ではございますが、ご老公さま…」と知らぬ存ぜぬをキメ込もうとするが、「そうは行かねぇぜ!」と登場した弥七や飛猿にお縄にした悪人たちや証文を突きつけられると、「恐れ入りました」と観念する。

こっちは平日の夕方に再放送している「水戸黄門」のクライマックスで、どちらも悪人達は最期は観念する。

観念しないのは「暴れん坊将軍」に出てくる悪代官だが、吉宗に斬りかかるものの最期は「成敗」されてしまう。

民主党議員の往生際の悪さは悪徳商人や悪代官の比ではない。

81年8月26日。中西監督(当時)の起用方法に不満を募らせていた阪神の江本投手が交代直後に「ベンチがアホやから野球がでけへん」と報道陣に発言した。翌27日に球団事務所に呼び出された江本氏は「発言は事実で責任は取る」とそのまま引退した。

政治家は政府や内閣をよく「全員野球」などと例える。首相が監督で閣僚や政務官は選手なのだろうが、民主党内閣の選手は敗戦要因を全て監督に押し付けているのだ。それを党(=球団)は何もしないのだ。

選挙後のワイドショーに辛うじて当選したバカツマやアズミが出ていたが、面白いやり取りがあった。選挙のドキュメントVTR後に司会者が「やはり選挙をするにはマイナス要因や負の遺産が多すぎた?」と聞いた。Vのラストは小選挙区で敗北して深夜になってようやく比例当選できたスッカラ管だった。司会者は鳩山がとっ散らかして、管がガタガタにした事を「マイナス」と言ったのに対しバカツマは「ええ。やはり自公政権の負の遺産が…」と返していた。思えば政権交代直後からマヌケの作成した政権公約【ニフェスト】が実行できない度に「自公政権の負の遺産」を言い訳にしてきた。地元で出馬して落選した民主党議員の街頭演説を聞いた。彼は「原発も社会保障も、とにかく永年の自民党政権の負の遺産が多過ぎました。総理が消費増税をせざるを得なかったのも自公の責任です!」と話していたが、子供の言い訳以下で呆れてモノも言えなかった。

また選挙の投票率の話題では「今の選挙制度に問題があり、その問題点が民主党に直撃した」と言っていたが、この選挙制度は20年前のマイン・フューラーの忘れ物で、民主党の責任でもあるのだ。

マヌケ民主党では野ダメが代表を辞任するため後任の代表を決める選挙が行なわれるそうだ。衆院の残存議員より数が多い参院が主導して元祖:路チューを担ぎ出すらしい。この対抗馬に目される玄葉は「被災地と向き合いたい」と言い出した。

どこかで聞いた言葉だ。元祖:路チューが9月の代表選に担ぎ出されようとした時に「原発事故の処理が終わっていない」と口実を作って辞退したが、野ダメが再選され政調会長のポストを打診されるとサッサと就任した。自分の保身のために困窮する人をダシに使っただけだ。同じ民主党にいるのだから玄葉の魂胆も同じだろう。 

ちなみに3年前に野党に転落した自民党でも選挙直後の国会での首班指名を巡って揉めた。怒号が飛び交う中で両院議員総会長だった若林氏に決まったが、その時に責任を取って辞任した麻生氏から「本人の希望も聞いてやれよ!」と声がかかると場内はウケていた。その様子はまるでダチョウ倶楽部と出川哲郎のケンカコントのようだった。総裁に就任したガッキーは野党にも関わらず、持ち前のストロングスタイルを貫いた。

自分の失敗を認めず、社会や他人の所為にする。こんな政党は来年の参院選で残党狩りをして完全に解体して、所属した議員経験者と家族の公民権は永久停止すべきだ。

 


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