めいすいの写真日記

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マリインスキー・バレエ 「ドン・キホーテ」

2021-07-24 | オペラ・バレエ

                                   BSプレミアム 2021/7/19

  スペインの作家セルバンテスの「ドン・キホーテ」が原作であるが、バルセロナの町の人気娘キトリとバジルの恋を
物語とした古典バレエとなっている。明るく、陽気な雰囲気が飛び出してくるようなエネルギッシュでバラエティに
富んだ作品である。最近、人気が高まっている演目である。

【元振付】  マリウス・プティバ
 【改訂振付】 アレクサンドル・ゴルスキー
 【追加振付】   ニーナ・アニシモワ
        フョードル・ロプロフ
 【音楽】   ルドヴィク・ミンクス
 【舞台美術】  アレクサンドル・ゴロヴィン
 【衣装】    コンスタンティン・ゴロヴィン
 【出演】
 キトリ(宿屋の娘)・・・ヴィクトリア・テリョーシキナ
 バジル(キトリの恋人)・・・キム・キミン
 ドン・キホーテ・・・ソスラン・クラエフ
 サンチョパンサ(ドン・キホーテの従者)
 ロレンツォ(キトリの父)ニコライ・ナウモフ
 ガマーシュ(裕福な貴族)・・・ドミートリ・ブハチョフ
 エスパーダ(人気の闘牛士)・・・ロマン・ベリャコフ
 メルセデス・・・ オリガ・ベルク
 森の女王・・・マリア・ホーレワ
 キューピッド・・・タマラ・ギマディエワ
 ヴァリエーション・・・レナータ・シャキロワ

 マリインスキー劇場バレエ団 ワガノフ・バレエ学校

  【プロローグ】 

 

 老騎士ドン・キホーテは騎士道物語を読みふけり従者サンチョ・パンサとともに冒険を求めて旅立つ

【第1幕】 

 舞台はスペイン・バルセロナ、町で人気者の宿屋の看板娘キトリとバジルは恋人同士。
 父は貧しい恋人パジルとの結婚を許さない。
一方、キトリはお金持ち求婚者に興味を示さない。町の人で賑わう広場にドン・ホーテが現れる。

恋人の同士のキトリとバジル

人気闘牛士エスパーダと闘牛士たちの踊り

ドン・キホーテと従者サンチョ・パンサが現れる。

第2幕】 
 結婚の許しが得られなかったキトリとバジルは父ロレンツォから逃げ、ロマノ野営地に迷い込む。

 ロマの踊り

 キトリの美しさに魅了され彼女こそ憧れの姫だと信じるドン・キホーテもやって来る。

 ロマの歓迎を受ける中 ドン・キホーテは風車を邪悪な魔術師と思い込み闘いに臨む。

ドン・キホーテは深い眠りに落ち、美しい森の王国の夢を見る。そこには憧れの姫の姿をしたキトリがいる。

  中央キトリと右キューピッドの踊り

 森の女王の踊り

 夢から覚めたドン・キホーテは父からキトリたちを逃がそうと試みるが・・・

【第3幕】

バルセロナの町に着いたキトリとバジル

結婚の許しが欲しいバジルは、ひと芝居うつ

キトリはドン・キホーテに、父への説得を懇願する。

アジア人の踊り、追加振付ということである。

 

【 キトリとバジルはめでたく結婚

キトリとバジルの結婚の踊りが始まる

バリエーションの踊り

キトリとバジルの結婚を喜ぶパ・ド・ドゥ

舞台の最後に登場したキトリの32回転?ルッツ!
鉄壁なテクニックとダイナミックな技で踊り続けてきたキトリが最後の最後に魅せた扇子を手に持ったルッツ。

そのスタミナについては驚きとしか言いようがありません。

ドンキホーテたちは、キトリとバジルに別れを告げ、新たな冒険に旅立つ。

【感想】

 古典バレエを得意とするロシア・サンクトペテルブルクのマリインスキー・バレエ団。美しさと優雅さを見ることが出来た森の王国は
伝統が良く生かされたシーンであった。
 一方バルセロナの町の踊りはスペイン色の豊かで、リズムに富んだ陽気でエネルギッシュな雰囲気がキレのある踊りで表現されていた。
 マリインスキー・バレエ団が丹精込めて取り組んでいたように思う。



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2 コメント

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Unknown (ウララ洋之助)
2021-07-25 15:16:01
ランボルギーニにエスパーダという車がありますが、この闘牛士から来てるんでしょうかね?
返信する
エスパーダ (めいすい)
2021-07-26 16:02:56
ランポルギーにという車がスーパーカーということぐらいしか知りませんが、エスパーダが闘牛士ということは関係あるかも知れませんね。
返信する

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