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めいすいの写真日記

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赤城神社・・・総本社

2014-09-05 | 旅の写真

赤城神社(群馬県前橋市三夜沢町)は関東地方を中心に300社あるうちの総本社。杉の木立に囲まれたパワースポットです。

他の赤城神社と区別するために「三夜沢赤城神社」と呼ばれることもあります。
創建は崇神天皇(3世紀から4世紀頃)とされており、古代から信仰があったようです。
赤城山と水源である沼の神霊を自然崇拝の対象に、農耕の神、東国開拓の神々などを主祭神に祀っています

上野の勢多の赤城のからやしろ やまとにいかであとをたれけむ (金槐集・・・源実朝)

将軍を初め武将達が崇敬し、一般の人の信仰も集めてきました。

手水場(ちょうずば)の後には、うっそうとした森を背景に、神池が拡がっています。

神池には、大きな鯉が泳いでてました。

拝殿。通常はここまで、その先の中門、金堂には社務所で参拝を願い出てもお参りできません。

なおこの日は雨でしたが、ここから鳥居に向いて先を眺めると、ちょうど富士山が見えるようになっているとのことです。

境内には樹齢300年以上の杉の巨木があり、最も太い杉は1000年以上もあり県の天然記念物になっています。苔むして時代を感じさせます。

神楽殿。毎年5月5日には市の重要無形民俗文化財に指定されている太々神楽が奉納され、境内(手前の広場)では奉納武道大会
開催されます。

太ゝ神楽の奉納。前橋市のホームページより。

奉納武道大会。前橋市のホームページより。

階段を上り坂道があって、上っていくと中門金堂を眺める位置に行くことは出来ます。

中門の前に3本あるのは県指定天然記念物「たわら杉」となっています。奥の本殿の中には宮司のみが入れるのだとか。

参道の松並木は慶長17年(1612年)に大前田村河東の彦兵衛が寄進したと言われ、3.2Kmの間にアカマツ、クロマツが約1200本

植えられています。また山つつじも植えられ春には開花します。この松並木は、その長さが日本一ということです。

これらは、県道16号線の東側の遊歩道として群馬県の自然環境保全地域になっています。


秘湯・・・滝沢温泉「滝沢館」(2) 夕食

2014-09-04 | 旅の写真

夕食は、地元の旬の食材を味わえるもので、派手ではないですが好感が持てました。
右はじの食前酒は、碇草(しかりそう)の酒とのこと。調べてみたら碇草は昔から強壮、強精の薬草として知られているらしい。
刺身は、ます(赤城ます太郎という改良品種で1mにもなるという)と鯉のあらい。

お酒は、赤城山麓の温泉宿にふさわしい地酒の「赤城山」を飲むことにしました。

精進揚げは、タラの芽の花、イタドリ(茶)、ネリモノ(赤)、いわたばこ(山菜としては希少種らしい)

岩魚(いわな)の塩焼き。宿の傍を流れる渓流に岩魚も山女魚(やまめ)もいるのだけれど穫るのは難しく、養殖物ということです。
別料金で850円でした。

このあたりは、豚の名産地ということで、豚の陶板焼きが出ました。

古代米のご飯と味噌汁とお新香。

群馬名物の「おやき」。

デザートは「あんころ餅」と「杏仁豆腐」


秘湯・・・滝沢温泉「滝沢館」(1)

2014-09-03 | 旅の写真

前橋民公会堂で行われたコンサートの後、赤城山麓にある”秘湯” 「滝沢温泉 滝沢館」(群馬県前橋市粕川町室沢滝沢241
TEL 027-283-5711)を訪れました。前橋駅から車で40分ほどかかりました。新館は一人、1万1000円でリーズナブルです。

この温泉旅館は全国に185軒(2006年)ある「日本秘湯を守る会」の会員になっています。
山の中の一軒家で静かなたたずまいです。訪れた日は私達以外は中年女性3人組だけで、とても静かでした。

ロビーは地味ですが、雰囲気が出ていました。左手奥から露天風呂に降りていきます。

露天風呂は渓流のすく側にあります。渓流にはイワナやヤマメが放流されているとのこと。
しかし釣り人には、見えているのに釣れないといわれるらしい。

虫(ブヨなど)が出るということでカヤが吊ってありました。しかし、着いてすぐ、夕食後、朝と3回入りましたが、
虫には出会いませんでした。夏場に比べて気温が下がったからかも知れません。


南部アフリカの旅(10)・・・ヴィクトリアの滝

2014-07-07 | 旅の写真

最初は、ジンバブエ側から、滝を見ます。ザンビアへ出入国を行い、再びザンビア側から滝の上流部などを見て、その後ヘリで上空から滝の全貌を見ます。

写真は、ジンバブエ側からの入口。

  今日はいよいよヴィクトリアの滝の見学の日となりました。バスでホテルを出発しましたが滝はすぐ近くにあります。
  ヴィクトリアの滝は、1989年に世界遺産(自然遺産)となっています。
  水量の多い時は、1分間に5億リットルの水が゜落下。巨大な水煙が巻き上がり、その姿を覆い隠します。
  幅1700メートル、落差110mの滝の全貌は、水量の少なくなる10月頃しか見られません。

  滝の名前ですが、昔、この辺りに住んでいたコロロ族は「Mosi-oa-Tunya(モシ・オア・トーニャ)・・・雷鳴の轟く水煙
  と呼んでいて、今もジンバブエ側は、ictoria Falls とMosi-oa-Tunyaとを併記しています。昔の名前の峰が特徴を捉えていると思います。

ジンバブエ側の滝の見学の始まりです。左に少し見えているのは Devil's Cataract (悪魔の滝)。
この奥、幅1700mに渡ってヴィクトリアの滝が続きます。

Devil's Cataract (悪魔の滝)。水量が多く、この滝だけでも十分な迫力はあります。

メインの滝も、水煙のため霞んで見えます。滝の落下地点の地質などは見られません。

カッパを着た一団は「雨の森」の中の滝に沿ってある遊歩道を進みます。サバンナ地帯でありながら、ここだけは、熱帯雨林の感じが良く出ています。

カッパを着て、ジンバブエ側とザンビア側、併せて4時間ほど歩きました。

滝の水煙による大雨の様子が、黒いカッパに写りました。小さな人が見える右前方は、危険地帯。霧の中を歩きすぎると滝に落ちてしまうようです。

いったん遊歩道を戻り、ジンパブエの入口前からバスに乗って、国境を越えてザンビア側へ行きます。滝のザンベジ川上流側の風景

その後は、東側の滝(Eastern cataract)へ。

ナイフの刃の橋(Knife Wedge Bridge)の付近の雨足は凄まじく、時間雨量20~30mmにも感じました。

  「霧の貴婦人」と呼ばれる「グラジオラス」が咲いていました。
  これらの花は、滝の周辺だけに咲き、周辺のサバンナ地帯では見ることが出来ません。

その後、ザンビア側の出発点に戻り、再び入国管理所を通過して、ヴィクトリア滝大橋を徒歩で渡り、ジンバブエ側に戻りました。
ヴィクトリア滝大橋からの風景。右に小さく「ナイフの刃の橋」

次にザンビアにあるヘリコプター場( The Zambezi Helicopter Company )から、ヘリに乗りました。虹色の水煙がヴィクトリアの滝のあるところ。

乗客5名乗りのヘリコブターには、樹種席に乗りました。

虹は、わずかな角度の差によって出ました。

ジンバブエ側の滝、左手前はDevil's Cataract (悪魔の滝)、そして右にメインの滝です。

メインの滝の状況。

ヴィクトリア滝大橋から右側側がザンビア共和国、左側がジンバブエ共和国。右に小さく「ナイフの刃の橋」

ジグザグのザンベジ川下流、かっての滝の後だと言います。

しゅうのへり無事、ヘリコプターからの上空見学が終わり、ザンベジ川右岸側にあるヘリポートに戻りました。
 左側に待ち合い所があります。

 くわしくは、「めいすいの海外旅日記・・・南部アフラリカ第8日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅(9)・・・チョベ国立公園のボート・サファリ

2014-06-30 | 旅の写真

昼食後、ロッジの船着き場からチョベ国立公園内を流れるチョベ川のボートサファリに出発しました。

きれいな蓮の花が咲いていると、ホッとします。

チョベ川はビィクトリアの滝のあるザンベジ川の支線ですが、乾期に入っていても水量があり、川幅もある大きな川です。

ボートサァファリの主役は、ワニです。このワニの大きさは3から4mほど。口を開いたまま、ほとんど動きません。死んでいるかと思うほど。
しかし、一端動き始めると素早い動きをします。そうでないと獲物は捕れないでしょう。
口を開いているのは、体温を下げるためだということです。 このようなワニを、今回のボートサファリでは大小3、4匹見かけました。

 ワニのいる近くを小猿が歩いていました。ワニに食べられる小猿は1年に何匹居るのでしょうか?

さすがに、バッファローは大丈夫でしょうが、それでも足をかじられ、川の中に引きづり込まれたら、危ないかも知れません。

ゾウが川の中州で、草を食べていました。川を泳いで横断し、中州の草を食べるようです。乾期が続くと陸地には、草がなくなるので
こうした、植物は貴重な食料となるはずです。

象は水浴びをするのが好きなようです。アフリカ象の本来の色は、こうした黒い色。体に砂をかけたりするので白っぽくなるのだとか。

 

ゾウの家族。120万頭の一部とはいえ、水辺には多くのゾウが集まっていました。

 

2時間ほどのボートサァファリから、もと来たロッジに戻ってきました。


南部アフリカの旅(8)・・・チョベ国立公園のサファリ・ドライブ

2014-06-27 | 旅の写真

チョベ国立公園への出発点でもある「チョベ マリーナロッジ」の玄関口。使用していたサファリカーはすべて新しい日産車でした。

サファリドライブとボートサファリでお世話になった「チョベ マリーナロッジ」。

外を見ると、ボートサファリの船着き場とチョベ川が見渡せます。

ロッジから、チョベ国立公園までは車で15分ほど。簡単な柵を抜けて、ゲームドライブに出発です。

チョベ国立公園はジンバブエやナミビアとの国境近く、ボツアナでも3番目に大きな動物保護区です。1万566㎢
( 日本で7番目の面積の県である岐阜県とほぼ同じ)の園内は、アフリカ大陸の動物密集地帯と言われています。

園内は舗装されていません。そのため、曲がりくねった悪路を走ることもあります。

 クーズー(kudu)。チョベ国立公園内に入ってから、初めて見かけた動物だったので感激しました。
 牡は体長190~250cm、体重190から350kgと大型です。皮はバックに、角は楽器に、肉食にしたり、用途が多い
 ので密猟者が絶えないといいます。サッカーのアフリカの応援団が使うブブゼラは、クーズーの角笛が起源だそうです。

クーズの雌と子供達も草を食んでいました。クーズは日本のどの動物園にも飼育されていないとのこと。

最初に目にした象。チョベ国立公園内には、なんと120万頭の象がいると言われています。まさに象のパラダイス。
若い象が水辺でハグをしているところ。お互いの親愛を確かめ合っているのだそうです。

チョベ川のほとりを歩く子象。迷子になってしまったようです。母親象を中心とするグループに入っていないと、ライオンなど
に狙われやすいと言います。

象の親子、余り近づくと雄の象が耳を広げて威嚇しながら近づいてきます。

 ライオンやヒョウなどの餌になりやすく、「マグドナルドのハンバーガー」ともいわれる、インパラの集団。
 でも、この周辺の国々には、マグドナルドは無いとのことです。

 手前はアフリカンハゲコウ。南アフリカ全域に生息。コウノトリ科の大型の鳥。水辺、内陸ともに活動します。

岡場で昼寝するカバ。

その先の、チョベ川にも多くのカバが水中で昼寝をしていました。

 公園内のイボイノシシには勢いがあり、もの凄いスピードで走りました。雑食性ですが、ライオンやヒョウやワニに狙われています。

 足を痛め、ビッコを引いていたバッフォロー。ライオンに襲われて傷ついたらしい。いずれもう一度ライオンに襲われて
 命を落とすだろうとのこと。痛々しいが自然の掟に従う意外にはないのでしょう。

ゲームドライブの休憩時間。だいぶ園内を走ったので水分が欲しくなりました。コーラ、ファンタなどの飲み物で休憩。

チャクマヒヒの群れ。ライオンやヒョウの住む地域では、厳しい日々を送らざるを得ないでしょう。
ヒヒの仲間で最大。顔が黒い。体長は 1m,体重は 50kgをこえます。ヒヒはとても知恵が発達しているようです。

 200mほど先に見つけることが出来たキリン。どうも無線連絡で、キリンのいる場所の連絡を受けたらしい。
 チョベ国立公園内では、初めて見かけたキリンでした。キリンをすぐ近くで見ることは今回は出来ませんでした。左の木の陰にもう一匹。

 これで、約2時間のゲームサファリは終わりました。 


南アフリカの旅(7)・・・ザンベジ川のサンセットクルーズ

2014-06-24 | 旅の写真

ザンベジ川サンセットクルーズの船着き場、船は午後4時に出航しました。船はまず下流に向かって船を進めます。

 空を見上げると、上空を気持ちよさそうにハンググライダーが飛んでいました。下流にはヴィクトリアの滝があるので、素晴らしい空間を
飛んでいることになります。

しばらく船上で、提供されたつまみを食べ、ビールを飲んでいると、突然、船の中で「象だ、象がいる!」 
この時はアフリカに来て、始めて見る象なので、船内は色めき立ちました。「どこ、どこ!」でも、見えたのは、お尻だけ。

 しばらくすると、木の陰に何頭か象がいるのが分かりました。動いています。船もゆっくりと川岸を動きます。
 そして、やっとアフリカ象らしい牙が見えました。

だいぶ下流に進んだところに、カバの群れが居ました。

 その少し先には、ヴィクトリアの滝の水煙が見えます。水煙には虹が架かっていました。位置的にはこうなっているのかと分かりました。
 今は水量が多いので、あまり先に進むと滝の中に一直線ともなりかねません。

今度は、また上流に向かっていきます。そろそろ、夕暮れが迫ってきました。サンセットツァーらしくなってきました。

再び「象だ。象が川を泳いでいる」、「あそこ、あそこ」との声。象は、鼻だけ出して泳ぐことが出来るようです。 まるで、ネッシーのようですね。

そして、サンセット。WBを工夫して赤を強調し、アフリカらしい雰囲気を出してみました。あの森には象やキリンがいるのだから。

 くわしくは、「めいすいの海外旅日記・・・第6日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅(6)・・・ライオンパーク

2014-06-23 | 旅の写真

南アフリカ共和国、ヨハネスブルグ中心部から北へ25Kmのところにある、ライオンパーク 

2012年にNewsweekによって”Top 100 Perfect Tourist Destinations in the World”に選ばれました。
ライオンが80頭もいるサファリパークは世界でも希で、ヨハネスブルグでもNo.1の観光名所となっています。

子ラインオンに触れることの出来るコーナーもありますが、大きくなった子ライオンはちょっと怖い。

ミアキャットはおりの中に飼われていました。

シマウマとインパラは草原のはるか彼方にいたので、望遠で撮りました。

キリンが園内で、すぐ近くまで来て愛嬌を振りまいていました。

その後、うしろのトラックに乗って、ライオンの放し飼いエリアを見て廻ることになりました。
80頭もいると、活動は夕方から朝方まで、昼間は寝ているとはいえ何時襲われても不思議はなく、金網が張ってあります。

 白ライオン。野生にも白ライオンがいるのですが、白くなるのは劣性遺伝なので非常に数が少ないとのこと。
 手塚治虫の「ジャングル大帝」のレオは白ライオンでした。

一匹の雌ライオンが、トラックの近くまで近づいてきました。金網が張ってあるとは言え、ちょつと緊張が走ります。

リカオン(wild dog )昼寝の真っ最中。こちらも夜行性。

 チータの活動するのは昼間。地上最速の動物で、時速60kmのスピードで走ることが出来ますが、その距離は400mほど。
 ライオンは雌ライオンを中心に何頭かでチームを組んで狩りをしますが、チータは単独のため、狩りは上手ではないとの
 ことです。目の縁が黒いのは昼間プレイするプロ野球選手と同様、太陽の反射を防ぎ見えやすくするため。
 頭数は1万頭を切ったこともあり、絶滅危惧種になっています。


南部アフリカの旅(5)・・・喜望峰とケープポイント

2014-06-21 | 旅の写真

 ヴァスコダ・ガマが大航海時代に「喜望峰」を経てインド洋に到達したのは歴史の教科書にも載る有名な話。この発見にポルトガル王が
 「CAPE OF GOOD HOPE 」と命名しました。日本では、本来は「希望峰」となるべきところを「喜望峰」と誤植してしまったとの話が
 あります。ただ、喜望峰が地図の上ではアフリカ大陸の南西端にあるわけではありません。ただ、ここにはバスで必ず訪れ、記念写真を撮
 ることになっているようです。

 「ケープポイント」はアフリカ大陸の南西部の最先端で、インド洋と大西洋が交差するところです。

 ケープポイントのケープルカー駅と売店。中央にケーブルカーが止まり線路も見えます。

 ケーブルカーに5分ほど乗り、さらに、そこから歩いて5分ほど上がりると旧灯台のある頂上に着きます。
 この灯台は高台にあるため、霧が出ると灯台の明かりが沖をいく船から見えないことがあり、何回も海難事故が発生しました。

そのため、新しい灯台がその先の岩山に建設されました。右斜面中央の白い屋根が新灯台。

ケープホープから見た喜望峰。白い砂浜はディーアス・ビーチ。こんなところで泳いでみたいですね。あまり沖には行けませんが・・・。

詳しくは「めいすいの海外旅日記・・・南部アフリカ第4日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅(4)・・・ドイカー島とボルダーズビーチ

2014-06-19 | 旅の写真

南アフリカ、ケープ地方の貴重な野生動物の生息地を2つ。

ドイカー島 (SEAL  ISLAND とも呼ばれる) はケープ半島の主要観光地のひとつ。南アフリカオットセーのサンクチュアリ。
船で、島の周辺を見て廻ります。島には上陸できません。季節によって変化がありますが、3000頭ほどいるとのことです。
他に、海鵜やカモメなどの海鳥が見られます。
南アフリカオットセーはアシカの一種。主食は魚、貝、タコなど。体長は、1.2m~3m。雄は雌より大きく300Kgまで
成長するようです。 時速17Kmで泳ぎます。主な敵はサメ、シャチ、人間。
オットセーは高価な毛皮や陰茎や睾丸が精力剤の漢方薬材料として珍重されたため乱獲により激減しました。
ここは喜望峰自然保護区となっていて、オットセーは保護されています。

水中で泳ぐオットセー。運が良いと近くに鯨やイルカが見られたりするようですが、今回は見られませんでした。

ボルダーズビーチはアフリカペンギンのサンクチュアリとなっています。この辺りは南緯34度付近。北緯34度でいうと和歌山県付近。
つまり、南極にはまだまだ遠い、温帯に住むペンギンです。ここには、3000羽のペンギンが生息しています。成鳥は65cmほど。
絶滅危惧種です。

子育て中のペンギンです。孵化して2~3週間くらいとのこと。

詳しくは、「めいすいの海外旅日記・・・第4日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅(3)・・・テーブルマウンテン

2014-06-17 | 旅の写真

 

南アフリカ、ケープタウンの街のシンポルであるテープルマウンテン。ナイフでそぎ落としたような平らな山が特徴です。
しかし、ケープタウンの雨期は4月から10月で、今の時期は天候が安定しません。
山の上に、白い雲が上手くかかるとテーブルクロスと言います。

この日、なんとか夕焼けが見れたので、3日目にしてやっと明日は頂上にケーブルカーで登れるかなと思いました。

翌日、朝早く向かうと、ケーブルカー麓駅に行くと晴れて、ケーブルカーは動いていて、乗ることが出来ました。
このケープルカーは床が少しづつ回転するため、景色が少しづつ動くという優れもの。5分で頂上に到着します。

すぐ側には、ライオンズヘッドという岩が見えました。

これが、テーブルマウンテンの模型。必ずしも、頂上が真っ平らというわけではありません。

1086mの山頂からは、東にケープタウンの街が、見渡せます。

さらに南を向くと、喜望峰やケープポイントが望めます。

西側には、大西洋が望めます。

小動物が登場しました。これはダシーというネズミの仲間です。

詳しくは、「めいすいの海外旅日記第4日」をご覧下さい。


南部アフリカの旅

2014-05-23 | 旅の写真

今日の午後、成田から南部アフリカの旅に出かけます。今回の旅の主な目的は、

1.ヴィクトリアの滝を見る。
    イグアス、ナイアガラと共に世界三大瀑布の一つ。3月から8月は最も水量が多く見頃。
  NHKのBSハイビジョンで、ビクトリアの滝は何度か見ているけれど、ヘリで上空を約15分飛ぶことになって
  います。
2.南アフリカの野生動物を見る。
  特に、ビッグファイブといわれる「水牛、象、ライオン、ヒョウ、サイ」が写真に撮れるかどうか。
  こちらも、4月~10月は乾期でサファリのベストシーズン。サファリルックの服装、300mm望遠で
  出来るだけ多くの写真を撮りたいと思います。

ガイドブックを見ながら、ただいま旅の予習中です。

南半球は、北半球の反対なのでこれから冬に入ります。ただ、ガイドブックの暖かい服装をという話と、
意外に熱いという添乗員さんの事前の電話の話で、スーツケースの衣料が多くなってしまいました。


銚子市・外川の風景

2014-05-12 | 旅の写真

外川は江戸時代初期に紀州の崎山治郎右衛門によって築かれた港町。外川沖はタイやヒラメの釣り場でもあります。

碁盤の目の街並は、すでに江戸時代に作られていました。

当時の石畳の道はコンクリートのブロックに変わりましたが、通りの名前の銘板が埋め込まれています。

港に至る道はかなりの急坂です。

朝ドラ「澪つくし」は外川がロケ地。主人公かをる(沢口靖子)の見合い話が進み、3日後に結納という時、異母姉妹で姉の律子が、恋人惣吉
の乗る利根川丸が遭難したというラジオの放送があった(実は律子の作り話)と、かをるに告げます。血相を変えて家を飛び出すかをる。
外川駅で降り、この急坂を駆け下りて浜に出るシーンが印象的です。

ちょっと、整備されていない横道がありました。

傾いている、かなり年代物の倉庫?が目にとまりました。

外川漁港、奥に「千騎ヶ岩」。 この岩は、源義経が千騎の兵をもって立て篭もったところから、この名が付いたといわれています。

外川港から市街へは登り道。

外川の街の商店街では目刺しを作っている家がありました。

榊原豆腐店(銚子市外川町2-10927、TEL0479-22-9557)は明治42年(1909年)創業の老舗店。

「一心通り」の起点にあります。普通の豆腐の他、「豆乳プリン」など各種豆腐を作っていました。
「豆乳プリン」は店先のベンチで食べられます。ほかに銚子電鉄で販売している豆乳ジェラートの豆乳を作っているとのこと。

「豆乳プリン」には、「藻塩にがり」を使用しているとの説明をしてくれました。

藻塩にがりは、ホンダワラという海藻を長時間煮詰めて採取されます。
ヨード分が多く、カルシウム・マグネシウム・カリウム・ミネラルが豊富です。
一般的なにがりに比べて、塩分濃度が低く、まろやかなうまみがあります。

「大納言豆乳プリン」は、250円。「黄な粉は細かく、喉に入った時むせやすいので注意して下さい」と言われました。
なかなかの味で、大納言(小豆)とともに食べると美味。でも黄な粉には、やはり、むせました。


外川駅と朝の連続テレビ小説「澪つくし」

2014-05-11 | 旅の写真

私が銚子市外川を今回、訪れることになったのは、時々参加するフォトスクールの撮影会が5月中旬に外川で行われることを知り、
それならば、すぐ近くの犬吠埼で一泊し、自分だけで、ゆっくりとカメラを持って訪ねて見ようと思ったためです。 

外川駅は、銚子電鉄で銚子駅から6kmほど。犬吠駅は隣の駅。外川は、もともとは銚子港として江戸の昔から栄えていました。
戦後しばらくしてから、銚子港は銚子市街の方が大きくなりました。
外川は今も漁港として残り、碁盤の目のような街並と、急な坂が独特な雰囲気を醸し出しています。

ところが、外川駅に着いてみると、ここが「澪つくし」のロケ地であったことが、思わぬ出来事となりました。

「澪つくし」は1985年(昭和60年)4月から10月に放映されたNHKの朝の連続テレビ小説。

大正末期から終戦後の昭和にかけての激動の時代、千葉・銚子の醤油醸造家を舞台に、旧家の娘・かをる(沢口靖子)と
網元の長男・惣吉(川野太郎)との純愛を軸に描かれたドラマ。フレッシュなコンビが大人気になりました。
今も「科捜研の女」などで活躍する、若き日の沢口靖子の美貌と可愛らしさは圧倒的です。
脚本:ジェームス三木。音楽:池辺晋一郎。他に桜田淳子、津川雅彦、加賀まりこ等が出演。

「澪つくし」の期間平均視聴率は44.3%、番組最高視聴率  55.3% で、それ以前に放映された「おしん」や「おはなはん」など、
には及びませんが、朝の連続テレビ小説で、それ以降の30年間に、この視聴率を超えたものはありません。
ここ10年ほど、どの番組も期間平均視聴率は、10%後半から20%前半となっています。

「澪つくし」が大ヒット作品となり、純愛ブームが巻き起こって、いかに国民が熱狂したかが、よく分かります。

駅には、撮影当時に使われていた電車がありました。

実は、この「澪つくし」の動画が、今日現在(2014年5月11日)、Yutube にスペシャル版が載っています。全5回で1回あたり1時間15分。
2013年の9月のアッフロード。

私は、このドラマを見た記憶があるのですが、ストーリーは殆ど記憶にありませんでした。銚子市・外川から帰った翌日にYutubeにあることを
知り、見始めたら、強く惹きつけられて、一気に全部を見てしまいました。
ちょっと恥ずかしいのですが、あまりの感動に涙を流してしまったことが何度もありました。
ただ、キャストが良かったのは言うまでもありませんが、その素晴らしさはジェームス三木の脚本によるところが多いと言えるでしょう。

番組の冒頭は、次のような語りから始まります。
「 恋は危険な訪問者である。人を傷つけ、鎖につなぎ、熱い涙を流させる。時には甘い顔をして 油断させ、突然、不幸の海に突き落とす。
しかし人は誰でも恋を待っている。恋に巡り会わない人生は、むなしく寂しい。」
この語りは初めは、ちょっと番組には不釣り合いの気がしたのですが、見終わった後は、「言い得て妙」と思いました。

外川の駅近く、外川の本通に面して「外川ミニ郷土資料館」がありました。「中に入ったら、声をかけて下さい」と書いてあったので
「お邪魔します」と言いました。そうしたら、女性の方が出てきて、外川の街の詳しい説明をしてくれました。


家康の利根川の東遷で銚子が河口になってから、岩盤の多い外川の周辺の海が絶好の漁場となった。
漁師は紀州(今の和歌山県など)から、すべて渡ってきて、漁で潤う豊かな街となった。


一方、醤油は関東にはなく、銚子の醤油も紀州の人が始めた。そして、高級品である醤油を将軍家に納めることになった。
その後は、日本軍の基地や御用邸などが出来て、銚子は大いに賑わう街となった。
しかし、太平洋戦争で犬吠埼の灯台を目指してアメリカの爆撃機がたびたび来襲、大空襲により銚子市街は焼け野原になってしまった。

こうした、漁港や醤油工場など、銚子市の時代背景を知ると、「澪つくし」のドラマが身近になります。
もちろん、かをるの夫となる網元の惣吉の家も、外川の地にあるという設定になっています。
実際に目にした君ヶ浜や犬吠埼の灯台、外川駅、外川の街並がドラマに出てくるので、さらに身近になりました。

また、醤油製造元の山兆の社長、坂東久兵衛(津川雅彦)の二号さんの娘である、古川かをるは、番組はじめでは銚子高等女学校の4年生。
入学が難しいため地元では超エリート。制服の袴の下に着いた白の三本線は、当時あこがれの的だったとのことです。

「澪つくし」についても、詳しく説明してくれました。スタッフが1年ほども外川に滞在していたそうです。
ロケの時のスナップ写真や解説本もあり、見せてもらいました。
「せつなく、かなしく・・・・・ 銚子を舞台に描く、鮮烈な愛のドラマ」と左側に書かれてあるのも、解説本にピッタリ。

解説本の中身、写真に写しただけで、この時はまだ、動画を見ていなかったので、本は読まなかったけれど
今なら、少々時間がかかっても、熟読させてもらったでしょう。

なお、「澪つくし」とは、小舟の航路を示し、座礁しないようにするための標識。
番組のラストシーンに近い場面で、惣吉がかをるに対して、「澪つくしのように、かをると子供達を身を尽くして守りたい」とプロボーズします。


銚子電鉄の犬吠駅と犬吠埼灯台

2014-05-11 | 旅の写真

ローカル線にもかかわらず銚子電鉄の犬吠駅は、近代的な駅となっています。近くに犬吠埼の灯台やマリンパーク、君ヶ浜の海水浴場
などがあり、観光地となっているからでしょう。中に入ると広いお土産品売り場があります。

手前「ぬれ煎餅」は、銚子電鉄が廃線の危機にあった時に、この煎餅を売って乗り越えた ”有名なお土産” です。
売り場では煎餅を焼いていて、醤油をつけて、暖かいまま食べることも出来ます。私も一つここで食べました。
奥にあるのは「ぬれ最中」、あんが別になっていて食べる時に電車の形をした最中の皮に詰めます。あんには醤油が少し入っています。
銚子は醤油の街ということだからでしょう。これが美味しさを引き出しています。あんが別になっているため、食べるとぱりぱりと食感が良い。
他に真ん中にある、「鰯とサンマの佃煮」を売っていたので買いました。営業努力をしている銚子電鉄にささやかながら協力しました。

犬吠駅のホームに止まる電車。

その後、犬吠埼灯台へ行きました。日本を代表する灯台で、「世界の灯台100選」、「日本の灯台50選」になっています。
入場終了時間の4時を少し過ぎていましたが、入れてもらえました。

入場券。右手に君ヶ浜が広がります。左手奥が止まった犬吠埼ホテル。

灯台の上からは眺めが良く、広い海が見渡せます。

眼下には、磯が広がります。銚子には利根川が流れ込むためプランクトンが多く、周辺はこうした岩場が続くため、好漁場になっています。

構内には「犬吠埼灯台資料展示館」があります。これは大型一等レンズ。犬吠埼灯台と同等のレンズで、沖の島灯台
(福岡県宗像市)で使われていたもの。高さ2.53m、直径3.03m、装置全体の高さ5.15m、レンズの重量2.65t。
レンズの全容を見れるのは全国でここだけと書いてありました。