今回はツアーで添乗員さんや現地日本語係員さんもいらっしゃったりしたのに加えて、英語で話しかけたら日本語で返されたりと覚束ない外国語を使うより日本語の方が通りが良かったりもしまして、中国語はもちろん、英語も殆ど使わないできてしまいました。それにしても、外国の観光地で働く方々の、この人は日本人だと見破る力は、恐ろしい物があります。台湾でも尽く日本人だとバレました。以前、外国駐在経験の多い方とこの話をした時は
「やっぱり日本人は小綺麗な格好をしているんですよね」
と教えていただき、確かに東京では地味な格好が外国では派手派手になるという印象を持った事もありますが、私が今まで行った国で、他のアジアの方々の綺麗な格好を拝見した事もあり、実際のところはどうなんでしょうといつも考えてしまいます。有名観光地の方は世界各国から来る人を相手にするのが仕事ですから、職業的勘が働くんでしょうか。日本の有名観光地、例えば浅草寺仲見世の店員さんは、来店したヨーロッパ風の方に
「サンキュー」
「ダンケシェーン」
「メルシー」
って言い分けてたりしてらっしゃるのかなあ、、、。
さて。
今まで色んな国に行って、日本人観光客の為に何かを用意しているという場に沢山遭遇しました(参考:パリで、プラハで、クアラルンプールで)。用意してくださる方々は、もちろん日本が好きで居てくださっている場合もあるでしょうけども、「良いお客だ」という事なんだとも思うわけなんです。なんだかんだ言って、まだ日本人は良いお客なんだと。マナー的な部分も、お金的な部分も。
九份(キュウフン、ジォウフェン)にも日本語の看板
以前どこかで、
「ある文化なり趣味なりをしている時は、その代表であると思って振る舞わなければならない」
という話を聞きまして、かなりその通りであると思ったのです。私はスポーティな自転車を嗜みますが、もし私が信号を無視したり歩道を高速で飛ばしたりしていたら、それを見た方は、
「酷い人間がいるな」
とは思わず、
「スポーツ自転車に乗るやつは総じて酷いな」
と思ってしまうでしょう。また、私はカメラを嗜みますが、もし私が盗撮紛いの行為をしていたら、私個人ではなくカメラ趣味全体が盗撮集団のように表現されるでしょう。そうしてそれら文化/趣味全体が社会から有形無形の圧迫を受けてしまうわけです。だからこそ、文化なり趣味なりをする時はその代表である気持ちを持ち、努めて良い行動をしなければならないと思っておるわけです。
旅行もそうなんじゃないかと、海外に行ったら日本代表の気概を持ち、なるべく良い客でありたいと思っておるわけです。マナー的な部分も、お金的な部分も。もちろん、バラ撒いてくりゃいいってわけじゃないですし、私はそもそもそんなお金持ってないですけども、出すべき時は出して、ダメな物にはちゃんと出さず、マナーは守り、その土地の文化は尊重して行きたいわけなのですよ。なるべく。出来る範囲で。
台湾は日本語の看板が多くて、空港の案内板やらお店のメニューやらはもちろんの事、鼎泰豐に至っては公式の看板に日本語で読み仮名が付いているくらいでした。日本から飛行機で3時間という近さ、東アジア外交関係上の近い遠い、経済での結びつき等々を鑑みると日本語の看板があってもおかしくないわけですが、そうだとしても、極東の島国にしかいない日本語話者の為に色々用意してくださっているというのは、嬉しいものですよ。
私が1人でコチョコチョやったって大勢に影響ない、、、なんて思っていてもグッと飲み込んで、なるべく、出来る範囲で良いお客であり続けて、世界の色んな観光地で日本語の看板が用意され続けるようにありたいものです。
それで、日本の文化に興味もってもらえて、新居昭乃さんのコンサートがどんどん開かれるようになってもらえると、私も海外に行く口実が出来てさらに嬉しく思います。
いじょうこれで台湾旅行のご報告を終わります。
「やっぱり日本人は小綺麗な格好をしているんですよね」
と教えていただき、確かに東京では地味な格好が外国では派手派手になるという印象を持った事もありますが、私が今まで行った国で、他のアジアの方々の綺麗な格好を拝見した事もあり、実際のところはどうなんでしょうといつも考えてしまいます。有名観光地の方は世界各国から来る人を相手にするのが仕事ですから、職業的勘が働くんでしょうか。日本の有名観光地、例えば浅草寺仲見世の店員さんは、来店したヨーロッパ風の方に
「サンキュー」
「ダンケシェーン」
「メルシー」
って言い分けてたりしてらっしゃるのかなあ、、、。
さて。
今まで色んな国に行って、日本人観光客の為に何かを用意しているという場に沢山遭遇しました(参考:パリで、プラハで、クアラルンプールで)。用意してくださる方々は、もちろん日本が好きで居てくださっている場合もあるでしょうけども、「良いお客だ」という事なんだとも思うわけなんです。なんだかんだ言って、まだ日本人は良いお客なんだと。マナー的な部分も、お金的な部分も。
九份(キュウフン、ジォウフェン)にも日本語の看板
以前どこかで、
「ある文化なり趣味なりをしている時は、その代表であると思って振る舞わなければならない」
という話を聞きまして、かなりその通りであると思ったのです。私はスポーティな自転車を嗜みますが、もし私が信号を無視したり歩道を高速で飛ばしたりしていたら、それを見た方は、
「酷い人間がいるな」
とは思わず、
「スポーツ自転車に乗るやつは総じて酷いな」
と思ってしまうでしょう。また、私はカメラを嗜みますが、もし私が盗撮紛いの行為をしていたら、私個人ではなくカメラ趣味全体が盗撮集団のように表現されるでしょう。そうしてそれら文化/趣味全体が社会から有形無形の圧迫を受けてしまうわけです。だからこそ、文化なり趣味なりをする時はその代表である気持ちを持ち、努めて良い行動をしなければならないと思っておるわけです。
旅行もそうなんじゃないかと、海外に行ったら日本代表の気概を持ち、なるべく良い客でありたいと思っておるわけです。マナー的な部分も、お金的な部分も。もちろん、バラ撒いてくりゃいいってわけじゃないですし、私はそもそもそんなお金持ってないですけども、出すべき時は出して、ダメな物にはちゃんと出さず、マナーは守り、その土地の文化は尊重して行きたいわけなのですよ。なるべく。出来る範囲で。
台湾は日本語の看板が多くて、空港の案内板やらお店のメニューやらはもちろんの事、鼎泰豐に至っては公式の看板に日本語で読み仮名が付いているくらいでした。日本から飛行機で3時間という近さ、東アジア外交関係上の近い遠い、経済での結びつき等々を鑑みると日本語の看板があってもおかしくないわけですが、そうだとしても、極東の島国にしかいない日本語話者の為に色々用意してくださっているというのは、嬉しいものですよ。
私が1人でコチョコチョやったって大勢に影響ない、、、なんて思っていてもグッと飲み込んで、なるべく、出来る範囲で良いお客であり続けて、世界の色んな観光地で日本語の看板が用意され続けるようにありたいものです。
それで、日本の文化に興味もってもらえて、新居昭乃さんのコンサートがどんどん開かれるようになってもらえると、私も海外に行く口実が出来てさらに嬉しく思います。
いじょうこれで台湾旅行のご報告を終わります。