カンガルー

2008-09-09 14:44:06 | 1歳の女の子
先日、行政主催の1歳児育児学級”カンガルルー”に参加してきました。

2日間に分けて両日とも保育つきで1日目は臨床心理士の先生のお話、2日目は絵本の読み聞かせについて専門の先生が話してくれました。


まず1日目の心理士の先生のお話は



①1才半を過ぎると 
         うちの子わがまま?かんしゃく持ち?偏食?よその子より言葉         
         が遅い?友達と遊べない?しつけはどうしたらうまくいくの?

など不安や疑問を持つのはどのお母さんも一緒。

わが子を信じることが大切!!!


②子育ての基本

食事と睡眠・生活リズムで身体を育て心を育て、言葉を育てる。

この時期にたくさん甘えて、お母さんに愛されているという安心感を持つことのできた子供は安心して社会生活に入っていくことができる。

言葉を育てるポイントは、こちらの言っている意味を理解しているか?
言葉は出なくてもジェスチャーで伝えようとしているか?


③しつけ

『100歩の階段も1歩から。小さな希望、小さな望み、小さな喜びを作る。可愛くば、3つ教えて、5つほめ、2つ叱って、良き子にせよ。元気な親になる』という言葉があるそうです。

ほめ方:その場ですぐほめる。心をこめて。
叱り方:その場ですぐ叱る。短く叱ってひとつのことだけを叱る。同じことをしたら毎回しかる。叱ったり叱らなかったりしない。


といったことを30分くらい聞いた後に5名くらいでグループワーク。

今困っていること、その対処方を各自トーク。

やはりこの月齢で多いのが『いやいや』の対処。

娘もうまくいかなかったり欲しいものを手にできないときは所かまわず床に寝そべって大声で駄々をこねます。

先生いわく一番いいのはそうなりそうな場所に行かない。

家でもそうなったら相手にしない。構うと余計に駄々をこねられる。ママが怒りたくなったらその場を離れる。

かえって相手にしない方がいいんですね。




そして2日目は絵本について

この日から私は絵本に対しての見方が変わりました。

娘には絵本を読むというより娘が持ってきた絵本を一緒に見て娘が指差した物の名前を言って終わる。ちょっとめんどくさーって思うときもしばしばでした。

子供から絵本を持ってくることはママと遊びを共有したい表れだそうです。
この気持ちは大事にしないとなー。

ファースト絵本は14センチくらいの厚い紙でできてる。これはあかちゃんの顔の大きさに合わせられていて嚙んでも破けないように厚く作られているんだそうです。

低月齢向けの絵本は見開きで話(犬の絵とワンワン)が終わり、その次のステップが次のページを見たくなるようなしかけ(かえるの絵の次のページをめくるとぴょーンと跳んでいる絵)でできている。

食べ物や乗り物、動物などの本を見せて子供の実体験を絵本で見たり絵本を見てから実体験させたり、絵本のいいところはテレビなどの受動的でないところ。ママと一緒に自分のペースで楽しめるところ。

こう文章で書くと???なかんじなんですが絵本ってすばらしい!って思えるお話をしてくれました。以降娘が持ってくる絵本は一緒に楽しんでます。




気になっていた娘との母子分離ですが

一日目、最初おお泣き、けっこう泣いて時々泣き止んで保育士さんと遊ぶ。

二日目、最初の数分間泣く、そのあとは自分から楽しそうに保育士さんと遊ぶ。

と娘も保育に慣れてくれました。



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2 コメント

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すごく勉強になる!! (aribo)
2008-09-10 18:28:24
子を持つお母さんにとってこういう行事は
ありがたいよね~~~
姪がやっぱりちょうどかんしゃくを起こす時期
らしく、自分の思いどうりにいかないともれなく怪獣に
なるよ(苦笑)

子育ては未知の世界だよね
でもそうやって子供から学んでお母さんも一緒に成長するんだろうね~~~
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ariboへ (miyu)
2008-09-12 14:42:35
そうだよね、行政側でこういった講座を開いてくれるとありがたいよね。

姪っこちゃんは娘と同じくらいだったよね?まさにその時期だ!第一の反抗期みたいなかんじだよ。まだ身体が小さいからいいけどね~。

未知の世界かー・・・確かに奥深いよね。育児書どおりにはいかないもんね。私もありべびのママだった頃はまた別の悩み抱えてたからね~。確かに自分も子供から学ばせてもらっているね。
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