175Rと130R

175Rと130Rの関係性を多角的に考察し、新しい日本のあり方を模索する。

「ラーメンの達人」への道・ふりだしに戻る

2005年01月29日 | Weblog
麺の達人を発見する前に、スープの達人、食べちゃいました。ゴメンナサイ。
目の前に食べ物があると、ついつい手を出してしまう性分が災いしました。

最近ちょっとばかり忙しいので、一段落したら再度、「ラーメンの達人」にチャレンジすると共に、クオリティが急激に低下しつつあるこのブログの、建て直しを図ろうと思ひます。

「ラーメンの達人」への道・折り返し地点

2005年01月28日 | Weblog
「明日にでも「ラーメンの達人」試作・試食実験に着手します」みたいなことを書いて、3日が経ちました。
実は、「スープの達人」は手元にあるのですが、「麺の達人」が見つからないのです。
近所のコンビニやスーパーの類をしらみつぶしに当たっているのですが、どういうわけか「麺の達人」を置いていない。
「日清 麺職人」ならわりとどこにでもいるんですが、職人と達人、どっちの方がグレードが高いかを考えると、やはり断然「職人<達人」なわけでして、
何年かかってもいいから、麺の達人に出会えるまで頑張ろうの精神で、達人捜しを継続中なわけであります。
なので、皆さんには多大なるご迷惑をおかけしますが、もうしばらく、お待ちください。

映画館における尿意とのせめぎ合い

2005年01月27日 | Weblog
池袋に、新文芸坐という映画館があります。
www.shin-bungeiza.com

この映画館、スクリーンはひとつしかないし、最新作の上映もほとんどやってないんだけど、
期間ごとに、○○特集みたいな感じで、特定のコンセプトに基づいてセレクトされた過去の作品群を、上映したりしている。

たとえば今なら、「韓流シネマコレクション」っていうのをやっていて、
1日に2作品を、交互に2~3回上映。(入れ替え制ではないので、1枚のチケットで2作品とも観られるし、中には一日中入り浸っているホームレス風の人なんかも、いたりします。)
大体、日替わりでどんどん違う作品が登場するので、自分が観たい作品が上映される日にちをチェックして、観に行ったり行かなかったりできる。

ロードショー中に見逃してしまったちょっと前の作品なんかが、かなり高い確率でチョイスされていたりするので、個人的にはよく利用させてもらっていて、
3回券(ただし期間中限定)を買うと、3000円で6本の映画を観れてしまうという、映画好きの貧乏学生にとってはなんともありがたい、良心的な映画館であります。

そんなわけで今日も、『浮気な家族』という映画を観に行ったわけなのですが、
そこで、ちょっとした事件が起きました。
事件と言ってもそんなに大した事件ではなくて、
ただ、映画の最中に、トイレに行きたくなってしまっただけなんですが、
じゃあ行けばいいじゃない、トイレに行っちゃえばいいじゃない、トイレにイッチマイナァ!とおっしゃるあなたの気持ちもよく分かるのですが、

なにしろ映画を途切れることなく見続けたい!という欲求が強すぎて、僕は、トイレに行くという選択肢を拒否したんですな。
もう映画も後半だろ、我慢してるうちに終わるだろ、という慢心も、なかったとは言えません。

ところが、一向に終わる気配がない。
暗くて腕時計を見ることもできず、
「試合時間はあと何分ですか?ああやべぇ、マジ漏れそうです!もう限界です!先輩、自分ちょっと、トイレ行ってきます!」
「ちょっと待て!お前、この場面見逃したらホント意味ねぇよ!それでもいいの?お前がここまで積み重ねてきたものは何だったの?この映画が観たかったから今日ここまで来たんでしょ?お前の観たい気持ちって、その程度だったの?」
「・・・、分かったッス!自分、もうちょっとだけ頑張ってみるッス!っていうか、なんかもう・・・、漏れちゃっても構わないや!僕、今日ズボン黒ですし、映画館暗いから、きっと誰も気付かないッス!帰り道のことやなんかは、その時になってから考えるッス!とにかく、観るッス!それで漏らしちゃったら、それはもう、しょうがないッス!」
「いやいやいや!それは早まりすぎだから!白昼の放尿プレイだけは勘弁ですよ。っていうか、あんた何歳だよ?!とにかく耐えなさい!尿瓶やペットボトルの類があるならともかく、ないなら耐えなさい!客席が濡れ場になりました?そんな話、先生聞いたことないぞ!?」

そんなテンパった会話が、頭の中で5ターンくらい繰り返された後、とうとう、「あっ、これ以上はもうヤバイな。シャレにならんな。洪水警報。よし、席を立とう。席を立って、トイレへ行こう。アイワナビー・トイレット!」と思ったそのとき、
スクリーンの中で、濃厚なラブシーンが繰り広げられ始めたんですな。えぇ。
このとき頭をよぎったのが、「今ここで席を立ったら、何か別のことを我慢できなくなった男みたいに思われるんじゃないだろうか」という、かなーり余計な心配でした。
仮にそんな風に思われた日には、もはや席に戻ってきて映画の続きを観るなんていう芸当は、不可能であります。
「我慢するしかねぇ・・・」

『浮気な家族』は、そもそもが、ちょっとばかりエロチックな映画だったわけです。
クライマックス(尿意もMAX!)で、延々と続く情事。エロス。カオス。ドンタコス。
「神様、頼むから僕(と僕の下半身)に刺激を与えないでください!非常に危険な状態です!うーん、それにしてもこの主人公の女優、まさにフェロモンの塊であるなあ。演技もさることながら、スクリーン越しに伝わってくるフェロモンがまじヤバイ!・・・うわっ!まじヤバイ!まじヤバイ!もう出ちゃいそう!・・・えっ?ちがいますよ!小便ですよ小便!当たり前じゃないですか!小便ですよ小・・・小便出ちゃうのは当たり前じゃなぁぁぁい!」
っつって、もはや、自分が何に対してドキドキしているのか、何に対してハラハラしているのか、僕には分かりませんでしたが、
おかげさまで、ものすごい緊迫感と臨場感を味わいながら、映画を鑑賞することができました。

そして、エンドロールが流れ始めると同時に、僕の股間のあたりから、生温かい液体が流れ始めました。チャンチャン。
・・・っていうオチだと本当にうまい具合にまとまるんですが。
実際は、神懸り的な粘りと人の尊厳でもって、無事、エンドロール終了まで耐えぬくことに成功してしまいました。(奇跡!)

その後、トイレで満面の笑みを浮かべながら用を足して、まわりにいた人たちを引かせたことは言うまでもありませんが、
あの緊張感と、そこから解放されたときの喜びは、何にも代えがたいものでした。
皆さんも、機会があればぜひ一度お試しください。

非常に個人的な業務連絡なのですが、

2005年01月26日 | Weblog
先月、携帯電話のメールアドレスを変えた際、アドレス変更のメールを送ったんだけど「来てねーよ!知らねーよ!」っていうケースが、分かっているだけでも数件あったので、もしかしたら他にもそんなことが起きていたりいなかったりしていたらどうしよう、と不安に思って、夜も眠れません。
いや、夜は眠れるのですが、昼は眠れません。
夜眠るから昼眠れないのだ、という言い方もできるでしょう。
いずれにしても、眠っているときに見る夢は、カラーの人と白黒の人がいるみたいです。
そして僕の夢はカラーです。

「ラーメンの達人」への道・序章

2005年01月25日 | Weblog
日清食品のカップラーメンに、「麺の達人」というのがある。
麺の達人は、日清独自のノンフライ3層麺により、生めんの食感と風味を実現しています。
要は、麺にこだわった、麺自慢のカップメンということです。
実に素晴らしい心がけであると言えます。

ところが、
日清食品のカップラーメンには、「スープの達人」なんていう商品もあるんですね。
こうなってくると、「おたくの会社どうなってんの?!ちょっともう、バイト君じゃあ話にならないから、責任者の人呼んでくれる?」と、悪質なクレーマーばりに注文をつけたくなる消費者の方々が出てきても、おかしくはない。
同じ厨房に、麺の達人とスープの達人がいるなら、力をを合わせて、「ラーメンの達人」を作れよ、と。

そんなわけで、明日にでも、「ラーメンの達人」の試作・試食実験を行い、
その模様をブログでお届けしていきたいと思います。

日清食品・製品検索のページ

我が愛犬、パブロフ

2005年01月19日 | Weblog
もしも犬を飼うことになったら、どんな名前をつけようか。
飼う予定が全くないにも関わらず、たまに、歩きながらそんなことを考えたりします。
で、今日、ついに決定しました。
名前は「パブロフ」です。

「犬がエサを食べるときに必ずベルを鳴らし、それを続けた結果、エサがなくても、ベルが鳴ると犬はよだれを垂らすようになった」という、あの有名な実験「パブロフの犬」から採りました。

実験を行った博士の名前がパブロフだったのか、犬の名前がパブロフだったのか、忘れましたが、風刺が利いていて、間抜けで、それでいてなんとなく可愛げがあるあたりが、最大の決め手と言えるでしょう。

当初は、アイボ、犬山さん、猫、隊長、イヌイット、イヌ・オブ・ジョイトイ、イヌ・サイケデリコ、みたいなおふざけ路線で考えていたものの、あまりにも実用性がないことに気が付きました。
「犬山さん」なんて付けちゃった日には、うわべだけのよそよそしい関係になりそうだし、「隊長」に至っては、一生敬語で話し掛けることになりかねない。

そんなこんなで、ボブ、茶太郎、チャールズ、お松、茂吉、ハイジ、などなど、比較的ノーマルな路線で考えてみたものの、どうもピンと来る名前が浮かばない。
そんな時ふと思いついたのが、ほかでもない「パブロフ」だったわけです。

ちなみにパブロフは狂犬だ★

変態への道のり~カバンおじさん現る、の巻~

2005年01月17日 | Weblog
以前からなんとなく気になっていたカバンの持ち方がある。(※横の画像参照)
女性に多い。
男はこんなカバンの持ち方、ほとんどしないと思う。

この持ち方、見慣れてしまっているからか、ごく自然な動作の形のようにも思えるが、
よくよく考えてみると、常軌を逸しているとしか言いようがない。

何よりもまず、地球の重力に逆らっている。
あまりにもエキセントリックな、腕および腕筋の使いこなし。
ラクさで考えたら、普通に手で持ってブランブランさせた方が、断然省エネ。
にも関わらず皆さん、辛い顔ひとつせず、「オホッ、オホホホホッ、いやだわあ奥さん」っつって、優雅な笑みをたたえながら街を歩いていたりする。

正直、すごいことだと思う。
すげぇ。すげぇよ母ちゃん。
もちろん、カバンの中身が軽いというのもあるだろうけど、
それにしても、腕の形を保つだけで、相当の忍耐力と訓練が必要なはずである。
女の子は、いつのまにそんな技術をマスターしてしまうのか。

これから、街に出て聞き取り調査を行おうと思う。
手始めに、近所の公園で遊んでいる小さな女の子たちに聞いてみよう。
次は下校途中の小学生、その次は中学生。
で、きっと女子高生にたどり着く前に、僕は逮捕されますね。うん、間違いない。

好感度を上げるための回

2005年01月14日 | Weblog
アブノーマルなブログばかり書いていると、女性ウォッチャーの心が離れて行ってしまうばかりか、人間として引かれてしまうので、
たまにはキャッチーなネタ、タイムリーなトピックス、ポップなコーンで攻めることによって、
「ああなんだ、この子は、海でも陸でもどっちでも呼吸できる子なんだ」感をアピールしておこうと思う。

そんなわけで、今日紹介するスイーツのお店は、表参道にあるル・ボンというお店。
ここのアップルパイがとても美味しい。美味しいだけではない。リンゴの代わりに、なんとナスが使われているのである。・・・・・・、それアップルパイじゃないじゃん!

このお店のもう一つの人気メニューが、「ミス.キャロッツ」という、生の人参まるまる一本を、小ジャレた皿に置いただけの、シュールで斬新なアイデアメニュー。
夕方になると、この「ミス.キャロッツ」を求めて、店の前にはウサギの行列ができるという。

架空のお店と架空のメニューを紹介してしまいました。すいません。
スイーツの紹介なんてできませんから。できないなりにやろうとしてみた結果、ついつい嘘を書いてしまったわけです。
まあでも、仮に僕が急に、何の前フリもなく、ブログで延々とスイーツの紹介をし始めたら、それはそれでキモいのではないでしょうか。
・・・開き直っちゃったよ!

『桃太郎~若ハゲ版~』

2005年01月13日 | Weblog
昔々あるところに、テクノカットのおじいさんと、巨乳のおばあさんが住んでいました。
おじいさんは、山へ芝刈りに行ったっきり、帰ってくることはありませんでした。
おばあさんは、「比呂衛門さんなしの人生なんて、生きている意味がない!」と思ったので、迷わず川へ入水自殺しに行きました。
なんとも情熱的な熟年カップルの愛、これぞまさに真実の愛であります。

おばあさんの遺体は、どんぶらこ~どんぶらこ~と流されていきましたが、途中で、「タマちゃんを守る会」の人たちに、タマちゃんと勘違いされて、引き揚げられました。
でも、「タマちゃんを守る会」会員ナンバー04の篠田さん(36)が過ちに気付いて、「タマちゃんじゃなくない?」と言い出したのをきっかけに、「守る会」の中で意見が対立。
タマちゃん派の急先鋒・八木下さん(52)が、篠田さんのメガネをかち割ったのをきっかけに、巨乳のおばあさんをめぐる、血なまぐさい抗争が勃発した。(映画『仁義なき戦い・広島死闘編』参照)

結局2つの勢力は、おばあさんを分け合う形で合意。
で、まさにおばあさんを分けようと、結婚式における新郎新婦ケーキ入刀!みたいなノリで、篠田さんと八木下さんがおばあさんに入刀したその瞬間、おばあさんはパカッと真っ二つに割れて、「おぎゃはぎぃ!」と生まれたのが、オズワルド・フレデリックス・モモ太郎(19)。

モモ太郎は間違いなくイケメンだったし、事実、アルゼンチンに留学した際なんかは、「ミスター・アルゼンチン」の栄冠を手にしたほどの、世界標準のイケメンだった。
しかし、その後急激に髪の毛の本数が減少し、25歳になる頃には、代名詞が「イケメン」から「若ハゲ」に変わってしまっていた!
ナルシストだったモモ太郎(若ハゲ)は、今やコンプレックスの塊のような人間になってしまっていて、例えばテレビにコイズミ総理大臣なんかが映ると、「なんでオッサンなのにそない髪あんねん!中途ハンパな長さやなぁ。伸ばすんならちゃんと伸ばせやぁ」と、外国語なまりの関西弁で逆ギレした。

その頃にはすでに、篠田さんと八木下さんはよりを戻していて、なおかつ、結婚しちゃってた。
だから、篠田さんは、旧姓・篠田で、今は八木下さんが二人みたいな状況。年の差夫婦の誕生である。
2人は片手間にモモ太郎を育てた。
なにしろ19歳の状態から生まれてきてくれたおかげで、ほとんど手が掛からなかった。
でも、若ハゲになってからのモモ太郎は、家に引きこもりっきりで、ドメスティック・バイオレンスの兆候も見られ始めた。
旧姓・篠田さんと八木下さんは、手が付けられなくなる前に、と、「お前、鬼ヶ島行ってこいよ。お前がいると家の空気が腐るんだよ、この若ハゲがぁ」と、鬼のようなことを言って、モモ太郎を「心のリハビリセンター・コマネチの里」がある鬼ヶ島へと向かわせた。

旧姓・篠田さんは「これできび団子でも買いなさい」と、モモ太郎に1000円札を手渡した。
「アリガトウ」と、感情の糸がプッツリ切れた人形のような表情でお礼を言ったモモ太郎は、近所のダイエーで1パック250円のお徳用きび団子を買った後、急に涙した。
親代わりの八木下さんや旧姓・篠田さんとの別れが辛くて泣いたわけではない。
ダイエーで、大して美味しくもない安売り団子を、ここぞとばかりに買い込んでしまった自分が、なんだか惨めに思えてきて、泣かずにはいられなかったのである。

モモ太郎は、きび団子を、死にかけの野良犬にくれてやった。
野良犬は、「テメェみたいな若ハゲにクサレきび団子をめぐんでもらうほど、ミーはおちぶれちゃいねぇのさ…」と、ニヒルに(?)つぶやいた後、息をひきとった。
モモ太郎は感動した。そしてその誇り高き野良犬のために、墓を掘った。

次にモモ太郎が出会ったのは、猿だった。
ちょうど日光あたりを通った際、きび団子を入れていた袋を、猿たちに持ち逃げされたのだ。
日光では今、観光客に餌付けされて人を恐れなくなった猿たちが、逆に観光客を襲うというような被害が多発している。
そんな中、頑なに集団蛮行を拒否する一匹の猿Aが、モモ太郎の目に留まった。
猿Aは次第に、「みんなやったんだから、お前もやれよ」「お前だけ逃げるなんて、ありえねぇよ」というような感じに、周りの猿たちから小突かれ始めた。
その様子はあたかも、みんなで万引きすることによって薄っぺらな友情を確かめ合おうとする中学生のようだったが、猿Aは、それでも断固として自らの意志を貫いた。
とうとうまわりの猿たちはブチキレ、猿Aに対して、集団リンチを加え始めたので、モモ太郎は勇気をふり絞って、それを止めに入った。

「やめるんだ!やめましょう!やめてください!やめてみませんか?」
しかし猿たちは、そんな弱気な発言には聞く耳を持たず、結果、猿Aは撲殺された。
モモ太郎は泣き叫んだ。自分はなんて無力なんだ、と。
しかし、死ぬ間際、猿Aは確かにこう言ったのだ。
「モモ太郎さん、あんた、ハゲてるけど、すごくカッコいいよ。なんていうか、ダサカッコいい・・・いや、不気味カッコいいっていうか・・・、うーん違うなあ・・・、アッ!・・・若ハゲだよ!あんた、すごく若ハゲだよ!」
「・・・・・・。」モモ太郎は、少し考えた後、猿Aのお墓を作ってあげた。

次に出会ったキジは、ボランティアで鬼ヶ島までモモ太郎の船を誘導してくれたのだが、船が島に到着する直前に、ジョーズに食われました。
うかつな超低空飛行が招いた悲劇でした。


さて、鬼ヶ島に着いたモモ太郎は、「心のリハビリセンター・コマネチの里」が、薬物の投与によって患者を植物状態に追い込む、全くもって非人道的な施設であることを知った。
しかも、植物状態といってもただの植物状態ではなく、死ぬまで「コマネチ!コマネチ!」と一発ギャグを繰り出し続ける、悲惨な植物状態なのだ。
モモ太郎は、鬼ヶ島への旅が、八木下さんたちの陰謀であったことに、今ようやく気が付いた。

でも、ぶっちゃけ、モモ太郎は怖くはなかった。
「僕はもう、一人じゃないんだから!」
旅の途中で出会った野良犬、猿A、ボランティアのキジたちの姿が、モモ太郎にはハッキリと見えていた。
それだけではない。ヘビ、ブタ、カエル、コブラ、チンパンジー、魚、バンビ、すっぽん、佐々木さん、などなど、ありとあらゆる動物たちの姿、森羅万象が、モモ太郎には見えていた。
「僕は、一人で生きてるわけじゃない!みんなと一緒に、生きているんだ!」

モモ太郎は次第に、動物たちの幻と、気さくに会話を交わすようになっていった。
そして気が付けば、若ハゲなど全く気にしない自分に、生まれ変わっていた。
「なりたい自分に、なれる!」
たくさんの仲間たち(の幻)を味方につけ、怖いものがなくなった(そして若干うざいセリフを吐くようになった)モモ太郎は、コマネチの里の悪徳職員たちを、「この鬼畜どもがぁっ!」と相手の耳元でささやきながら、次々と暗殺した。
そして、100万から成るコマネチ型植物人間を解放し、彼らを引き連れて帰宅しました。

迫り来る若ハゲの恐怖

2005年01月12日 | Weblog
だいぶ前、「抜け毛の後退、生え際の増加」と題したブログで、抜け毛の増加と生え際の後退を懸念したことがあったが、
あれから約3ヶ月、やはり僕の生え際は後退していた。

鏡で生え際をチェックする度に(←この時点で何かが間違ってる)、「おかしい、絶対におかしい」とは思っていたのだが、そんな風に悠長に構えている場合ではなかった。
生え際は、ゆっくりと、しかし確実に変化を遂げていたのである。

友人に指摘されて初めて気付いた。
生え際が、勝手に、M字型(笑福亭鶴瓶型)になってるじゃねぇか!

原因は間違いなく、警備員のバイトでよく着用する、制帽。
めちゃくちゃキツイし蒸れるしで、我輩の頭髪および生え際に、甚大なる被害を与えていたのである。
我輩の生え際はMである。我輩もMである。

いやいやいや、そんな言葉遊びをしている場合ではない。
今すぐアデランスでヘアチェックをせねばならない。
若ハゲは、若ハゲだけはなんとしても阻止せねば。

おじさんのハゲなんて、若ハゲと比べたら、ウ○コみたいなもんです。
っていうくらい、若ハゲの殺傷能力は高い。

考えてみてほしい。
どんなにマジな顔をしていても、
どんなに感動的なことをしゃべっていても、
どんなに大きな仕事を成し遂げたとしても、
そいつが若ハゲだったら、100人中80人くらいが、思わず吹き出すはずだ。

で、デリカシーのある残りの20人くらいは、必死に何でもない風を装ってくれるんだけど、心の中では「えっ、でも若ハゲでしょ?」みたいなことを思っちゃって、そういうのが酒の席とかでポロッと出ちゃうに違いないのである。

「いや、私は絶対にそんなこと思わない!若ハゲだって個性です!」と、ハト胸を張って主張する御仁が仮にいたとしても、
昔話の『桃太郎』に、「桃太郎は、若ハゲでした。」の一文が入っていたら、
『浦島太郎』のオチが、「白髪のおじいさん」ではなく、「若ハゲのお兄さん」だったら、
やはり、失笑を禁じえないのではないだろうか。

今回は、迫り来る若ハゲの恐怖について、お話しました。