★はじめに★
このブログは、食事前のあなたにとって大変危険です。精神衛生に対する悪影響や、ただでさえ良くなかった気分を損なうおそれがありますので、読むタイミングには十分ご注意ください。
★前編★
以前からかなぁり気になっていたことがある。
トイレで用を足した後に手を洗うことの意義。
大きい方の時はなんとなく分かる気がする。
手とブツが、紙を中継して接触する可能性がなきにしもあらずだから。
問題は、小さい方のとき。
考えてみてほしい。男が放尿する際、果たして本当に手は汚れるだろうか?
まず、誤って手にかかってしまった場合。これは確かに汚い。
いくら「オシッコは汚くない!自分のオシッコを飲んで助かった遭難者もいるんだ!」みたいな美談を持ち出されても、(小便で)濡れた手で握手を求められたら、間違いなく拒否る。そいつがどんなにフレンドリーな笑顔でも。
しかし実際、誤って手にかかってしまうことなど、そうそうあるものではない。
ヘビとカエルの区別もつかない三歳児ならともかく、何千回、いや何万回もの放尿行為を経験している成人男性ともなれば、その技術は神の領域。とまではいかずとも、小便エキスパート、免許皆伝、最悪でもベテランの域には達しているはずである。
なにしろ、軸がブレないように手を添えるだけでいいのだから。
その昔、赤木キャプテンも言っていた。「左手は、添えるだけ」(漫画「スラムダンク」参照)
つまり、誤爆や誤射の可能性は極めて低いのである。
少なくとも、米軍のミサイルが一般市民の居住区を直撃する可能性や、北朝鮮のミサイルが東京にブッ込まれる可能性よりは低い。
ところが現実には、ほとんどの男が、誤爆や誤射とは無関係に、毎回手を洗っている(と思う)。
実はこの行為が命とり。自爆もいいところなのである。
★後編★
いいだろうか?
自分のモノがある程度清潔に保たれていさえすれば、小便後に手を洗う必要性は皆無だ。
仮に、汚さレベルの上限を10として、無事小便を終えたときの手の汚さを1としよう。
で、用を足し終えたあなた(汚さレベル1)は、水道の蛇口をひねり、手を洗う。
この時点では確かに、手はキレイになった。汚さレベル0。つまりはクリーンな状態。
しかし!次の瞬間、つまり水を止めるために蛇口をしめるその刹那、一連の手洗い行為は無に帰す。
なにしろ蛇口には、用を足し終えたあらゆるトイレ利用者、先達の手から放たれたばい菌が付着しているはず。
つまり、蛇口の汚さは常にMAX。レベル10なのである。
そんなこんなで、レベル1の小市民だったあなたは、手を洗ってしまったがために、一気にグレードアップ。
手を洗ってキレイになった気になってはいるが、実際には、クソ野郎もいいところなのである。
一方で、大きな用を足した後の、汚さMAXのクソ野郎が手を洗うのは、それなりに意義がある。
彼は、手洗いによって一時的に汚さを0まで低下させた後、蛇口をしめて再びレベル10に逆戻りする。
が、決してマイナってはいない。これ、重要。
こうやって考えてみると、手を洗うことによって心理的な浄化作用を得られるにしても、
たった1の汚さしか持ち合わせていないチンケな男が手を洗うには、あまりにもリスクが大きすぎる。
レベル1の小市民が、クソ野郎の汚さまで背負い込む必要が、どこにあるというのか!
以上のようなことから、自動の蛇口であるか、「手を洗った後蛇口をしめない」という反社会的行為を選択しない限り、まっとうな小便小僧が手を洗う理由はどこにもないと思われる。
が、習慣とはコワイもので、頭では「汚い!」と分かっていても、ついつい洗ってしまうし、たまに洗ってないオジサンを見ると、やっぱり「汚い!」と思ってしまう。
いやはや困ったものである。
このブログは、食事前のあなたにとって大変危険です。精神衛生に対する悪影響や、ただでさえ良くなかった気分を損なうおそれがありますので、読むタイミングには十分ご注意ください。
★前編★
以前からかなぁり気になっていたことがある。
トイレで用を足した後に手を洗うことの意義。
大きい方の時はなんとなく分かる気がする。
手とブツが、紙を中継して接触する可能性がなきにしもあらずだから。
問題は、小さい方のとき。
考えてみてほしい。男が放尿する際、果たして本当に手は汚れるだろうか?
まず、誤って手にかかってしまった場合。これは確かに汚い。
いくら「オシッコは汚くない!自分のオシッコを飲んで助かった遭難者もいるんだ!」みたいな美談を持ち出されても、(小便で)濡れた手で握手を求められたら、間違いなく拒否る。そいつがどんなにフレンドリーな笑顔でも。
しかし実際、誤って手にかかってしまうことなど、そうそうあるものではない。
ヘビとカエルの区別もつかない三歳児ならともかく、何千回、いや何万回もの放尿行為を経験している成人男性ともなれば、その技術は神の領域。とまではいかずとも、小便エキスパート、免許皆伝、最悪でもベテランの域には達しているはずである。
なにしろ、軸がブレないように手を添えるだけでいいのだから。
その昔、赤木キャプテンも言っていた。「左手は、添えるだけ」(漫画「スラムダンク」参照)
つまり、誤爆や誤射の可能性は極めて低いのである。
少なくとも、米軍のミサイルが一般市民の居住区を直撃する可能性や、北朝鮮のミサイルが東京にブッ込まれる可能性よりは低い。
ところが現実には、ほとんどの男が、誤爆や誤射とは無関係に、毎回手を洗っている(と思う)。
実はこの行為が命とり。自爆もいいところなのである。
★後編★
いいだろうか?
自分のモノがある程度清潔に保たれていさえすれば、小便後に手を洗う必要性は皆無だ。
仮に、汚さレベルの上限を10として、無事小便を終えたときの手の汚さを1としよう。
で、用を足し終えたあなた(汚さレベル1)は、水道の蛇口をひねり、手を洗う。
この時点では確かに、手はキレイになった。汚さレベル0。つまりはクリーンな状態。
しかし!次の瞬間、つまり水を止めるために蛇口をしめるその刹那、一連の手洗い行為は無に帰す。
なにしろ蛇口には、用を足し終えたあらゆるトイレ利用者、先達の手から放たれたばい菌が付着しているはず。
つまり、蛇口の汚さは常にMAX。レベル10なのである。
そんなこんなで、レベル1の小市民だったあなたは、手を洗ってしまったがために、一気にグレードアップ。
手を洗ってキレイになった気になってはいるが、実際には、クソ野郎もいいところなのである。
一方で、大きな用を足した後の、汚さMAXのクソ野郎が手を洗うのは、それなりに意義がある。
彼は、手洗いによって一時的に汚さを0まで低下させた後、蛇口をしめて再びレベル10に逆戻りする。
が、決してマイナってはいない。これ、重要。
こうやって考えてみると、手を洗うことによって心理的な浄化作用を得られるにしても、
たった1の汚さしか持ち合わせていないチンケな男が手を洗うには、あまりにもリスクが大きすぎる。
レベル1の小市民が、クソ野郎の汚さまで背負い込む必要が、どこにあるというのか!
以上のようなことから、自動の蛇口であるか、「手を洗った後蛇口をしめない」という反社会的行為を選択しない限り、まっとうな小便小僧が手を洗う理由はどこにもないと思われる。
が、習慣とはコワイもので、頭では「汚い!」と分かっていても、ついつい洗ってしまうし、たまに洗ってないオジサンを見ると、やっぱり「汚い!」と思ってしまう。
いやはや困ったものである。