175Rと130R

175Rと130Rの関係性を多角的に考察し、新しい日本のあり方を模索する。

いま、卒論を書いてます

2005年01月06日 | Weblog
タイトルは、映画『いま、会いにゆきます』に掛けてみましたが、ぜんぜん掛かってないし、その映画自体、全く興味がありません。
卒論の書きすぎでテンションがおかしくなっているわけです。

何を隠そう、卒論提出日まであと6日。ってことはあと5日で仕上げなきゃなんねぇのかよ!やべぇよ!なんて思いながら、ふと気が付いたことがある。
僕が書いているのは、卒業論文ではなく、卒業レポートだ。

文学部人文社会学科人間科学専攻という、「え?で、結局何を勉強する専攻なの?」と聞かれても誰も答えられないような僕の所属専攻では、いちおう、
・ゼミ生は、40000字の卒業論文を出す
・ゼミに所属していない僕は、10000字の卒業レポートを出す
ことになっている。

ただ、去年、聴講生として、今はなきゼミ(先生が研究休暇か何かで海外にイッチャッテル)で中途半端に勉強をしていた僕は、「自分、どうせならちゃんと書きたいんで。不器用ですから」と、高倉健よろしく硬派につぶやいて、誰にも求められてないのに、40000字のレポートを書こうとしている。
自己満足というのもあるが、今のうちに何かひとつの現象なり何なりをしっかり勉強しておくことによって、それが将来的に役に立ったり、使えたりするのではないかという下心もある。

いずれにしても、
「どうにかこうにか26000字までたどり着いたけど、40000字はちょっときついな。30000~35000字がいいところだよ。自分、ゼミ入ってたら卒業できてませんでした。まあでも、10000字でいいのに30000字も書いちゃうのは、ある意味キチガイじみてるよな。気狂いピエロだよ。いや、着ぐるみパンダだよ。」
というようなことを自分に言い聞かせて、40000字はあきらめ始めました。

ところが、字数なんかはいくらでも妥協できるが、内容には妥協できない。(不器用ですから)
書きたいことを、ちゃんと調べて、最低限納得できるレベルで一通り書き終わるには、ギリギリか、ちょっと時間が足りない。
だからこそこうして焦っているわけであるが、
まあでも、一日に書き進められる分量、頭がちゃんと回転してくれる時間というのは、個人の能力に応じて大体決まっていて、だから本当はもう、焦ってもしゃーないわけです。

ちなみに、何について書いているかというと、「ウソ」について書いている。
我ながらなかなかファンキーだと思う、出だしの部分を初公開。


基本的に我々は、人を信じながら生活している。
自分が母親の腹の中から生まれたことを覚えているわけでもないのに、自称・母親を自分の母親だと思っている。あるいは、街中で老人を見かけたとき、「若者が老人の扮装をしているのでは?」とは思わないし、路上を歩いていて、赤の他人がすれ違いざまに襲い掛かってくる、なんていうことも、通常は考えない。

ファンキーというより、もはや悪ふざけの領域である。