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みやけ司法書士・FP事務所のKOBE開業Diary 

神戸市北区で相続、成年後見、生前整理のご相談をお受けし、トータルで支援している司法書士、行政書士の事務所です。

親の気持ちに寄り添って

2025-03-17 10:00:00 | 生前整理・相続

こんにちは。

本日も、みやけ司法書士・FP事務所のブログにご訪問くださいまして、ありがとうございます。

当事務所のHPはこちら → https://www.miyake-hyogo.com/

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「親が、片付け(ものの処分)をしてくれないんです...。」

といったご相談をお受けすることがしばしばあります。

 

ご実家にお住いの高齢の親御さんが、

不要なもの、使わないものなどをため込んでしまい、

お子さんが処分するよう言っても、処分してくれない。

 

ものが多ければ、業者に処分を依頼するにしても余計な費用がかかりますし、

何かあったときに必要なものが見つからない可能性もあります。

また、床に、多くのものがおかれていると、

転倒したときにけがをするリスクもあることから、

お子さんの立場としては、

少しでも早く片付けに取りかかってほしいと思われるようです。

 

とはいえ、その家にお住まいなのは、お子さんではなく、親御さん。

お子さんが心配されるお気持ちは十分に理解できるのですが、

親御さんのお気持ちを無視するわけにはいきません。

 

そのようなとき、

「あなたが子供だったとき、親御さんから「片付けなさい」と言われて、どうでしたか?」

とお聞きするようにしています。

大抵の方が、不快な思いをされたり、反発したりされたようです。

「いやでしたよね。

でも、今、あなたがなさろうとしているのは、それと同じことなのではないですか?」

 

そうです。

大切なのは、ご本人のやる気や気持ちなのです。

年を重ねるにつれ、

何かをするのがおっくうになります。

 

ただでさえ、片付けは面倒なもの。

それなのに、体が以前のように動かなければ、

ものごとに対する気力も以前のように湧いてこなければ、

やりたくないのも当然なのだと思います。

 

ましては、家の中にあるものは、

愛着や思い出などでいっぱいなのかもしれません。

それを無視して、

使う、使わない

役に立つ、役に立たない

などの利用価値の視点で判断してしまうのはよくないのでは。

 

そこで、親御さんの気持ちに寄り添いながら、

あくまでも「片付けのお手伝いをする」といった立場で臨まれてはいかがでしょうか。

「今のままだと、転んだときに危ないから、一緒に片付けてみない?

私も手伝うよ。」

「久しぶりに昔の写真とか見たいから、一緒に整理してみようよ。」

 

Femke_PaxによるPixabayからの画像

 

親子であるがゆえに、逆に感情的になってしまうこともあるかと思います。

それでも、焦らず、一歩一歩進めていくことが大切なのだと思います。

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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 詳細は、みやけ司法書士・FP/行政書士事務所のHPまで

  https://www.miyake-hyogo.com/


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