こんにちは。
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前回は、遺品整理の際に問題となる点について、投稿させていただきました。
前回の投稿はこちら ↓↓↓
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今回は、生前整理と遺品整理の違いについて、考えてみたいと思います。
いきなりですが、
「生前整理」と「遺品整理」の違いは何だと思われますか?
前回も少し触れましたが、大きな違いは、
「生前に自分自身でするお片づけ」なのか、
「お亡くなりになった後に誰かにしてもらうお片づけ」なのかという点です。
もしかしたら、当たり前なのでは...と思われるかもしれません。
でも、そのことが大きな違いになるのです。
生前整理は、自分自身のためのお片づけだとお伝えしました。
これは、ご自身にもしものことがあったときに、
ご家族が困らないようにするためのものであることはもちろんですが、
ご自身が「これから先をより快適に生活するため」のお片づけでもあるのです。
自らの手で、
手元に置いておきたいもの、思い出のものなどを仕分けて、
不要になったものを手放すことで、
大切なものに囲まれて、生活することができます。
お部屋の至るところにものがあると、
つまずいたり、転倒したりする危険がありますし、
必要なものが見つからず、捜し物をしなくてはならないというストレスが生じます。
生前整理を進めていくことによって、
これからの人生が前向きになり、より快適に過ごすことができるのです。
一方、遺品整理はどうでしょうか。
遺品整理は、ものの所有者がお亡くなりになった後、
残されたご家族が、その方の遺品を整理する作業です。
前回お伝えしたとおり、
ご家族に精神的、金銭的、体力的、時間的なご負担をかけることになります。
遺品整理がきっかけで、
ご家族間でもめてしまったり、不仲になることも珍しくはありません。
ご自身が残したもののために、
大切なご家族が不仲になり、疎遠になってしまうなんて、悲しくないですか?
それよりは、
ご自身で生前整理をして、これからの人生をより良く過ごしていきたいと思いませんか?
自分の手で、お片づけを進めていくことは、
おっくうだったり、面倒だったり、なかなか気が乗らないかと思います。
また、頭では必要だと思っても、
生前整理をする時間がなかなか取れない方もいらっしゃると思います。
「自分では片付けができない。
自分が亡くなった後に、家族に荷物を処分してもらうから、それでいいよ。」
と、おっしゃる方がおられます。
でも、残されたご家族はそう簡単にお荷物を処分できるわけではないのです。
重要書類はないか、
他のご家族の希望はどうか、
遺品整理業者の費用負担はどうするのか...
などなど、問題点は多々あるのです。
少しでも、残されたご家族のご負担を減らすために、
そして、何よりも、
ご自身の残りの時間を、より良く安全に過ごすために、
自分の人生を、自分の手で締めくくるために、
生前整理を進めていっていただきたいと思います。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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