アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

分厚くて美味しい

2010-09-09 | 日記
毎日少しずつ楽しんでいます。
ショージ君の旅行鞄―東海林さだお自選 (文春文庫)
東海林 さだお
文藝春秋

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うんうん、そうそう、拍手!
みたいな気持ちで読んでいます。
活字中毒患者のモイラさんに「おもしろいから!」
とオススメいただいた1冊です。
海外から国内の旅日記が、スケールの大きいものからバス旅行まで
やることなすこと、あれこれの描写が愉快でたまらない。

ただ、ヒジョーに分厚い。


お弁当とこの本で、毎日の通勤カバンはズッシリです。
でも、離せません!

今年の読書の秋は「ショージ君」に染まる予感です


2枚歯下駄はスリル満点

2010-09-08 | キモノ
イボにもおじけず、履いています


この体を2枚の板切れで支えて歩く、
想像しただけで不安この上ない現実ですが、
歩いてみるとけっこうイケます。
恐怖の階段の昇り降りも、けっこうイケてます。
あるのか、下駄履きDNA。

ところが
寄る年並みには勝てずというか、根っからのガサツ丸出しの歩き方が
恐ろしい事件を起こすことになりかねない。

「転ぶ」「こける」またの名を「けつまずく」

大阪のお婆ちゃんだと、たまに「けっつりまずく」
なんてことを申します。

体が歯の位置を把握できていないので、
ほんの少しの段差で思わずひっかかる!

先日も、大阪駅で「ギャッ!」と叫んで5センチほど飛び上がりました。
工事中の床には「フェルト」様のものを貼ってあり、
数ミリか1~2センチの段差に下駄がひっかかりました。

もし着地に失敗していたら、顔面から落下して鼻血ブー、
そんなんなったら起き上がることもなく失神した振りをして
救急車で運んで欲しい・・・
と、お願いしておきます(誰に)

というわけで、2枚歯の下駄にはまだまだ修行が足りない身です
でも、
やっぱりいいなぁ~下駄

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帯留ビフォー

2010-09-07 | キモノ
暑いながらも、なんかこー、むずむずと手を動かしたい季節になってきました。
それは
手芸的な、なんかこー、編むとか描くとか作るとか。

でも、肩が凝る、坐骨神経痛くなる、肋間神経痛出る、、、
そこまで無理をする気はないけれど、
アリ並みの脳みそがアーティスティックな満足感を得るために
何かをしたくなる、そんなゲージツの秋になってきたわけです。

全然いらない帯留があったので、


皮をむいてみました。


和紙なのでカッターを使うと簡単にめくれる。

ここに何かを貼ってみましょう。
ところが
ネイル用のキラキラとかは引越しの時に捨ててしまった・・・

あんな小さい邪魔にならないものを、なんで捨てたのよ

と、今さら嘆いても仕方ありません。
捨てたい気持ちトップギア、ターボがかかってエンジンが火を噴く時は
判断力など存在しないのだから。
何か、腐らないものを貼り付けることにしましょう。
さて、アフターはあるのか!
と言いながら、実行するか否かは・・・アタフタあたふた・・・

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着物で茨木へお出かけ「アジアの旅と味 DejaVu」

2010-09-06 | キモノ
sumomoさんのお友達のお店へ集合しました。
場所はJR茨木から徒歩5分「アジアの旅と味 DejaVuさんです。


ベルさんと、お久しぶりのこけしさんもお会いできて良かったです。


エスニックなお料理は大好きだし、暑い季節には最高!


パクチー(香菜)も大好きなので、大満足


甘い、辛い、酸っぱいのが素材の旨味と相まって・・・


お腹いっぱいいただいて満面の笑みの図。
素敵なお店でした。


今日は謎の縮みと単の帯を着ました。
お昼の暑さに、何を着たらええのかわからなくなりました。


帯留めはブローチ。
この帯締めは、パイソンが貼ってあるお気に入りです


あいかわらず、地味路線に突入するのを阻止したいという「あがき」に
苦しむ着物コーデです



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魔法の水でイボ退治

2010-09-05 | 日記


アッハッハー。

足指のイボは、ずいぶん硬く黒くなってきました。
さる高貴なお方から「皮膚の病に効くのだ、使い給え」
と、やんごとなき温泉水をいただきました。


洗面器に入れて浸すと、あっという間に無くなってしまうし、
さぁどうしましょう。
熟考に熟考を重ねた結果が、これだ~1,2,3!


パクッてみました。アッハッハー。

おかげさまで、少しイジイジ痒くなってきました。
これはカサブタがはずれる感じに似ているので、
ひょっとしたら、ひょっとしますで!

しかし、あれだけ苦しんだイボとの別れを想像して
少し切ない気分になっているのです。
(ウソでっせ


しみじみと足袋を繕う

2010-09-04 | キモノ
私の夏用の麻足袋。


恥ずかしながら、麻はこれ1足しか持っていません。
洗ってもすぐに乾くので、必要ないからです。
ところが3年目になって、ついにほつけてきました。


底地も汚れが取れなくなってきたので、今年で履きつぶそう。
これではもう他所様のお座敷には上がれない。
でも最後にあがいてやる。

裏返してみると、破れているのは表の1枚だけの様子。


針仕事はどうも苦手なので、とりあえず「ミシンでたたく」
ような縫い方で、破れた箇所をちくちくしてみました。
縫っては戻り、また進み・・・。
こんな下手くそでも、縫い始めとお終いの糸の始末は考えました。
「玉」が足に当たって痛くなっては困るので、
あっちへ返し、こっちへ返してほつけないように
糸が抜けてこないように誤魔化します。


3ヵ所ありましたが、小さい破れなのですぐに出来上がり。


あと数回ぐらいなら、耐えてくれるでしょう。
夏の真昼間に着物で出かけるようになってから、いつも付き合ってくれた足袋ですが
こういう作業は、少しいじましい気持ちになったりするもんです。

奇しくも、今日の「ゲゲゲの女房」では
布美枝さんが靴下を繕っていました。
同じことしてはるわ~と、ちょっとなぐさめられた気分になりました




林家花丸・染雀・染弥兄弟会@繁昌亭

2010-09-03 | 日記
林家染丸トリビュートという副題のもと、お弟子さんの落語会がありました。
桃葉さんのお声かけで、
近くてもなかなか行かない天満天神繁昌亭へいそいそと。

待ち合わせは、舞台が好きなベルさんと。
さわやかな色合わせ、スレンダーな方はいいなぁ。
「長襦袢はやっぱり暑い」と言われてましたが億尾にも出さず涼やか。


わたしゃ帯に携帯電話をグサグサと差し込むもんだから、
気の毒なことに、ピンクの帯揚げが隠れちゃってます。

縮みのベルさんスラリ。夏着物の桃葉さんもスラリ。


私も落語は好きですが、噺家さんを覚えない、話を覚えない、
好きの度合いがええ加減なもんです。

しかし始まりますと、ぐいぐい引き込まれる。

・林家染雀 「天下一 浮かれの屑より」
・林家染弥 「猿後家」
・林家花丸 「三十石」

林家さんの方々、芸達者で素晴らしい。
そして最後の「三十石」は、ほんっとに素晴らしかった。
京都の伏見から大阪天満橋の八軒浜までの道中を
おもしろおかしく語るのでありますが、
聴いているうちに、一緒に三十石舟に乗っているような気分になってしまいました。

せめて装束だけでも着物であるがゆえに、
登場人物に紛れてもおかしくないような気になるんでしょうか。
なんて素敵な落語会だったんでしょう、桃葉さんに感謝!

終演後、汗だくの花丸さんと。ドキドキわくわく。


ちょいと落語に、着物で出かける、
自分たちの気持ちも普段と少し変えて、、、よろしいね。
そして
まだ暑いけれど、着物の方々は
真夏とは違う様子、秋への移り変わりを少しずつ工夫されていました。
色であったり、柄であったり。

林家花丸さんと、キモラクを楽しんだ皆さん(あたしゃ背後霊だよ)

(桃葉さん写真おおきにです)

バックシャンも個性が光ってます。


ほな、ここでお別れ。


またね、また会いましょう。




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しじら着物で繁昌亭へ

2010-09-02 | キモノ
夕方から落語です。
久しぶりの繁昌亭へは、やっぱり着物で行きたい。
軽くて透け感のないしじらは、まだまだ使えます。


本当は紫なんすけど、写真で出ないっすね。

襟元はレースっ気を出して。


本当は紫なんすけど、写真で(もぉええて)

今日の繁昌亭は、
桃葉さんにオススメいただいた落語会、
第一回 花丸・染雀・染弥 兄弟会~たっぷり染丸トリビュート~

これが期待以上に・・・ものすっごい・・・・・・・・続く!



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