アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

林家花丸・染雀・染弥兄弟会@繁昌亭

2010-09-03 | 日記
林家染丸トリビュートという副題のもと、お弟子さんの落語会がありました。
桃葉さんのお声かけで、
近くてもなかなか行かない天満天神繁昌亭へいそいそと。

待ち合わせは、舞台が好きなベルさんと。
さわやかな色合わせ、スレンダーな方はいいなぁ。
「長襦袢はやっぱり暑い」と言われてましたが億尾にも出さず涼やか。


わたしゃ帯に携帯電話をグサグサと差し込むもんだから、
気の毒なことに、ピンクの帯揚げが隠れちゃってます。

縮みのベルさんスラリ。夏着物の桃葉さんもスラリ。


私も落語は好きですが、噺家さんを覚えない、話を覚えない、
好きの度合いがええ加減なもんです。

しかし始まりますと、ぐいぐい引き込まれる。

・林家染雀 「天下一 浮かれの屑より」
・林家染弥 「猿後家」
・林家花丸 「三十石」

林家さんの方々、芸達者で素晴らしい。
そして最後の「三十石」は、ほんっとに素晴らしかった。
京都の伏見から大阪天満橋の八軒浜までの道中を
おもしろおかしく語るのでありますが、
聴いているうちに、一緒に三十石舟に乗っているような気分になってしまいました。

せめて装束だけでも着物であるがゆえに、
登場人物に紛れてもおかしくないような気になるんでしょうか。
なんて素敵な落語会だったんでしょう、桃葉さんに感謝!

終演後、汗だくの花丸さんと。ドキドキわくわく。


ちょいと落語に、着物で出かける、
自分たちの気持ちも普段と少し変えて、、、よろしいね。
そして
まだ暑いけれど、着物の方々は
真夏とは違う様子、秋への移り変わりを少しずつ工夫されていました。
色であったり、柄であったり。

林家花丸さんと、キモラクを楽しんだ皆さん(あたしゃ背後霊だよ)

(桃葉さん写真おおきにです)

バックシャンも個性が光ってます。


ほな、ここでお別れ。


またね、また会いましょう。




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