アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

2枚歯下駄はスリル満点

2010-09-08 | キモノ
イボにもおじけず、履いています


この体を2枚の板切れで支えて歩く、
想像しただけで不安この上ない現実ですが、
歩いてみるとけっこうイケます。
恐怖の階段の昇り降りも、けっこうイケてます。
あるのか、下駄履きDNA。

ところが
寄る年並みには勝てずというか、根っからのガサツ丸出しの歩き方が
恐ろしい事件を起こすことになりかねない。

「転ぶ」「こける」またの名を「けつまずく」

大阪のお婆ちゃんだと、たまに「けっつりまずく」
なんてことを申します。

体が歯の位置を把握できていないので、
ほんの少しの段差で思わずひっかかる!

先日も、大阪駅で「ギャッ!」と叫んで5センチほど飛び上がりました。
工事中の床には「フェルト」様のものを貼ってあり、
数ミリか1~2センチの段差に下駄がひっかかりました。

もし着地に失敗していたら、顔面から落下して鼻血ブー、
そんなんなったら起き上がることもなく失神した振りをして
救急車で運んで欲しい・・・
と、お願いしておきます(誰に)

というわけで、2枚歯の下駄にはまだまだ修行が足りない身です
でも、
やっぱりいいなぁ~下駄

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