アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

母が縫ってくれたウール着物

2012-11-29 | キモノ
大昔のアルバムを見つけました。
このウール着物は、しょっちゅう着ていたので覚えています!
頭に大きなアホの花が咲いてる
母が言うことには、自分のウール着物をほどいて縫い上げたそうです。
お針子で、芸能人の服も縫っていたと自慢する母ですから
こんなの朝飯前だったのかも知れません。

じんべさんのボタンのような飾りは、フエルトだったと思います。
色んな色使いで、とても気に入って触っていたのを思い出します。

父親に似ていると言われる次女が、私の子どもの頃の写真を見て
お母さんと私そっくりや!と喜んでいたのでヨカッタです、フフ。

プチ同窓会で大同窓会の相談

2012-11-26 | 日記
40歳になってから、5年に一度は大同窓会
という話になっている、中学校のプチ同窓会です。
参加できるかどうかわからない状況でしたが
なんとか滑り込むことが出来てよかったです。
この日は、幹事T君のお世話になりました。
「淀屋橋じゅうじろう」に集合です。
カジュアルだけど、一品はどれも美味しかった!

女子はみんなオシャレやなぁ。私は虫食われウールだぃ。
端っこにいたら、よけいに拡大する体。


これでも健康死んだん、もとい健康診断後に決行している炭水化物絶ちで
3kg減量しました。
この調子でもう少し減量出来たらいいのですが。
来年6月にほぼ決定した大同窓会、何着て行こうかな♪


また虫食いの穴!を埋める

2012-11-26 | キモノ
また見つけてしまいました。
きっと、どのウールかに住処があって居心地良かったんでしょう。
しかし腹が立つ。
うつぼフリマで格安のお下がりウール、着る機会がやっと来たのに。
こんなサイトを見つけたので、やってみました。

プロの方が紹介されているので、簡単そうに見えてとても難しい。
プロの技って本当に素晴らしい。
裏に補修シートをアイロンでくっつけて穴を綺麗に。
両面アイロンシートが見つからなかったので、片面です。
この補修シートは繊維が荒くて失敗。
白い糸が目立つったらありゃしない。


その白い糸を隠そうと努力したけど、こりゃダメだ、失敗。


時間がある時にやりなおしてみます。
肩線の後ろだったのですが、明るい電車でもコートで見えないし、
出かけるのは夜だったので、着てしまいました。ふんっ。

冬はムーミン

2012-11-24 | 読み物
近くで手芸屋さんとか百均とか行きたい、でも他にもお店を見たいし。
という時には、商店街へ行きます。
千林商店街へ行く時は、往路か復路のどちらかは森小路を通ります。
「Keats and Company」という古本と雑貨のお店に寄るためです。
この日はムーミンシリーズ文庫本が8冊置いてあったので、買ってしまいました。
小学生の頃に絵本をたくさん買ってもらったのですが、誰かにあげてしまったので。
これでしばらくはムーミン祭です。
お店は少しクリスマスの様相で、またゆっくり来たいと思いつつ商店街へ向かいました。

やっぱり安いなぁ、でも歩きなので持って帰られへんし、
家からもう少し近かったら良いんだけど。
勝手なことを思いながら歩くと、けっこうお腹も空いてきます。
京阪千林駅から遠ざかってしまったので、かどやで善哉を頂くことにしました。
よぉ流行ってました。
玄米のお餅で。


美味しいに決まってますやん
2時間半ほどウロウロしていました。




文楽どっぷり通し狂言「仮名手本忠臣蔵」

2012-11-21 | 日記
大阪日本橋「国立文楽劇場」仮名手本忠臣蔵の後半を見てきました。
4時半から9時までの長丁場、見知らぬおっちゃんに挟まれて
観たり寝たり見たり見たりの4時間半でした。

先月の座談会で、もっと拍手を!とのことでしたので
義太夫の笑いの芸、三味線のベンベンベンベンの繰り返し、
などの見せ場では、おっちゃん達を先導するように拍手してきました。

いくつもの小屋があった昔の話ですから現代のナマっちょろい話ではなく、
話が進むにつれ「えぇー!?」と思うようなからくりが出てきます。
忠義というか、男も女も命をかけて命を捨ててしまうのが美談。
死んでしまうか、はたと思いなおして生きる道を選ぶか、
ドラマチックさは命の在り方にかかっているんですね。

お尻痛いのは前半の部(5時間半)よりもマシではありましたが
次の日もなんだか・・・余韻が臀部に残ります。

何回か足を運ぶと、待ってました!という気持ちでお気に入りの技芸員さんを迎えます。
この日は嶋大夫さん呂勢大夫さんの義太夫が熱くて熱くて!
手に汗握ってしまいました。
それでも、舞台上に映し出される字幕を見ながら、舞台の人形を見ながらです。
人形も目が離せません。
蓑助さんはもとより、勘十郎さんはやはり大好きなのですが、
何が不思議って好きであっても目に入るのは人形なんですよね、当たり前なんですが。
手を入れている背中を見せての見返り姿なんぞは、本当に色っぽい。
隣のおっちゃんもオペラグラスで見たり、唄本を繰ったり。
そうなんです、けっこうやることがいっぱいで、もう大変。
25分の休憩には、せせこまい座席に居ながら膝の上にお弁当を広げて「いただきます」
それをかたずけたら「ご馳走さま」のあと、混む前にお手洗いも行きます。
その間、イヤホンガイドも聴きながら。
ですから、けっこうあっという間に過ぎていくのです。

てなわけで、長い長い忠臣蔵を堪能してきました。
お正月にはおめでたい三番叟が出されます、シャンシャンシャン。
行きたいなぁ。

京都の味とお土産など

2012-11-17 | 小唄
京都、出町柳には「出町ふたば」という有名な和菓子屋さんがあります。
伊勢丹などで買ったことはありますが、本店は行列が絶えないそうです。


豆餅が一番有名ですが、ほかにもたくさんの和菓子があって
あれもこれも欲しいところですが、
家族の人数が少ないことをうらめしく思いながら選びます。
お隣にはお漬物の西利があって、
こちらで目に付いたのがラブレのお漬物。
ヨーグルトだけじゃないんですね。生姜を買いました。

帰りに大極殿栖園「せいえん」で柿の琥珀流し。


大事に大事に食べて、満足なり。
お土産にすはま「まめまめ」を購入。娘が大喜びでつまんでいました。
キモノ割引で、うれしい美味しい。
と思っていたら案の定、帰りのおけいはんで食べ物の話になり、
seriさんと京橋京阪モール地下1階、たこ焼き「あすか」に立ち寄りました。
昔から変わらない、ソース無しの味付けたこ焼きです。


中身が殺人兵器のように熱々とろとろで、取り放題のガリで口を冷ましながら頂きます。
たまに食べたくなるシンプルなたこ焼きです。
さすがにお腹も膨れてしまい、これにて本日のご飯は終了しました。

西利でもきものパスポートで何かあるようですが
お店の方にもよるのでしょう、こちらから見せないともらえません。
ちゃんと事前にチェックしなきゃいけませんことよ。

南天の羽織と無地の紬

2012-11-15 | キモノ
何とは無しに「無地で行きましょか」
という話にまとまったので、京都へは色無地で。
と言っても、持っていません。
スモーキーな色が気に入って買ったものの、背中に一つ紋があるので
何となく普段に着られなかった紬を着ました。
帯は、西陣の袋帯。
たれが長くなってしまい、seriさんに会うなり短く直してもらいました(汗)


羽織は母の南天柄。
これも、季節が気になってなかなか着られず。
ようやく羽織ることが出来ました。


たまにはテーマを決めて集まるのも楽しいですね!
背が低いので、羽織はこれ以上長いとダラリンチョのような気がします。
ショルダーバッグお断り。


昭和のPTAみたい。

京都一乗寺「金福寺」で紅葉を

2012-11-13 | 日記
学生時代を京都で過ごされたsumomoさんが案内してくださったのは、
叡山電車で行く一乗寺から向かう「金福寺」というお寺でした。


秋の日差しを浴びてテクテク歩くこと15分~20分、
小さな庵に到着です。
こちらは芭蕉ゆかりのお寺でもあり、与謝蕪村のお墓もあります。
蕪村は私の居住地に近い都島界隈で生まれたとのことで、
ご縁を感じてしまいました。
嬉しいことに、きれいに紅葉していました♪


綺麗!


なぜか敬礼・・・


出迎えてくれた、三毛猫にゃ。


一緒に日向ぼっこしたいにゃ・・・


後ろ髪をひかれつつ、さいにゃら。


お仕事で参加できなかった琴さん
まことに残念でしたにゃ。

「京都へ紅葉狩り」まずはランチ

2012-11-12 | ご飯
もう古いお付き合いになります着物さくさくsumomoさんseriさんと3人で、
キモノで京都へ!決行です。

私は行けるのか?
晴れるのか?
2つの問題をクリアし、前日の雨もカラリと上がりましたので
淀屋橋から京阪特急に乗り込みました。

まず、出町柳でランチです。
sumomoさんが手配してくださったのは、フレンチの「epice」です。

エピス・・・えびす・・・

えべっさんが暖簾で笑っています。
素敵な町屋レストランでした。

ランチのコースをいただきました。
前菜。シュークリームみたいなのは濃厚チーズのフニャフニャうまうま。
奥の緑の下には鮪のタルタル。


香蘭社のおもしろい器には、色々な野菜の優しいポタージュ。


三角錐の底に余ったすくえないスープは、パンでほじほじ。

私はお魚で。お肉も選べます。


デザート追加でお願いします。


平日で人通りも少ないのに、常に満員でした。
だってこんなに素敵なお店。


奥の離れだったので正座が厳しかったです。
このまま昼寝出来たら幸せ・・・
という思いを振り切って、一乗寺を目指します!

食生活の見直し

2012-11-09 | 日記
10月に受けた健康診断の結果が出ました。
年齢的にコレステロールが高いのは諦めていましたが、
今回初めて、肝臓に関する数値が悪くなっていました。

確かに食生活は乱れていました。
家人が遅いので、ついつまんでしまう。
おやつを食べるのも日常的。
母が「お前太りすぎ」と言い出したのも、この秋になってから。
特にお腹周りは、自分でも胃だけじゃないなぁと思うほどでした。

最近では残念ながら「ご飯」を食べると胸焼けがひどいのです。
消化吸収が追いつかないという自覚症状がありました。
なので、今週の火曜日から白飯・パン抜きの食事を摂っています。
日本人なのに。日本に住んでるのに。

思っていたとおり、3日間でストンと1.5kg減量しました。
ほんの3日ですが、改善されたのは
・お通じが良くなってきた(まとまって排泄できるようになった)
・食後ムネヤケしない
・空腹時のお腹の音が小さくなった(今までは轟音!)

これこそ、ぬか喜びでしょうけれど、
自分の体に耳を傾けるのは大事だと痛感しています。
しかし無理なダイエットも非常に危険(する気なし)
今までより繊細に体の事を考える時期に入ったようです。
年取るって、やぁねぇ。
まぁこういう気持ちも長続きはしないと思いますが、生きている間にあと何食?
それを大事に考えなきゃいかんと、今は思っています。今だけね、きっと。