教材選択の悩み

　レッスンをしていると、
　ソルフェージュ的な問題ではなく
　年齢的なことでつまずくことが時々ある。

　ここ何度かのMちゃんのレッスンで
　そんなことを感じていたので、
　思い切って今までのテキストに
　少しレベルの簡単な、
　でもたぶん与えたら楽しいんじゃないかなという期待をこめて
　その案をお母様に打診してみた。

　と、その日の夜にいただいたのがこの写メール。

　《新しい本をもらったのが嬉しくて(進んだ気分)、
　2人でご褒美の寄り道アイスを食べて帰りました。

　『最近、トン○ソンが難しくてなかなか進まず…。
　　1曲が仕上がるまで大変で苦しんでいました。
　　楽しかった日々の練習も過酷な時間になりつつありました。

　　そんな時、今回の提案。

　　週に1回しか会わないのに、私が1週間てこずった所や
　　考えている事、私が言ってもダメで
　　先生から言って欲しいと思う事…
　　全てを絶妙なタイミングでフォローしてくださるんですよねー
　　もしかしたら心が読めるのか？と思ってしまう程です。（後略）』

　どんな風に持っていったらいいのか、
　私だっていつも試行錯誤。
　この方法が一番いいなんて自信はどこにもない。

　ただ、普段からコミュニケーションをとっていれば、
　その状況を比較的早い段階でこちらも察知することが出来る。

　（あ～よかったなぁ～）
　このメールをいただいて私もとっても幸せ気分になった。