【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

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まさか・・・のとき見えたこと

2008-07-27 22:05:31 | 子育て
都大会ベスト8をかけた試合に
ゼッケン13番の息子の姿はなかった。

 前日の、試合終了5分前というときのアクシデント。
 右手首の骨折。全治5週間。

 文字通り最後の試合だったはずなのに・・・・
 きっと無念だったことだろう。

 もしかしたら・・・という望みを賭けて、
 整形外科の先生にお願いしていた。
 もし、試合に出られたら
 今のギプスでは動くのが難しいので
 ソフトなギプスに替えて欲しいと。

 当然のことながら、先生は首を縦には振らなかった。
 サッカーという性質上、
 そうでなくても危険を伴うのに自殺行為だということ。
 もしものことがあったら 今度は手術になるかもしれないこと。

 けれど、息子の決意は固かった。
 親としてはただただ見守るしかなかった。
 《試合に出るのをやめて欲しい》とは言えなかった。
 息子の気持ちを見守ることしか出来ずただただ涙が流れた。

 その状態で監督のもとへ。

 結果的には、息子の危険も当然ながら、
 ギプスが相手に与える危険もあるということ。
 都大会レベルでは、
 ギプス装着の状態では出場は認められないこと。
 ギプスをはずして出場すれば出られないことはないが、
 そこまで危険を冒すことはないだろうとのことで
 試合出場は絶望的になった。 

 試合当日は、
 ベンチ入りする息子と、チームの勝利を願って応援に行った。

 息子がどんな気持ちで試合を見守っていたのか
 もちろん知ることは出来ない。

 ただ、この日も
 たくさんのチームメートに
 温かい声をたくさんかけてもらっていて嬉しそうにしていた光景を
 私はこれからも忘れることはないだろう。 

 たくさんの素敵なお友達に恵まれて本当によかったね!
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