一人十色

学研の「学習」と「科学」が来年３月で休刊だそうです。
（子どもの頃、買って欲しかったんだけど買ってもらえなかった思い出が…）

【雑誌、苦境一段と　学研が「科学」「学習」休刊】
　学研ホールディングスは３日、小学生向け学年別学習誌「科学」と「学習」の休刊を正式発表した。小学館も学習誌「小学五年生」「小学六年生」を2009年度末で休刊することを決定済み。両社とも創業以来の看板雑誌に幕を下ろす背景には、深刻化する出版不況と時代のニーズとのずれがある。

　「十人十色ではなく一人十色だ」。学研幹部は今の子ども事情をこう表する。ゲームやインターネットの普及で、子どもたちが求める情報が細分化。趣味の多様化も進み、男女を分けずに学年で分ける「学年別学習誌」はもはや、時代の変化に合致しない存在となっていた。
《NIKKET NETより》


よく時代を表す言葉として「一人十色」は使われます。
かつては「みんなと同じ」（十人一色）が「一人一人個性を」（十人十色）にかわり、今は、「一人十色」。

ゲームやインターネットの普及は私たちの働き方を変えました。十年前、一人一人の机にノートパソコンがあり、画面に向かって仕事をしている姿を想像できたでしょうか？
同じように子どもたちの環境も大きく変え、子どもたちも変えました。


そんな世代の若者が御社に入社してきています。
「そうなんだよね！」とため息をつかれている方もおられるかもしれませんね。

対応も常に見直し・点検をする必要がありますね。一度つくっておけばしばらくは大丈夫の時代ではなくなってきました。